有価証券報告書-第25期(2022/10/01-2023/09/30)

【提出】
2023/12/22 15:02
【資料】
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【項目】
159項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
当社の監査役会は常勤監査役1名(うち社外監査役1名)、非常勤監査役2名(うち社外監査役2名)の計3名で構成され、選任にあたってはコーポレート・ガバナンスの実効性を高めるため、取締役の職務の執行に対し、豊富な経験や見識を有する、中立的な立場で適切な意見具申を行える人格を重視いたしております。
社外監査役の吉田修平氏は、弁護士としての豊富な実務知識及びこれらに基づく専門的見地から、取締役会の意思決定の妥当性・適正性を確保するための助言・提言を行っております。社外監査役の長尾謙太氏は、公認会計士・税理士の資格を有しており、会計税務に関する専門的な知識と長年の企業監査において培った豊富な業務経験を踏まえ当社の経営において客観的な視点で経営を監視しております。弁護士・公認会計士・税理士の専門性を踏まえ、取締役会に対する忌憚のない質問、意見、指摘をしております。
監査役会は原則として月1回開催され、策定した監査計画に基づき、常勤監査役を中心として計画的かつ網羅的な日常業務の監査を実施しております。また、取締役会への出席のほか、当社の重要な会議に出席し必要に応じて意見陳述を行う等、常に取締役の業務執行を監視できる体制となっております。さらに、内部監査室や会計監査人等との連携を密に行い、監査の効率化や監査機能の向上並びに認識の共有化を強化することにより、企業統治における重要なチェック機能の役割を果たしております。
当社は、当事業年度において監査役会を11回開催しており、個々の監査役の出席状況は次のとおりであります。
氏 名開催回数出席回数
栁田 聡1111
吉田 修平1110
長尾 謙太1111

また、監査役会では、年間を通じ、次のような決議、報告がなされました。
決議事項・事業年度の監査役監査報告書の作成の件
・会計監査人の解任・不再任に関する議案の内容の件
・監査役監査の基本方針・基本計画の件
・監査役会規程、監査役監査基準及び内部統制システムに係る監査の実施基準の改定の件
・会計監査人の報酬等の決定に関する同意の件
報告事項監査役業務活動報告(主な報告内容:重要な会議への出席、決裁資料等重要書類の閲覧結果、会計監査人との連携、社内関係部門との連携)

なお、栁田聡氏は2023年12月22日付開催の定時株主総会終結の時をもって任期満了にて退任しております。
② 内部監査の状況
当社における内部監査は、代表取締役直轄の内部監査室(内部監査室長を含め1名)が、期首に立案した内部監査計画書等に基づき、法令、社内規程等にしたがって業務が行われているか、適正かつ効率的な業務が行われているかを監査し、内部監査の結果については、内部監査室長が毎月、代表取締役社長および常勤監査役に報告し、また半期毎に取締役会に報告する体制となっております。
内部監査室及び監査役、会計監査人は年間予定、監査報告等の定期的な打合せを含め、必要に応じ随時情報の交換を行うことで相互の連携を高めております。
③ 会計監査の状況
イ. 監査法人の名称
アスカ監査法人
ロ. 継続監査期間
2008年9月期以降
ハ. 業務を執行した公認会計士
指定社員 業務執行社員 若尾 典邦
指定社員 業務執行社員 今井 修二
なお、上記両名とも継続監査年数が7年以内であります。
ニ. 監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査に係る補助者は、公認会計士3名、その他6名であります。
ホ. 監査法人の選定方針と理由
会計監査人の選定については、公正妥当な監査の実施を目的とし、公益社団法人日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」などを参考に、品質管理、独立性の保持、監査体制、監査報酬の合理性及び妥当性などを確認し、実績等を踏まえたうえで、会計監査人を総合的に評価し、選定について判断しております。
当社は、会計監査人の職務の遂行に支障がある等の場合には、監査役会の決議により会計監査人の解任又は不再任を株主総会の会議の目的とすることといたします。
また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合には、監査役全員の合意に基づき、監査役会が会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。
ヘ. 監査役及び監査役会による監査法人の評価
会計監査人の評価については、公益社団法人日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役の実務指針」に基づき、監査役会において総合的に評価しております。
④ 監査報酬の内容等
イ. 監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬
(百万円)
非監査業務に
基づく報酬
(百万円)
監査証明業務に
基づく報酬
(百万円)
非監査業務に
基づく報酬
(百万円)
提出会社23-23-
連結子会社45---
68-23-

ロ. 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(イ.を除く)
前連結会計年度(自2021年10月1日 至2022年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自2022年10月1日 至2023年9月30日)
該当事項はありません。
ハ. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
前連結会計年度(自2021年10月1日 至2022年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自2022年10月1日 至2023年9月30日)
該当事項はありません。
ニ. 監査報酬の決定方針
当社の監査報酬の決定方針については、会計監査人から説明を受けた監査計画、監査内容等の概要を検討し、報酬の妥当性を判断したうえ、決定しております。
ホ. 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠などが適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について同意の判断をしております。