有価証券報告書-第18期(2023/01/01-2023/12/31)
② 戦略
脱炭素社会への移行に伴い不確実性の高い将来を見据えて、どのようなビジネス上の課題が顕在しうるか、2℃シナリオ(SSP1-2.6)と4℃シナリオ(SSP5-8.5)のそれぞれにおいてTCFDが提言するシナリオ分析を行っています。
⦅シナリオ分析結果⦆
イ 気候関連リスク
ロ 気候関連機会
シナリオ分析の結果に基づき、自社のみならず外部(政府、お客さま、サプライヤー、新規参入・代替品、投資家・社会)の視点も含めた考察により、当社グループの強みとリンクした戦略・アクションを設定しています。
脱炭素社会への移行に伴い不確実性の高い将来を見据えて、どのようなビジネス上の課題が顕在しうるか、2℃シナリオ(SSP1-2.6)と4℃シナリオ(SSP5-8.5)のそれぞれにおいてTCFDが提言するシナリオ分析を行っています。
⦅シナリオ分析結果⦆
イ 気候関連リスク
| 項目 | カテゴリ | 考察:リスクと機会の内容 |
| 移行リスク | 新たな規制 | GHG排出量規制の強化/カーボンプライシングの導入によるリスク |
| プラスチック規制導入による、代替素材の研究開発、原材料高騰によるリスク | ||
| 水使用に関する規制の導入によるリスク | ||
| 技術 | 環境負荷低減等に特化したスタートアップ企業や、中国や新興国等の新規参入によるリスク | |
| 環境対応への技術・研究開発が投資回収できないリスク | ||
| 市場 | お客さまの環境配慮商品への需要シフトに対応できないリスク | |
| 評判 | 気候変動への対応遅れや、社会との不十分なコミュニケーションによるリスク | |
| 物理的リスク | 急性 | 異常気象の激甚化によるサプライチェーン上のリスク |
| 製品供給が滞るリスク | ||
| 慢性的 | 気候変動に伴う原料調達のリスク |
ロ 気候関連機会
| 項目 | 考察:リスクと機会の内容 |
| 資源効率 | ダイレクトマーケティングを活用した資源循環モデルの構築による機会 |
| 物流プロセスの省エネ化・効率化やDX化、ダイレクトマーケティング手法の活用による機会 | |
| エネルギー源 | 自社施設における再生可能エネルギー利用や省エネ推進の機会 |
| 製品及びサービス | 気候変動の影響で拡大する肌の悩みに対応できる製品の開発・販売の機会 |
| 市場 | 気候変動の影響での消費者の好みの変化による新たな需要の機会 |
| グローバル市場での需要拡大の機会 | |
| レジリエンス | 気候変動に対応することで、研究開発力を強化し気候対策となる新製品開発、ライフスタイルブランドとしての事業拡大、当社独自の資源循環モデルの構築等の機会 |
シナリオ分析の結果に基づき、自社のみならず外部(政府、お客さま、サプライヤー、新規参入・代替品、投資家・社会)の視点も含めた考察により、当社グループの強みとリンクした戦略・アクションを設定しています。
| 当社グループの強み | 戦略・アクション |
| 研究技術力 | ・Science, Life, Communicationを軸とした化粧品の枠にとらわれない研究開発 ・サステナブル素材活用等による環境配慮製品、容器開発 ・次世代技術革新のための研究開発投資の増加 |
| ダイレクトマーケティング | ・ECでのお客さまとの関係性強化 ・輸送・配送の効率化(サプライヤーとの協業を含む) |
| マルチブランド | ・時代とともに変化するライフスタイルや価値観に応えるブランド構築 |