四半期報告書-第9期第3四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)

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2018/08/10 15:07
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25項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)は「世界にインパクトを与えなければ、気がすまない」という経営理念及び「次のあたりまえを創る。何度でも」というミッションのもと、インターネット、スマートフォン等を通じたさまざまなビジネス領域において、多くのユーザーに支持されるサービスの企画・制作・運営を行っております。
当社グループが展開するビジネスとして、「運命より、確実。」をキャッチコピーとしたオンライン恋愛・婚活サービス『with』等のコミュニティ、1日3回のド迫力リアルタイム協力バトルが楽しめるスマホRPG『ぼくとドラゴン』等のネイティブゲーム、メディアの『U-NOTE』やモビリティサービス・プラットフォームの『TLUNCH』等を中心としたその他という3ジャンルを既存事業と位置付けて展開しております。さらに、新規ジャンルへのチャレンジとして、今後、サービスの普及拡大と急成長が見込まれる分野であるVR(Virtual Reality:仮想現実)やAI(Artificial Intelligence:人工知能)、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)等の最先端技術の商業化を目指しており、特にVRとAIを活用したビジネスを積極的投資事業と位置付け、早期収益化に向けて前連結会計年度より積極的に経営資源を投入してまいりました。
VRでは、エンターテインメント分野と医療分野についての研究開発を推進しております。その中でも新しい音楽体験を創造するVirtual Live Platform「INSPIX」の開発加速・海外展開やVRにおける新規IP(Intellectual Property:知的財産)の創出等といったエンターテインメント分野に力を注いでおります。「INSPIX」は、業務提携先である株式会社岩本町芸能社のVRアイドル「えのぐ」によるライブパフォーマンスに活用するなど開発は順調に進んでおります。また、VRアイドル「えのぐ」のみならず、新規IP(VRタレント等)の創出に取り組んでおります。医療分野では順天堂大学との共同研究として『Virtual Realityアプリケーションによる慢性痛み刺激の緩和の臨床研究』も開始しておりますが、長期視点での研究開発を見込んでおります。このように、当社グループではVRにかかるリソースの最大化に努めております。
AIでは、製造業者の工場におけるAI技術を活用したAIロボットによる検査工程の自動化の開発・検証を行っております。検査工程の自動化については、愛知県豊田市内の自動車部品メーカーと提携し取り組んでおります。現在、日本の製造業においては生産・製造工程ではロボットを活用した自動化が進んでおりますが、検査工程に関しては自動化が進んでいない状況であるため、AI技術を活用したAIロボットを開発・提供し、日本の製造業における生産性向上・効率化に貢献してまいります。これらVR・AIの新規ジャンルについては、現時点で収益化はしておりませんが、役職員一同、早期収益化を目指し、開発・検証・マーケティングを行っております。
当期の事業計画として、中期経営計画最終年度(平成32年9月期)の目標である連結売上高150億円、連結営業利益60億円の達成に向け、安定感のある事業ポートフォリオを構築しており、一事業に依存しない事業の多面展開を行っております。今後においてはストック型の強固な事業と爆発力のある事業という2つの収益ドライバーを持ち、更なる成長を目指してまいります。
以上のとおり、当第3四半期連結累計期間では、前連結会計年度に引き続き既存事業強化・最先端技術の商業化に向け、積極的な先行投資を行ってまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,636,993千円(前年同四半期比11.5%減)、営業損失は951,449千円(前年同四半期は営業利益123,994千円)、経常損失は979,631千円(前年同四半期は経常利益112,714千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,083,670千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益10,600千円)となりました。
なお、当社グループはセグメント情報を記載していないため、セグメントごとの業績は省略しております。
各ジャンルの取り組みと業績は以下のとおりであります。
(コミュニティ)
当第3四半期連結累計期間はオンライン恋愛・婚活サービス『with』において、ユーザー数の増加を目指した積極的なプロモーションを展開してきたこともあり、「2017年国内マッチングアプリダウンロードランキング」では5位、「2017年国内・非ゲームアプリ収益ランキング」では30位を記録しました(注1)。足元でも国内ソーシャルネットワーキングのカテゴリにおける売上ランキングは上位収斂しております。このような中、他社類似サービスとの差別化を図るべく、心理学を活用して最適な男女のマッチングを目指し、「自己紹介文の自動生成機能」や「メンタリストDaiGo監修の診断イベント機能」等、機能追加やイベントを継続的に実施してまいりました。他社類似サービスを含め国内でオンライン恋愛・婚活サービスが急速に浸透してきていることから、『with』についてはプロモーションによる新規流入だけでなく、口コミによる流入も増加傾向にあります。その結果、平成30年5月時点における会員数が100万人、マッチング数が770万組を突破し、サービスが順調に伸びております。当該サービスについては、引き続きユーザービリティの向上や精度の高いマッチングを実現する機能を継続的に投入していくことで、ユーザー満足度の高いサービスを目指してまいります。
この結果、当第3四半期連結累計期間における当ジャンルの売上高は1,170,273千円となりました。前年同四半期における当ジャンルの売上高は557,249千円であったことから、前年同四半期比110.0%増となっております。
(ネイティブゲーム)
当第3四半期連結累計期間は平成30年3月28日に配信を開始いたしましたスマートフォン向けゲームアプリ『メガスマッシュ』につきまして、ユーザー継続率・課金率が伸び悩み、新規キャラクターの追加や各種イベント施策を講じてまいりましたが、継続率及び課金率の大幅な改善には至らなかったことから、平成30年7月18日をもってサービスを終了することとなりました。一方、主力タイトルの『ぼくとドラゴン』は配信開始から4年目に突入しておりますが、スマートフォン向けゲームアプリマーケットの競争が一層激化してきている中でも、プロジェクト利益は好調に推移しております。また、既存ユーザーの満足度向上を目指すため、季節イベントの強化や「進撃の巨人コラボキャンペ-ン 第二弾」や株式会社NTTドコモ提供の出前・フード宅配サイト『dデリバリー』とのコラボレーションキャンペーンといった新たな取り組みにもチャレンジいたしました。今後は大型IPコラボキャンペーンも準備しており、更なるユーザー満足度の向上と収益の安定化に努めてまいります。
この結果、当第3四半期連結累計期間における当ジャンルの売上高は2,187,880千円となりました。前年同四半期における当ジャンルの売上高は3,247,485千円であったことから、前年同四半期比32.6%減となっております。
(その他)
その他(注2)はビジネスパーソン向け情報メディア『U-NOTE』及びモビリティサービス・プラットフォーム『TLUNCH』並びにどのジャンルにも属さないプロダクト等により構成されております。
当第3四半期連結累計期間は、主に『TLUNCH』が首都圏を中心に運営スペースと登録フードトラック事業者数を拡大させており、運営スペースについては平成30年6月末時点で70スペース(前年同期比318%増)を突破し急成長を遂げ、日本最大級の規模となっております(注3)。また、今後急成長が見込まれるVRやAI・IoTといった最先端技術に着目した新規事業にも投資を積極的に行ってまいりました。現状、この新規ジャンルは投資段階でありますが、早期収益化できるよう邁進いたします。
この結果、当第3四半期連結累計期間における当ジャンルの売上高は278,839千円となりました。前年同四半期における当ジャンルの売上高は304,769千円であったことから、前年同四半期比8.5%減となっております。
(注)1.出典:App Annie
2.事業が多様化してきていることを踏まえ、従来の「メディア(その他)」を「その他」に変更しております。
3.当第3四半期連結会計期間において、『TLUNCH』を運営する株式会社mellowの株式を譲渡したことにより持分比率が低下したため、同社を連結の範囲から除外し、持分法適用会社としております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は5,018,424千円となり、前連結会計年度末に比べ1,273,146千円減少いたしました。流動資産は3,252,632千円(前連結会計年度末比1,484,239千円減)となりました。主な減少要因は、既存事業強化や新規ビジネスへの投資として現金及び預金が1,310,717千円減少したこと、法人税等の還付により未収還付法人税等が363,715千円減少したことによるものであり、主な増加要因は、その他に含まれる立替金が186,163千円、営業貸付金が109,400千円増加したことによるものであります。また、固定資産は1,765,792千円(前連結会計年度末比211,092千円増)となりました。

(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は1,812,172千円となり、前連結会計年度末に比べ344,015千円減少いたしました。流動負債は1,289,838千円(前連結会計年度末比105,979千円減)となりました。主な減少要因は、消費税等の支払いによりその他に含まれる未払消費税等が136,233千円減少したことによるものであり、主な増加要因は、前受収益が54,958千円、運転資金の借入により一年内返済予定の長期借入金が20,756千円増加したことによるものであります。また、固定負債は長期借入金が238,036千円減少したことにより522,334千円(前連結会計年度末比238,036千円減)となりました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は3,206,251千円となり、前連結会計年度末に比べ929,131千円減少いたしました。主な減少要因は、利益剰余金が1,083,670千円減少したことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当社グループは最先端のテクノロジーを基盤とした新規サービス・新たなインターネット端末等の技術革新に対し、迅速に対応していくため、スマートフォンアプリ事業において研究開発に取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は469,278千円であります。

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