有価証券報告書-第16期(2024/01/01-2024/12/31)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。
(1)経営方針及び経営戦略等
当社グループは、“人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、「人間の生命の輝き」をめざす”ことをわたしたちの目的とし、最高の品質をめざした商品やサービスをグローバルでお届けしていきます。
そのために、創業以来、脈々と受け継がれている「やってみなはれ」の精神に基づき、安全・安心・高品質な商品やサービスをお届けするとともに、お客様ニーズを起点とした、ユニークでプレミアムな需要の創造に、積極果敢に挑戦し続けていきたいと考えています。また、「利益三分主義」のもと、積極的な社会貢献にも努めてまいります。さらに、「Growing for Good」の実現を目指して、温室効果ガス(GHG)排出削減・水資源の保全・資源の循環利用促進等の地球環境保全、バリューチェーンにおける人権の尊重に加え、人々の心豊かで健康な生活への貢献等の取り組みをさらに加速させ、サステナビリティ経営を推進してまいります。
当社グループは、今後も市場環境の変化を的確に捉え、事業基盤を強化するとともに総合力を発揮して新たな価値の創造に挑戦することにより、「水と生きるSUNTORY」として、生命の輝きに満ちた持続可能な社会の実現と更なる企業価値の向上を図ってまいります。グループ一丸となって、世界で最も信頼され、愛される、オンリーワンの食品酒類総合企業グループを目指し、世界各地で更なる革新と挑戦を続けてまいります。
(2)経営環境及び対処すべき課題等
当社グループの経営環境は、国際情勢や競合の激化等、変化がさらに加速するものと予測されます。当社グループはかかる経営環境を対処すべき課題と認識しています。このような課題に対処するため、当社グループが各事業や各エリアにおいてもっている人財・ブランド・技術・ノウハウ等多くの資産・強みを活かしながら、当社グループの総合力を発揮し、消費者起点でのユニークな需要創造力をさらに高めるとともに、経営方針及び経営戦略等に基づき、グローバルに展開する食品酒類総合企業グループとして更なる成長と収益力の強化を図ります。
セグメント別
飲料・食品セグメント
飲料・食品セグメントでは、不透明で厳しい外部環境が続く想定のもと、コアブランドを中心とした積極的なマーケティング活動に加え、コストマネジメントを強化し、更なる売上収益成長を目指します。日本では、引き続き「コアブランドイノベーション」「自販機事業の構造改革」「サプライチェーン構造革新」を事業戦略の重点領域とし、「サントリー天然水」「BOSS」「伊右衛門」「GREEN DA・KA・RA」ブランド、特定保健用食品「特茶」の活動をさらに強化します。アジアパシフィックにおいてはバリューチェーンを一気通貫する強みを発揮し、ベトナムでは「Sting」「TEA+」、タイでは「Pepsi」「BRAND'S Essence of Chicken」に注力します。オセアニアでは「V」「BOSS」への注力に加え、域内における酒類・食品の生産の中核を担うスワンバンク工場でのRTDの製造、販売を強化します。欧州では、厳しい市況の中での成長を目指し、「Oasis」「Schweppes」「Lucozade」等コアブランドに活動を集中するとともにコストマネジメントを徹底します。米州では、主力である炭酸カテゴリーの強化に加え、伸長する非炭酸カテゴリーの更なる拡大に取り組みます。
酒類セグメント
酒類セグメントでは、スピリッツ事業は、「ものづくり」「品質」を大切に、お客様の多様なニーズを捉えながら、「洋酒文化の創造・発展」という創業以来の志を胸に、市場を牽引していきます。ウイスキーカテゴリーでは、多彩なブランドポートフォリオを活用し、ハイボールを中心とした需要創造と「価値・品質訴求」の両軸で推進していきます。とりわけ「角瓶」をはじめとする、ジャパニーズウイスキーの訴求や、ハイボール缶のマーケティング強化に取り組みます。RTDカテゴリーでは、「-196」「こだわり酒場」等の主要ブランドの更なる育成を図るとともに、お客様のニーズを捉えた新価値提案を継続し、事業拡大を目指します。ジンカテゴリーでは、「ROKU〈六〉」「翠(SUI)」の両ブランドで「品質訴求」「新たな食中体験の提案」を強化することで、お客様接点の拡大やより一層の需要創造に取り組みます。
ビール事業では、酒税改正により伸長するビールカテゴリーに加え、酒税改正後もビール類(缶)市場の約5割を占めると推定されるエコノミーカテゴリーにも注力し、“ビールカテゴリーとエコノミーカテゴリーの両輪”で活動を推進します。「サントリー生ビール」ブランドは、中期目標である販売数量1,000万ケースを目指し、「サントリー生ビール」の魅力をさらに向上させるべく、中味・パッケージを刷新します。「金麦」ブランドは、「金麦」「同〈糖質75%オフ〉」「同〈ザ・ラガー〉」の中味・パッケージを刷新し、“日常的に家で飲むのに一番ふさわしいビール類”を目指します。また、2024年4月の北海道エリア限定発売、10月の全国数量限定発売を経て、“サワー”のように飲みやすく、爽やかな味わいが特長の「金麦〈晩酌サワー〉」を通年発売します。「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドは、「ザ・プレミアム・モルツ」「同 〈ジャパニーズエール〉香るエール」「同 マスターズドリーム」のパッケージ及びコミュニケーションを刷新し、ブランドの魅力訴求を強化します。「パーフェクトサントリービール」ブランドは、力強い飲みごたえがさらに向上した中味、独創的なパッケージに刷新するとともに、引き続き食事との相性の良さをお伝えし、更なるファン拡大を図ります。
ワイン事業は、主力ブランドの更なる育成に取り組みます。「SUNTORY FROM FARM」ブランドでは、日本固有ブドウ品種「甲州」を中心とした商品軸でのお客様接点拡大活動、サステナブルなワインづくり、ワイナリーを起点にしたコミュニケーションを継続します。9月には約40台の小容量タンクを備える新たな醸造棟の稼働を開始し、更なる品質向上を図ります。「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」ブランドは、中味・パッケージの刷新によりファン拡大を目指します。輸入ワインでは、ご好評いただいている「タヴェルネッロ オルガニコ」ブランド等の活動を強化することで、市場の更なる活性化を図ります。
ノンアルコール飲料カテゴリーは、“アルコール0.00%のお酒”という価値訴求をより一層強化していくため、専任部署「ノンアル部」の新設、ブランドポートフォリオの再構築、体験接点の拡充、コミュニケーションの刷新等を行います。
その他セグメント
その他セグメントでは、健康食品事業は、引き続き「ロコモア」「VARON」ブランド等に注力します。外食事業は、お客様のニーズを捉えた商品やサービスを提供するとともに、収益力の強化を図ります。
(1)経営方針及び経営戦略等
当社グループは、“人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、「人間の生命の輝き」をめざす”ことをわたしたちの目的とし、最高の品質をめざした商品やサービスをグローバルでお届けしていきます。
そのために、創業以来、脈々と受け継がれている「やってみなはれ」の精神に基づき、安全・安心・高品質な商品やサービスをお届けするとともに、お客様ニーズを起点とした、ユニークでプレミアムな需要の創造に、積極果敢に挑戦し続けていきたいと考えています。また、「利益三分主義」のもと、積極的な社会貢献にも努めてまいります。さらに、「Growing for Good」の実現を目指して、温室効果ガス(GHG)排出削減・水資源の保全・資源の循環利用促進等の地球環境保全、バリューチェーンにおける人権の尊重に加え、人々の心豊かで健康な生活への貢献等の取り組みをさらに加速させ、サステナビリティ経営を推進してまいります。
当社グループは、今後も市場環境の変化を的確に捉え、事業基盤を強化するとともに総合力を発揮して新たな価値の創造に挑戦することにより、「水と生きるSUNTORY」として、生命の輝きに満ちた持続可能な社会の実現と更なる企業価値の向上を図ってまいります。グループ一丸となって、世界で最も信頼され、愛される、オンリーワンの食品酒類総合企業グループを目指し、世界各地で更なる革新と挑戦を続けてまいります。
(2)経営環境及び対処すべき課題等
当社グループの経営環境は、国際情勢や競合の激化等、変化がさらに加速するものと予測されます。当社グループはかかる経営環境を対処すべき課題と認識しています。このような課題に対処するため、当社グループが各事業や各エリアにおいてもっている人財・ブランド・技術・ノウハウ等多くの資産・強みを活かしながら、当社グループの総合力を発揮し、消費者起点でのユニークな需要創造力をさらに高めるとともに、経営方針及び経営戦略等に基づき、グローバルに展開する食品酒類総合企業グループとして更なる成長と収益力の強化を図ります。
セグメント別
飲料・食品セグメント
飲料・食品セグメントでは、不透明で厳しい外部環境が続く想定のもと、コアブランドを中心とした積極的なマーケティング活動に加え、コストマネジメントを強化し、更なる売上収益成長を目指します。日本では、引き続き「コアブランドイノベーション」「自販機事業の構造改革」「サプライチェーン構造革新」を事業戦略の重点領域とし、「サントリー天然水」「BOSS」「伊右衛門」「GREEN DA・KA・RA」ブランド、特定保健用食品「特茶」の活動をさらに強化します。アジアパシフィックにおいてはバリューチェーンを一気通貫する強みを発揮し、ベトナムでは「Sting」「TEA+」、タイでは「Pepsi」「BRAND'S Essence of Chicken」に注力します。オセアニアでは「V」「BOSS」への注力に加え、域内における酒類・食品の生産の中核を担うスワンバンク工場でのRTDの製造、販売を強化します。欧州では、厳しい市況の中での成長を目指し、「Oasis」「Schweppes」「Lucozade」等コアブランドに活動を集中するとともにコストマネジメントを徹底します。米州では、主力である炭酸カテゴリーの強化に加え、伸長する非炭酸カテゴリーの更なる拡大に取り組みます。
酒類セグメント
酒類セグメントでは、スピリッツ事業は、「ものづくり」「品質」を大切に、お客様の多様なニーズを捉えながら、「洋酒文化の創造・発展」という創業以来の志を胸に、市場を牽引していきます。ウイスキーカテゴリーでは、多彩なブランドポートフォリオを活用し、ハイボールを中心とした需要創造と「価値・品質訴求」の両軸で推進していきます。とりわけ「角瓶」をはじめとする、ジャパニーズウイスキーの訴求や、ハイボール缶のマーケティング強化に取り組みます。RTDカテゴリーでは、「-196」「こだわり酒場」等の主要ブランドの更なる育成を図るとともに、お客様のニーズを捉えた新価値提案を継続し、事業拡大を目指します。ジンカテゴリーでは、「ROKU〈六〉」「翠(SUI)」の両ブランドで「品質訴求」「新たな食中体験の提案」を強化することで、お客様接点の拡大やより一層の需要創造に取り組みます。
ビール事業では、酒税改正により伸長するビールカテゴリーに加え、酒税改正後もビール類(缶)市場の約5割を占めると推定されるエコノミーカテゴリーにも注力し、“ビールカテゴリーとエコノミーカテゴリーの両輪”で活動を推進します。「サントリー生ビール」ブランドは、中期目標である販売数量1,000万ケースを目指し、「サントリー生ビール」の魅力をさらに向上させるべく、中味・パッケージを刷新します。「金麦」ブランドは、「金麦」「同〈糖質75%オフ〉」「同〈ザ・ラガー〉」の中味・パッケージを刷新し、“日常的に家で飲むのに一番ふさわしいビール類”を目指します。また、2024年4月の北海道エリア限定発売、10月の全国数量限定発売を経て、“サワー”のように飲みやすく、爽やかな味わいが特長の「金麦〈晩酌サワー〉」を通年発売します。「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドは、「ザ・プレミアム・モルツ」「同 〈ジャパニーズエール〉香るエール」「同 マスターズドリーム」のパッケージ及びコミュニケーションを刷新し、ブランドの魅力訴求を強化します。「パーフェクトサントリービール」ブランドは、力強い飲みごたえがさらに向上した中味、独創的なパッケージに刷新するとともに、引き続き食事との相性の良さをお伝えし、更なるファン拡大を図ります。
ワイン事業は、主力ブランドの更なる育成に取り組みます。「SUNTORY FROM FARM」ブランドでは、日本固有ブドウ品種「甲州」を中心とした商品軸でのお客様接点拡大活動、サステナブルなワインづくり、ワイナリーを起点にしたコミュニケーションを継続します。9月には約40台の小容量タンクを備える新たな醸造棟の稼働を開始し、更なる品質向上を図ります。「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」ブランドは、中味・パッケージの刷新によりファン拡大を目指します。輸入ワインでは、ご好評いただいている「タヴェルネッロ オルガニコ」ブランド等の活動を強化することで、市場の更なる活性化を図ります。
ノンアルコール飲料カテゴリーは、“アルコール0.00%のお酒”という価値訴求をより一層強化していくため、専任部署「ノンアル部」の新設、ブランドポートフォリオの再構築、体験接点の拡充、コミュニケーションの刷新等を行います。
その他セグメント
その他セグメントでは、健康食品事業は、引き続き「ロコモア」「VARON」ブランド等に注力します。外食事業は、お客様のニーズを捉えた商品やサービスを提供するとともに、収益力の強化を図ります。