有価証券報告書-第7期(平成28年10月1日-平成29年9月30日)

【提出】
2017/12/07 17:04
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業績等の概要

(1) 業績
当連結会計年度(平成28年10月1日~平成29年9月30日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善などにより緩やかな回復基調を続けているものの、為替相場の変動や海外経済の不確実性が高まり、景気の動向は不透明な状況で推移しました。
このような環境の中、化粧品事業において、消費者の多様な潜在需要を取り込むことができました。
カウンセリング化粧品におけるプラセンタ高濃度配合のエイジングケア美容液や高級基礎化粧品シリーズが好調に推移しました。セルフ化粧品における基礎及びメイクの新商品や既存シリーズが伸長しました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は54,473百万円(前期比6.4%増)、営業利益は9,986百万円(同29.6%増)、経常利益は10,291百万円(同31.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7,077百万円(同40.2%増)となりました。利益につきましては、いずれも過去最高を更新しました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①化粧品事業
化粧品事業の売上高は39,197百万円(前期比8.8%増)、セグメント利益は11,002百万円(同15.4%増)となりました。
カウンセリング化粧品は、プラセンタ高濃度配合のエイジングケア美容液や高級基礎化粧品シリーズが好調に推移しました。
セルフ化粧品は、基礎及びメイクの新商品や既存シリーズが伸長しました。
②医薬・食品事業
医薬・食品事業の売上高は13,488百万円(前期比1.9%増)、セグメント利益は745百万円(同338.0%増)となりました。
医薬品及び食品は、順調に推移しました。
③その他の事業
その他の事業の売上高は1,788百万円(前期比6.2%減)、セグメント利益は128百万円(前期のセグメント損失は63百万円)となりました。
アパレル・ボディファッション関連及び航空関連は、前年を下回りました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末の37,895百万円に比べ2,454百万円増加し、40,350百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は8,136百万円(前期比2,175百万円の収入増)となりました。これは、主に、税金等調整前当期純利益10,289百万円と、減少要因としては法人税等の支払及び還付2,858百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は1,426百万円(前期比48百万円の支出増)となりました。これは、主に、有形固定資産の取得による支出1,517百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は4,389百万円(前期比749百万円の支出増)となりました。これは、主に、配当金の支払額4,252百万円によるものであります。