有価証券報告書-第17期(2022/01/01-2022/12/31)

【提出】
2023/03/28 15:41
【資料】
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【項目】
142項目
(重要な会計上の見積り)
関係会社の評価
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
財務諸表計上額
(百万円)
関係会社株式65,524
関係会社株式評価損3,427

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
①当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法
市場価格のない関係会社株式は、取得原価をもって貸借対照表価額としております。当該株式の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときは、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられない限り、相当の減額を行い、評価差額は当期の損失として減損処理する方針としております。
当事業年度において、当該株式の発行会社の財政状態の悪化により、のれんの超過収益力及び商標権、顧客関連資産を反映した実質価額が著しく低下したと認められる株式について、評価損の計上の要否の検討を行いました。検討の結果、当社が所有するトリコ株式会社について3,427百万円の関係会社株式評価損を計上いたしました。
②主要な仮定
超過収益力等を反映した実質価額の算定にあたっては、将来キャッシュ・フローの見積りを行っております。将来キャッシュ・フローの見積りは、中期経営計画を基礎としております。中期経営計画策定における主要な仮定は、客層別の販売計画及び顧客継続率であります。客層別の販売計画及び顧客継続率は過年度販売実績の推移を基礎に市場動向を見積って反映させております。
③翌事業年度の財務諸表に与える影響
当該見積りは、将来の不確実な経済条件の変動等によって影響を受ける可能性があり、翌事業年度の財務諸表において、重要な影響を与える可能性があります。