5.S2タンパク質阻害剤プログラム:適応症:新型コロナウイルス感染症;モダリティ:ペプチド医薬品;ペプチエイド株式会社(以下 ペプチエイド)で実施中(PA-001) PA-001は、2022年8月に報告書が公表された通り、臨床研究法に基づく特定臨床研究により日本人健康成人男性30名に対する探索的な用量漸増単回投与試験が実施されました(dRCTs031210601)。その結果、PA-001投与による有害事象等は確認されず、良好な安全性プロファイルが確認されました。また、PA-001の用量依存的な血中濃度プロファイルの相関を確認する結果が得られました。ペプチエイドでは、この結果に基づき臨床開発を進めていく方針であり、S2タンパク質阻害剤であるPA-001の作用機序の独自性を活かせるよう、ハイリスク患者群の重症化抑制を目的とした既存のウイルス複製阻害剤との併用による臨床試験の実施を検討しております。
1つ目の事業戦略であるPDPSを活用した国内外の製薬企業との創薬共同研究開発については、第2四半期において、2023年4月に、Bayer社との創薬共同研究開発においてマイルストーンを達成いたしました。本マイルストーンは、本創薬共同研究開発プログラムにおいて見出された特殊環状ペプチドが、両社が2017年11月16日に締結し、2020年5月27日にその内容が拡大された創薬共同研究開発契約において当初から設定されていたリード化合物としてのクライテリアを達成したことによるものです。これにより、当社はマイルストーンフィーを受領いたします(金額は非開示)。当社は、今後、両社の創薬共同研究開発プログラムから生まれるすべての製品に対して、非臨床・臨床マイルストーンフィーおよび製品化後の売上高に応じたロイヤルティーを受領する権利を有します。
2つ目の事業戦略であるPDPSの技術ライセンスについては、2023年6月30日現在、11社;Bristol-Myers Squibb社(2013年)、Novartis社(2015年)、Eli Lilly社(2016年)、Genentech社(2016年)、塩野義製薬株式会社(2017年)、MSD社(2018年、Merck & Co., Inc., Rahway, N.J., U.S.A.)、ミラバイオロジクス株式会社(2018年)、大鵬薬品工業株式会社(2020年)、Janssen社(2020年)、小野薬品工業株式会社(2021年)、富士レビオ株式会社(2022年)との間で非独占的技術ライセンス契約を締結しております。同事業においては、各ライセンス先企業から技術ライセンス料とともに開発プログラムの進捗ごとのマイルストーンフィーが当社に支払われます。なお、マイルストーンを達成するまでの間は、ライセンス先企業での研究内容や進捗について当社に知らされることはございません。また、当社はPDPSの技術ライセンス契約に関心をもつ複数の企業との交渉を継続的に進めております。
2023/08/10 15:26