有価証券報告書-第19期(2024/01/01-2024/12/31)
② 戦略
脱炭素やネイチャー・ポジティブといった世界の潮流において、当社グループ戦略におけるリスクと機会を見出すためにシナリオ分析を行い、2029年度の当社グループの営業利益に与える事業インパクトについて評価を行いました。影響を受ける期間として短期:2024年~2026年、中期:2029年、長期:2050年を設定し、以下の主なリスクと機会にまとめております。「サステナブルを意識した社会」「環境変化への適応を求められる社会」の両シナリオにおいて、リスクによる営業利益へのマイナスの影響が想定されるものの、リスクを低減し機会を獲得するための取り組みによって対策可能であると判断しております。
詳細については以下をご参照ください。
https://www.po-holdings.co.jp/csr/environmental/risk/
⦅シナリオ分析結果による主な気候変動・自然関連リスクと機会⦆
シナリオ分析の結果に基づき、自社のみならず外部(政府、お客さま、サプライヤー、新規参入・代替品、投資家・社会)の視点も含めた考察により、当社グループの強みとリンクした戦略・アクションを設定しております。
脱炭素やネイチャー・ポジティブといった世界の潮流において、当社グループ戦略におけるリスクと機会を見出すためにシナリオ分析を行い、2029年度の当社グループの営業利益に与える事業インパクトについて評価を行いました。影響を受ける期間として短期:2024年~2026年、中期:2029年、長期:2050年を設定し、以下の主なリスクと機会にまとめております。「サステナブルを意識した社会」「環境変化への適応を求められる社会」の両シナリオにおいて、リスクによる営業利益へのマイナスの影響が想定されるものの、リスクを低減し機会を獲得するための取り組みによって対策可能であると判断しております。
詳細については以下をご参照ください。
https://www.po-holdings.co.jp/csr/environmental/risk/
⦅シナリオ分析結果による主な気候変動・自然関連リスクと機会⦆
| 小分類 | 概要 | 影響を受ける期間 | 該当シナリオ | |
| 移行リスク | 政策・法規制 | 農業への規制強化によって原材料価格が高騰することによる調達コスト増加リスク | 中/長 | サステナブルを意識した社会 |
| 林業や木材伐採への規制強化により紙の価格が高騰することによる調達コスト増加リスク | 中/長 | |||
| 調達先工場において環境規制が強化され、対応コストの増加により原材料価格が高騰することによる調達コスト増加リスク | 中/長 | |||
| 物流業において環境規制が強化され、対応コストの増加により原材料価格が高騰することによる調達コスト増加リスク | 中/長 | |||
| 自社工場への環境規制強化によるコスト増加リスク(GHG、プラスチック、取水排水等) | 中/長 | |||
| 市場 | お客さまの環境配慮商品への需要シフトに対応する製品を開発できないことによる売上減少リスク | 中/長 | ||
| 技術 | バイオマス燃料等の需要増加により一部原材料の価格が高騰することによる調達コスト増加リスク | 中/長 | ||
| 評判 | 気候変動・自然資本への対応遅れや、社会との不十分なコミュニケーションによる、レピュテーション低下や訴訟のリスク | 短/中/長 | ||
| 調達先で生じた自然資本への悪影響が波及することによるレピュテーション低下や訴訟のリスク | 短/中/長 |
| 小分類 | 概要 | 影響を受ける期間 | 該当シナリオ | |
| 物理的リスク | 慢性 | 受粉サービスや土壌の質の低下、気候変動等によって植物由来原材料の収穫量が慢性的に減少し、価格が高騰することによるコスト増加リスク | 中/長 | 環境変化への適応を求められる社会 |
| 急性 | 気候変動による風水害の激甚化や干ばつ、病害虫の急増等によって植物由来原材料の収穫量が突発的に減少し、価格が高騰することによるコスト増加リスク | 短/中/長 | ||
| 木材チップ生産地での干ばつや山火事により紙の価格が高騰することによる調達コスト増加リスク | 中/長 | |||
| 調達先工場での渇水により製品供給が滞ることによる売上減少リスク | 中/長 | |||
| 当社グループ工場で渇水により製品供給が滞ることによる売上減少リスク | 中/長 | |||
| 異常気象の激甚化によるサプライチェーン(自社工場、調達先、物流インフラ等)における被災の結果・製品供給が滞ることによる売上減少リスク・調達コスト増加、復旧費用負担が発生するリスク | 中/長 | |||
| 機会 | 資源効率 | 自社施設における資源効率性の向上や、社会の低炭素化とインフラ整備による製造コスト低減の機会 | 中/長 | サステナブルを意識した社会 |
| ダイレクトマーケティングを活用した資源循環モデルの構築による、コスト低減の機会 | 短/中/長 | |||
| 製品・サービス | 気候変動の影響で拡大する肌の悩みに対応できる製品の開発・販売による、売上増加の機会 (紫外線増加に伴うUVケア、しわ改善商品の需要増、乾燥や肌荒れによるエイジングケア品の需要増等) | 中/長 | 環境変化への適応を求められる社会 | |
| 市場 | グローバル市場での需要拡大(新興国や気候変動により当社製品と適合性が高まる地域)による売上増加の機会 | 中/長 | ||
| お客さまの環境配慮商品への需要シフトによる売上増加の機会 | 中/長 | サステナブルを意識した社会 |
シナリオ分析の結果に基づき、自社のみならず外部(政府、お客さま、サプライヤー、新規参入・代替品、投資家・社会)の視点も含めた考察により、当社グループの強みとリンクした戦略・アクションを設定しております。
| 当社グループの強み | 戦略・アクション |
| 研究技術力 | ・Science, Life, Communicationを軸とした化粧品の枠にとらわれない研究開発 ・サステナブル素材活用等による環境配慮製品、容器開発 ・次世代技術革新のための研究開発投資の増加 |
| ダイレクトマーケティング | ・ECでのお客さまとの関係性強化 ・輸送・配送の効率化(サプライヤーとの協業を含む) |
| マルチブランド | ・時代とともに変化するライフスタイルや価値観に応えるブランド構築 |