有価証券報告書-第10期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/29 15:22
【資料】
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【項目】
148項目
(重要な会計上の見積り)
関係会社株式に係る評価
(1) 財務諸表に計上した金額
科目前事業年度
(2021年3月31日)
当事業年度
(2022年3月31日)
関係会社株式2,697,057千円669,734千円

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する理解に資する情報
関係会社株式は、移動平均法による原価法で計上しております。
関係会社株式はいずれも市場価格のない株式に該当し、当該株式の実質価額が著しく低下したときには、事業計
画等を基礎として回復可能性を判断し、減損処理の要否を決定しております。実質価額の回復可能性を判断するた
めの基礎となる関係会社の事業計画等については、経営者の高度な判断を伴う仮定に基づき策定された事業計画と
その進捗状況等により見積っております。なお、当事業年度においてアストマックスえびの地熱株式会社株式222,
515千円の実質価額は著しく低下していないことを踏まえ、減損処理は実施しておりません。同社の株式の実質価額
は、同社が保有する固定資産の減損の要否によって重要な影響を受けます。同社が保有する固定資産の減損は、連
結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する理
解に資する情報」に記載の一定の仮定を置き策定された事業計画等を基礎としております。事業計画等に含まれる
仮定は高い不確実性があるため、当該株式の実質価額が著しく低下し、回復可能性が見込めないことが判明したと
きには、翌事業年度以降において、関係会社株式の減損処理を実施する可能性があります。