半期報告書-第28期(2026/01/01-2026/12/31)
以下記載の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが財務・経営状況を鑑みて判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析
当中間連結会計期間においては、生成AIの進展によるデジタル環境の急速な変化や、SNSを取り巻く市場構造の変動が進むなか、当社は国内外で展開する事業ポートフォリオの最適化を進め、外部環境の変化に柔軟に対応できる事業基盤の構築に取り組んでまいりました。
ソーシャルメディアマーケティング支援事業においては、SNSマーケティング市場の成長を背景に、企業の多様なニーズに応えるための進化を続けております。当社の強みであるSNS上のビッグデータの収集・分析・活用を基盤とし、運用代行、広告配信、インフルエンサーマーケティング、メディアなどをワンストップで提供しております。さらに、AIを活用したデータ解析の高度化や新たなツールの導入により、顧客企業との価値共創を深めております。
Web3市場における成長が期待されるなか、当社ではブロックチェーン技術の活用を進め、関連企業やプロジェクトへの投資を通じて知見を蓄積してまいりました。現在、既存事業であるソーシャルメディアマーケティング支援事業で培ったノウハウと、Web3市場での経験を組み合わせることで、Web2とWeb3の融合を目指した新たな取り組みを展開しております。今後もグローバルネットワークの構築を通じて、自社事業間のシナジー創出を進めてまいります。
当中間連結会計期間のセグメント毎の経営成績は次のとおりです。
(ソーシャルメディアマーケティング支援事業)
「ソーシャルメディアマーケティング支援事業」は、SNSマーケティング支援事業とDaaS事業の2つの事業区分により構成されております。
a.SNSマーケティング支援事業
当事業は、主に日本国内向けのSNSマーケティング支援から成り立っており、その主なサービスは、SNS広告・SNS運用コンサルティングと、SNS分析ツールがあります。これらのサービスは、当社が保有する膨大なデータと、長年に亘り蓄積してきたSNS分析・運用ノウハウを用いるだけでなく、分析から施策立案、効果測定までを一気通貫・ワンストップでサポートするなど、競争優位性が高いものになっております。
当事業の売上高は1,242百万円(前年同期比16.3%増)となりました。SNS広告・SNS運用コンサルティングにおいては、新たなSNS運用の手法や顧客のすそ野の拡大もあり、業績は堅調に推移しております。一方で、今後は、経済環境の不安定化や顧客企業による販管費の抑制、SNS運営企業の方針変更など、当該市場を取り巻く環境変化を注視する必要があります。
これらの環境変化に対応するため、当社では、柔軟に対応できる組織体制の構築に加え、積極的な人材採用・育成や、AI等のテクノロジーを活用した業務効率化を通じて、生産性の向上を図っております。さらに、サービスラインアップの拡充と、顧客ごとの課題に即した戦略的なSNS活用提案を強化することで、業界及び顧客ニーズの変化を成長機会と捉え、当事業の運営を進めております。
b.DaaS事業
当事業は、当社の米国子会社であるEffyis, Inc.の主にSNSデータアクセス権の販売から構成されております。
当事業の売上高は671百万円(前年同期比2.1%増)となりました。過年度に発生した一部データ提供元との契約終了の影響に加え、北米市場におけるマクロ環境の変動等を背景として、取引先による契約見直しの影響が継続しているものの、新規データ商品の整備や構造化・分析済みデータの提供体制の強化、新たなデータ流通チャネルの開拓を進めております。
当中間連結会計期間において、Effyis, Inc.は、ソーシャル・ビッグデータを保有するメディアとの関係維持に取り組み、安定したデータ提供体制の確保および新規メディアとの契約獲得を進めております。加えて、生成AIやデジタルセキュリティ領域等の新市場に向けたサービス提供にも注力しております。
(Web3関連事業)
当事業は、Web3関連への投資を行うものであり、Nonagon Capitalを通じてWeb3分野への投資・運用がその主なものです。Nonagon Capitalは、投資収益・投資事業収益の獲得だけでなく、グループ全体における新事業創出のための知見を深めることも目的としております。
当事業の売上高は1百万円(前年同期比31.0%減)となりました。これは、過年度より開始した「Nonagon Report」及び「Nonagon Connect」、並びに前連結会計年度より開始したバリデーター運用支援サービスによるものです。Nonagon Connectは、エンタープライズ向けにWeb3に関するレポート提供、横の繋がりや海外とのネットワークを提供するコミュニティ事業です。新たに開始したバリデーター運用支援サービスでは、国内上場企業が国内外のブロックチェーンのバリデーター運用に参入することを支援するため、運用戦略の立案から技術・法務・会計面のサポートまでを包括的に提供しております。また、前連結会計年度よりDeFi(分散型金融)領域における運用を開始しております。投資活動で培った知見を活かし、ブロックチェーンのノード運営と投資事業に加え、DeFi運用を組み合わせることで相乗効果を高め、安定的な収益基盤の構築を図っております。こうした事業展開を通じて、Web3関連市場の変動が続く中においてもWeb3領域における投資と事業開発の両立を進めてまいります。
セグメント別売上高
以上の結果、当中間連結会計期間においては、売上高は1,915百万円(前年同期比10.8%増)、売上総利益は729百万円(前年同期比27.6%増)となりました。販売費及び一般管理費は711百万円(前年同期比3.0%増)、営業損失は22百万円(前年同期は営業損失118百万円)となりました。
金融費用は121百万円(前年同期比15.9%減)、税引前中間損失は125百万円(前年同期は税引前中間損失246百万円)、中間損失は114百万円(前年同期は中間損失229百万円)となりました。EBITDA(営業利益+減価償却費及び償却費)は36百万円(前年同期比62.5%減)、調整後EBITDA(営業利益+減価償却費及び償却費+減損損失)は36百万円(前年同期比62.5%減)となりました。
②財政状態の分析
(流動資産)
当中間連結会計期間末における流動資産の残高は、2,871百万円となり、前連結会計年度末に比べて336百万円減少いたしました。この主な要因は、現金及び現金同等物が249百万円減少したこと、預け金の減少などによりその他の流動資産が55百万円減少したこと、売掛金の減少などにより営業債権及びその他の債権が39百万円減少したことによるものであります。
(非流動資産)
当中間連結会計期間末における非流動資産の残高は、2,772百万円となり、前連結会計年度末に比べて16百万円減少いたしました。この主な要因は、ソフトウェアの増加などによりその他の無形資産が209百万円増加した一方で、その他の金融資産が203百万円減少したこと、使用権資産が24百万円減少したことによるものであります。
(流動負債)
当中間連結会計期間末における流動負債の残高は、840百万円となり、前連結会計年度末に比べて101百万円減少いたしました。この主な要因は、営業債務及びその他の債務が84百万円減少したこと、その他の流動負債が16百万円減少したことによるものであります。
(非流動負債)
当中間連結会計期間末における非流動負債の残高は、908百万円となり、前連結会計年度末に比べて112百万円減少いたしました。この主な要因は、借入金が89百万円減少したこと、リース負債が25百万円減少したことによるものであります。
(資本合計)
当中間連結会計期間末における資本合計の残高は、3,893百万円となり、前連結会計年度末に比べて140百万円減少いたしました。この要因は、海外子会社の財務諸表の為替換算調整などによりその他の資本の構成要素が68百万円増加した一方で、利益剰余金が114百万円減少したこと、自己株式が47百万円増加したこと、配当の支払により資本剰余金が46百万円減少したことによるものであります。
(2) キャッシュ・フローの分析
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて249百万円減少し2,182百万円となりました。
営業活動の結果得られた資金は、44百万円(前年同期は106百万円の増加)となりました。この主な要因は、税引前中間損失125百万円に始まり、営業債務及びその他の債務の減少90百万円により資金が減少した一方、金融費用121百万円、暗号資産評価損69百万円、減価償却費及び償却費59百万円により資金が増加したことによるものであります。
投資活動の結果使用した資金は、158百万円(前年同期は223百万円の減少)となりました。この主な要因は、暗号資産の売却による収入36百万円により資金が増加した一方、無形資産の取得による支出198百万円により資金が減少したことによるものであります。
財務活動の結果使用した資金は、166百万円(前年同期は99百万円の減少)となりました。この主な要因は、長期借入金の返済による支出94百万円、配当金の支払45百万円、リース負債の返済による支出24百万円により資金が減少したことによるものであります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 重要な会計方針並びに重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当中間連結会計期間において、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当中間連結会計期間における研究開発活動の金額は、13百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析
当中間連結会計期間においては、生成AIの進展によるデジタル環境の急速な変化や、SNSを取り巻く市場構造の変動が進むなか、当社は国内外で展開する事業ポートフォリオの最適化を進め、外部環境の変化に柔軟に対応できる事業基盤の構築に取り組んでまいりました。
ソーシャルメディアマーケティング支援事業においては、SNSマーケティング市場の成長を背景に、企業の多様なニーズに応えるための進化を続けております。当社の強みであるSNS上のビッグデータの収集・分析・活用を基盤とし、運用代行、広告配信、インフルエンサーマーケティング、メディアなどをワンストップで提供しております。さらに、AIを活用したデータ解析の高度化や新たなツールの導入により、顧客企業との価値共創を深めております。
Web3市場における成長が期待されるなか、当社ではブロックチェーン技術の活用を進め、関連企業やプロジェクトへの投資を通じて知見を蓄積してまいりました。現在、既存事業であるソーシャルメディアマーケティング支援事業で培ったノウハウと、Web3市場での経験を組み合わせることで、Web2とWeb3の融合を目指した新たな取り組みを展開しております。今後もグローバルネットワークの構築を通じて、自社事業間のシナジー創出を進めてまいります。
当中間連結会計期間のセグメント毎の経営成績は次のとおりです。
(ソーシャルメディアマーケティング支援事業)
「ソーシャルメディアマーケティング支援事業」は、SNSマーケティング支援事業とDaaS事業の2つの事業区分により構成されております。
a.SNSマーケティング支援事業
当事業は、主に日本国内向けのSNSマーケティング支援から成り立っており、その主なサービスは、SNS広告・SNS運用コンサルティングと、SNS分析ツールがあります。これらのサービスは、当社が保有する膨大なデータと、長年に亘り蓄積してきたSNS分析・運用ノウハウを用いるだけでなく、分析から施策立案、効果測定までを一気通貫・ワンストップでサポートするなど、競争優位性が高いものになっております。
当事業の売上高は1,242百万円(前年同期比16.3%増)となりました。SNS広告・SNS運用コンサルティングにおいては、新たなSNS運用の手法や顧客のすそ野の拡大もあり、業績は堅調に推移しております。一方で、今後は、経済環境の不安定化や顧客企業による販管費の抑制、SNS運営企業の方針変更など、当該市場を取り巻く環境変化を注視する必要があります。
これらの環境変化に対応するため、当社では、柔軟に対応できる組織体制の構築に加え、積極的な人材採用・育成や、AI等のテクノロジーを活用した業務効率化を通じて、生産性の向上を図っております。さらに、サービスラインアップの拡充と、顧客ごとの課題に即した戦略的なSNS活用提案を強化することで、業界及び顧客ニーズの変化を成長機会と捉え、当事業の運営を進めております。
b.DaaS事業
当事業は、当社の米国子会社であるEffyis, Inc.の主にSNSデータアクセス権の販売から構成されております。
当事業の売上高は671百万円(前年同期比2.1%増)となりました。過年度に発生した一部データ提供元との契約終了の影響に加え、北米市場におけるマクロ環境の変動等を背景として、取引先による契約見直しの影響が継続しているものの、新規データ商品の整備や構造化・分析済みデータの提供体制の強化、新たなデータ流通チャネルの開拓を進めております。
当中間連結会計期間において、Effyis, Inc.は、ソーシャル・ビッグデータを保有するメディアとの関係維持に取り組み、安定したデータ提供体制の確保および新規メディアとの契約獲得を進めております。加えて、生成AIやデジタルセキュリティ領域等の新市場に向けたサービス提供にも注力しております。
(Web3関連事業)
当事業は、Web3関連への投資を行うものであり、Nonagon Capitalを通じてWeb3分野への投資・運用がその主なものです。Nonagon Capitalは、投資収益・投資事業収益の獲得だけでなく、グループ全体における新事業創出のための知見を深めることも目的としております。
当事業の売上高は1百万円(前年同期比31.0%減)となりました。これは、過年度より開始した「Nonagon Report」及び「Nonagon Connect」、並びに前連結会計年度より開始したバリデーター運用支援サービスによるものです。Nonagon Connectは、エンタープライズ向けにWeb3に関するレポート提供、横の繋がりや海外とのネットワークを提供するコミュニティ事業です。新たに開始したバリデーター運用支援サービスでは、国内上場企業が国内外のブロックチェーンのバリデーター運用に参入することを支援するため、運用戦略の立案から技術・法務・会計面のサポートまでを包括的に提供しております。また、前連結会計年度よりDeFi(分散型金融)領域における運用を開始しております。投資活動で培った知見を活かし、ブロックチェーンのノード運営と投資事業に加え、DeFi運用を組み合わせることで相乗効果を高め、安定的な収益基盤の構築を図っております。こうした事業展開を通じて、Web3関連市場の変動が続く中においてもWeb3領域における投資と事業開発の両立を進めてまいります。
セグメント別売上高
| セグメント名 | サービスの名称 | 当中間連結会計期間 (自 2026年1月1日 至 2026年6月30日) | |
| 売上高(千円) | 前年同期比(%) | ||
| ソーシャルメディア マーケティング 支援事業 | SNS分析ツール | 410 | 256.9 |
| SNS広告・SNS運用コンサルティング | 1,241,772 | 116.3 | |
| SNSマーケティング支援事業 | 1,242,182 | 116.3 | |
| DaaS事業 | 671,919 | 102.1 | |
| 小計 | 1,914,102 | 110.9 | |
| Web3関連事業 | 1,424 | 69.0 | |
| 合計 | 1,915,527 | 110.8 | |
以上の結果、当中間連結会計期間においては、売上高は1,915百万円(前年同期比10.8%増)、売上総利益は729百万円(前年同期比27.6%増)となりました。販売費及び一般管理費は711百万円(前年同期比3.0%増)、営業損失は22百万円(前年同期は営業損失118百万円)となりました。
金融費用は121百万円(前年同期比15.9%減)、税引前中間損失は125百万円(前年同期は税引前中間損失246百万円)、中間損失は114百万円(前年同期は中間損失229百万円)となりました。EBITDA(営業利益+減価償却費及び償却費)は36百万円(前年同期比62.5%減)、調整後EBITDA(営業利益+減価償却費及び償却費+減損損失)は36百万円(前年同期比62.5%減)となりました。
②財政状態の分析
(流動資産)
当中間連結会計期間末における流動資産の残高は、2,871百万円となり、前連結会計年度末に比べて336百万円減少いたしました。この主な要因は、現金及び現金同等物が249百万円減少したこと、預け金の減少などによりその他の流動資産が55百万円減少したこと、売掛金の減少などにより営業債権及びその他の債権が39百万円減少したことによるものであります。
(非流動資産)
当中間連結会計期間末における非流動資産の残高は、2,772百万円となり、前連結会計年度末に比べて16百万円減少いたしました。この主な要因は、ソフトウェアの増加などによりその他の無形資産が209百万円増加した一方で、その他の金融資産が203百万円減少したこと、使用権資産が24百万円減少したことによるものであります。
(流動負債)
当中間連結会計期間末における流動負債の残高は、840百万円となり、前連結会計年度末に比べて101百万円減少いたしました。この主な要因は、営業債務及びその他の債務が84百万円減少したこと、その他の流動負債が16百万円減少したことによるものであります。
(非流動負債)
当中間連結会計期間末における非流動負債の残高は、908百万円となり、前連結会計年度末に比べて112百万円減少いたしました。この主な要因は、借入金が89百万円減少したこと、リース負債が25百万円減少したことによるものであります。
(資本合計)
当中間連結会計期間末における資本合計の残高は、3,893百万円となり、前連結会計年度末に比べて140百万円減少いたしました。この要因は、海外子会社の財務諸表の為替換算調整などによりその他の資本の構成要素が68百万円増加した一方で、利益剰余金が114百万円減少したこと、自己株式が47百万円増加したこと、配当の支払により資本剰余金が46百万円減少したことによるものであります。
(2) キャッシュ・フローの分析
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて249百万円減少し2,182百万円となりました。
営業活動の結果得られた資金は、44百万円(前年同期は106百万円の増加)となりました。この主な要因は、税引前中間損失125百万円に始まり、営業債務及びその他の債務の減少90百万円により資金が減少した一方、金融費用121百万円、暗号資産評価損69百万円、減価償却費及び償却費59百万円により資金が増加したことによるものであります。
投資活動の結果使用した資金は、158百万円(前年同期は223百万円の減少)となりました。この主な要因は、暗号資産の売却による収入36百万円により資金が増加した一方、無形資産の取得による支出198百万円により資金が減少したことによるものであります。
財務活動の結果使用した資金は、166百万円(前年同期は99百万円の減少)となりました。この主な要因は、長期借入金の返済による支出94百万円、配当金の支払45百万円、リース負債の返済による支出24百万円により資金が減少したことによるものであります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 重要な会計方針並びに重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当中間連結会計期間において、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当中間連結会計期間における研究開発活動の金額は、13百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。