3182 オイシックス・ラ・大地

3182
2025/06/27
時価
633億円
PER 予
14.47倍
2013年以降
9.73-142.28倍
(2013-2025年)
PBR
1.82倍
2013年以降
1.2-12.41倍
(2013-2025年)
配当 予
0.96%
ROE 予
12.58%
ROA 予
2.97%
資料
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CSV,JSON

全事業営業利益又は全事業営業損失(△) - 宅配事業(Oisix)

【期間】

連結

2020年3月31日
48億100万
2020年6月30日 -50.7%
23億6700万
2020年9月30日 +83.14%
43億3500万
2020年12月31日 +61.75%
70億1200万
2021年3月31日 +28.12%
89億8400万
2021年6月30日 -77.1%
20億5700万
2021年9月30日 +96.65%
40億4500万
2021年12月31日 +61.31%
65億2500万
2022年3月31日 +7.83%
70億3600万
2022年6月30日 -72.24%
19億5300万
2022年9月30日 +95.65%
38億2100万
2022年12月31日 +67.23%
63億9000万
2023年3月31日 +18.34%
75億6200万
2023年6月30日 -73.21%
20億2600万
2023年9月30日 +100.05%
40億5300万
2023年12月31日 +70.05%
68億9200万

有報情報

#1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループは、「これからの食卓、これからの畑」という企業理念の下で、食に関する社会課題をビジネスの手法で解決することで、持続可能な社会の実現を目指しています。BtoCサブスク事業である「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」をはじめ、子会社の「シダックス」「とくし丸」「Purple Carrot」など、いずれのブランドも、事業を通じ、食の社会課題を解決することを成長の糧としています。
当社グループの主要事業であるBtoCサブスク事業のビジネスモデルは、生産者とお客さまを直接つなぐ役割を担っており、サプライチェーン全体を持続可能にする仕組みを作り上げています。サステナブルな仕組みが成り立つ背景として、蓄積されたお客さまの嗜好情報と天候によって左右される作物の生育状況とを、独自のアルゴリズムでマッチングさせるサブスクリプションボックスを確立している点があります。その結果、畑の生育状況を反映した商品ラインナップを提案しながら、お客さまにとっては好みにあった商品を継続的に購入できる仕組みとなり、生産された作物の有効活用とお客さまに満足いただけるサービスとを両立しています。このBtoCサブスク事業で培ってきた仕組みをBtoBサブスク事業にも展開していくことで、より多くのステークホルダーを包括し、持続可能な社会を実現していきます。
2025/06/25 15:17
#2 企業結合等関係、連結財務諸表(連結)
株式会社HiOLIは、「HiO ICE CREAM」「Butters」「山ノチーズ」と、3つのクラフトスイーツブランドを展開し、「乳の価値をアップデートし、やさしい社会生活を創造する」ことを掲げ、乳やバター精製時に副産物として発生する脱脂粉乳をアップサイクル(※)したクラフトスイーツを製造することを事業コンセプトとしています。運営するクラフトスイーツブランドは、「Butters」のCraft Butter Cakeは、航空会社のファーストクラスでの提供実績もあり、各ブランドで人気のスイーツを開発しています。
当社グループが運営するOisixでは、クラフトアイスクリームの「HiO ICE CREAM」の販売や商品共同開発の実績があり、Oisixで取り扱う商品との親和性も高いことから、さまざまな事業連携をすすめています。今後は、Oisixで2021年から力を入れているアップサイクル商品開発を強化するため株式会社HiOLIのスイーツ部門の開発ノウハウなどと連携することや、当社グループのEC販売や流通のアセットなどとも連動し、両社の商品力の向上や、事業強化につながることを想定しています。
(※)アップサイクル:これまで未活用だったものに付加価値をつけ、アップグレードすること。
2025/06/25 15:17
#3 戦略 (気候変動への対応(TCFD提言への取組))(連結)
3.川下:家庭・給食でのフードロスの削減
ミールキット「Kit Oisix
調理に必要な食材を必要な分だけ集めてお届けすることで食品廃棄量を1/3に削減。
2025/06/25 15:17
#4 沿革
2 【沿革】
年月事項
2013年8月株式会社ディーンアンドデルーカジャパン(現 株式会社ウェルカム)と業務資本提携契約を締結
2015年10月香港への越境EC事業の一部機能を果たす目的で現地子会社 Oisix Hong Kong Co.,Ltd.を設立
2016年5月シニア向け移動スーパーの仕組みをフランチャイズ方式で提供する株式会社とくし丸を子会社化
2025/06/25 15:17
#5 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(議案)(連結)
1998年4月マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク ジャパン入社
2011年6月一般社団法人東の食の会代表理事(現任)
2015年10月Oisix Hong Kong Co.,Ltd.董事(現任)
2016年7月株式会社とくし丸代表取締役会長(現任)
2018年7月一般社団法人日本車いすラグビー連盟理事長
2018年12月Oisix Inc. Director(現任)
2019年5月Three Limes,Inc.(Purple Carrot) Director(現任)
2025/06/25 15:17
#6 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
当社グループはBtoCサブスク事業、BtoBサブスク事業といった食を中心とした事業領域を主軸に展開しております。
BtoCサブスク事業を取り巻く食品宅配業界の事業環境は今後も堅調に成長することが見込まれている一方で、国内食品宅配市場における当社の市場占有率は数%程度と見込んでおり、国内市場においても今後の成長余地は充分にあると捉えております。当社は付加価値が高い商品を生み出す契約生産者とのダイレクトネットワークの調達網や、「Kit Oisix」を初めにしたお客さまニーズに沿った商品・サービスの開発スキルなどのアセットを保有しており、国内食品宅配市場において、「スペシャリティ」×「サブスクリプション」の領域にて高い参入障壁を築いていると捉えております。今後は、共働き増加による時短ニーズや健康意識の高まり、社会課題への意識の高まりなど、食の領域においても多様化する消費者のニーズに即した商品、サービスづくりを今後より強化していく必要があると捉えております。
BtoBサブスク事業においては、国内給食市場は、約5兆円と非常に大きく安定的に推移しております一方で、原材料価格の高騰や最低賃金の引き上げ、慢性的な人員不足が継続しており、給食業者の業績悪化や破綻も顕在化しています。今後は、BtoCサブスク事業で培ったノウハウやアセットを給食事業に展開することで、調理時間や食材・人件費の削減を実現させる「タイパ(タイムパフォーマンス)モデル」を構築し、収益性の向上を図りながら事業成長をさせていきます。
2025/06/25 15:17
#7 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当社グループにおいては、BtoCサブスク、BtoBサブスク事業といった食を中心とした事業領域を主軸に事業成長や収益力の強化に取り組んでまいりました。
BtoCサブスク事業の事業成長については、国内主要3ブランドを中心とし、各ブランドの事業フェーズに沿った戦略の実行、お客さまニーズの変化に沿った商品・サービスの提供を進めました。収益力強化については、商品加工工程の内製化やKit Oisixの製造効率化などの商品原価削減、また、物流センターの集約ならびに効率化などの物流費削減など収益力強化に向けた施策を複数実行しております。
BtoBサブスク事業では、事業成長のため人手不足が給食業界全体の課題となっている中で、安定的に人材を確保し、超過労働を縮小するための賃上げを約20年ぶりに実施いたしました。また、収益力強化では店舗ごとの収益性の可視化や、原材料価格の高騰などが進む中で契約先への価格適正化に向けた交渉を進めました。
2025/06/25 15:17
#8 連結子会社の事業年度等に関する事項(連結)
結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち、上海愛宜食食品貿易有限公司、Oisix Inc.、Three Limes,Inc.、YOKO STREET,INC.及びFuture Food Fund2号投資事業有限責任組合、株式会社HiOLIの決算日は12月31日であります。株式会社ノンピの決算日は2月28日、株式会社アグリゲートの決算日は11月30日であります。
連結財務諸表の作成に当たっては、上海愛宜食食品貿易有限公司、Oisix Inc.、Three Limes,Inc.、YOKO STREET,INC.、株式会社HiOLI、株式会社ノンピについては同決算日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。Future Food Fund2号投資事業有限責任組合については、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。株式会社アグリゲートについては2月末日での仮決算に基づく財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
2025/06/25 15:17
#9 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(連結)
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち、上海愛宜食食品貿易有限公司、Oisix Inc.、Three Limes,Inc.、YOKO STREET,INC.及びFuture Food Fund2号投資事業有限責任組合、株式会社HiOLIの決算日は12月31日であります。株式会社ノンピの決算日は2月28日、株式会社アグリゲートの決算日は11月30日であります。
連結財務諸表の作成に当たっては、上海愛宜食食品貿易有限公司、Oisix Inc.、Three Limes,Inc.、YOKO STREET,INC.、株式会社HiOLI、株式会社ノンピについては同決算日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。Future Food Fund2号投資事業有限責任組合については、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。株式会社アグリゲートについては2月末日での仮決算に基づく財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
2025/06/25 15:17
#10 重要な会計上の見積り、財務諸表(連結)
Oisix Inc.の株式の評価
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
(百万円)
前事業年度当事業年度
関係会社株式3,0103,134
なお、当該株式に関して、当事業年度において関係会社株式評価損は発生しておりません。
(2)当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法
子会社株式及び関連会社株式の評価には移動平均法による原価法を採用しております。なお、Oisix Inc.の株式は、会社の超過収益力等を反映して、1株当たり純資産額に比べて相当高い価額で取得したものです。その後の期間において超過収益力等が減少することで株式の実質価額が著しく低下することがあり得ます。このような場合には、発行会社の財政状態の悪化がないとしても、将来の期間にわたってその状態が続くと予想され、超過収益力が見込めなくなった場合には、減損処理をいたします。
Oisix Inc.は連結グループの米国における投資事業を営んでおり、同じく連結子会社であるThree Limes,Inc.及びYOKO STREET,Inc.の親会社であります。このため、Oisix Inc.の株式に係る実質価額の算定においてThree Limes,Inc.及びYOKO STREET,Inc.の株式の評価を加味しており、その評価に当たってはThree Limes,Inc.に係る超過収益力を考慮しております。
(3)当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定
実質価額を算定するにあたっての主要な仮定については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」をご参照ください。
(4)翌事業年度の財務諸表に与える影響
Oisix Inc.を取り巻く経済状況及びOisix Inc.の経営状況の変化により、これらの見積りにおいて用いた仮定の見直しが必要になった場合、翌事業年度において関係会社株式評価損が発生する可能性があります。2025/06/25 15:17