有価証券報告書-第59期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/25 14:00
【資料】
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【項目】
116項目

金融商品関係

(金融商品関係)
当社は2023年7月1日付で連結子会社である神奈川協立情報通信株式会社を吸収合併したことから、連結子会社がなくなり、当事業年度より非連結決算に移行しましたので、前事業年度は記載しておりません。
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、運転資金(主として短期)及び設備投資に必要な資金を調達しております。一時的な余剰資金の運用については安全性の高い金融資産で運用しております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である「受取手形」及び「売掛金」については、顧客の信用リスクを負っております。
「投資有価証券」は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクを負っております。
「敷金及び保証金」については、そのほとんどが事務所及び小売店の賃貸借契約にあたり差し入れた敷金及び保証金であり、差入先の信用リスクを負っております。
営業債務である「支払手形」及び「買掛金」については、そのほとんどが2か月以内の支払期日であります。
「リース債務」については、主に設備投資に係る資金調達を目的としたものです。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
営業債権については、与信管理規程に従い、個別案件ごとに取引先の状況をモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに財務状態の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
② 市場リスクの管理
投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握し、保有状況を継続的に見直しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価等の算定においては変動要素を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
当事業年度(2024年3月31日)
(単位:千円)
貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1) 投資有価証券15,12415,124-
(2) 敷金及び保証金263,241226,814△36,427
資産計278,365241,938△36,427
(3)リース債務(※2)19,48720,8731,385
負債計19,48720,8731,385

(※1) 「現金及び預金」「受取手形」「売掛金」「支払手形」「買掛金」「未払法人税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(※2) リース債務(流動)を含めて記載しております。
(※3) 市場価格のない株式等
区分当事業年度
敷金及び保証金336千円

これらについては、「敷金及び保証金」に含めておりません。
(注1) 金銭債権及び満期がある有価証券の決算日後の償還予定額
当事業年度(2024年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金1,222,433---
受取手形3,593---
売掛金740,382---
合計1,966,408---

(注1) 社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定
当事業年度(2024年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
リース債務13,8595,628----
合計13,8595,628----

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:
観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:
観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:
観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1) 時価で貸借対照表に計上している金融商品
当事業年度(2024年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券15,124--15,124
資産計15,124--15,124

(2) 時価で貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
当事業年度(2024年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
敷金及び保証金-226,814-226,814
資産計-226,814-226,814
リース債務(※1)-20,873-20,873
負債計-20,873-20,873

(※1) リース債務(流動)を含めて記載しております。
(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
投資有価証券
活発な市場における相場価格を用いて上場株式を評価しており、レベル1の時価に分類しております。
敷金及び保証金
敷金及び保証金の時価は、その将来キャッシュ・フローと国債の利率(国債の利率がマイナスの場合は、割引率をゼロとしています。)等適切な指標に基づく利率を基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
リース債務
これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。