有価証券報告書-第56期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/25 16:32
【資料】
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【項目】
135項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)財政状態の分析
① 資産
当連結会計年度の総資産は、前連結会計年度に比べ410,748百万円増加し、1,713,537百万円となりました。
流動資産は、たな卸資産が減少したものの、現金及び預金が増加したことにより、20,656百万円増加しました。
固定資産は、匿名組合六本木ヒルズ・フィナンシャルコープ(以下、「本匿名組合」という。)の連結等に伴い、有形固定資産が増加したことにより、390,092百万円増加しました。
② 負債
当連結会計年度の負債は、本匿名組合の連結等に伴い、長期借入金や繰延税金負債等が増加したことにより、前連結会計年度に比べ314,641百万円増加し、1,279,441百万円となりました。
③ 純資産
当連結会計年度の純資産は、平成25年7月29日付けで行われた第一種優先株式及び第二種優先株式の消却により資本金が35,000百万円、資本剰余金が75,000百万円それぞれ減少しましたが、当該消却と同日付で行われた第三種優先株式の発行により資本金及び資本剰余金がそれぞれ35,000百万円増加、また当期純利益の計上や為替換算調整勘定の増加等により、前連結会計年度に比べ96,107百万円増加し、434,095百万円となりました。
(2)経営成績の分析
① 営業収益
当連結会計年度の営業収益は、本匿名組合の連結や海外事業における「上海環球金融中心」の一部売却により、前連結会計年度に比べて16,559百万円増加し、265,020百万円(前連結会計年度比+6.7%)となりました。
② 営業利益
営業利益は、含み益の大きい物件の売却等により前連結会計年度に比べて15,412百万円増加し、57,458百万円(前連結会計年度比+36.7%)となりました。
③ 経常利益
経常利益は、本匿名組合の支払利息や優先株式の発行費用計上等により増益幅が縮小しましたが、営業利益と同様の理由から前連結会計年度に比べて6,820百万円増加し、45,921百万円(前連結会計年度比+17.4%)となりました。
④ 当期純利益
当期純利益は、本匿名組合の連結に伴い負ののれん発生益を計上したことにより、前連結会計年度に比べて126,577百万円増加し、141,049百万円(前連結会計年度比10倍)となりました。
※セグメントごとの業績概要については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」を参照ください。
(3)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。