有価証券報告書-第12期(平成28年9月1日-平成29年8月31日)

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2017/11/28 17:04
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有報資料

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調が長期的に続いておりますが、北朝鮮情勢の不透明感、米国の政治・経済動向や欧州の政治不安など、世界経済の先行きは依然として不透明な状況で推移しております。
当社グループがサービスを提供するソフトウェア関連市場においては、インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジー(ICT)を駆使した革新的な金融商品・サービスの潮流であるフィンテック(Fintech)や拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、人工知能(AI)といった新たな技術・コンテンツの出現や、技術や製品の高度化・複雑化が進んでいる一方で、個人情報の漏えいに代表されるセキュリティ問題などの新たな課題も顕在化しております。
こうした経営環境の中、当社グループでは当連結会計年度を売上高1,000億円企業に向けた、1つ目の通過点である成長戦略「SHIFT'100 -シフトワンハンドレッド-」の2年目として位置づけ、大型案件に対応できる体制の構築、M&Aによる領域拡大、人材の強化・育成を重点課題として取り組んでまいりました。
また、株式会社メソドロジックとバリストライドグループ株式会社をグループ会社に迎え入れることで、ソフトウェア開発工程に沿ったソリューション提供が可能となりました。
当連結会計年度は、既存顧客においては堅調な受注環境を維持しながら、期初より各業界トップ企業への戦略的な新規顧客開拓活動を重点的に行ってまいりましたが、この新規開拓を加速させるハイスキル人材の積極的な採用などの先行投資に努めた結果、当連結会計年度の売上高は8,174,062千円(前年度比48.3%増)、営業利益は391,479千円(前年度比24.4%減)、経常利益は440,641千円(前年度比22.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は208,692千円(前年度比32.2%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、当社グループは、ソフトウェアテストを中心とするソフトウェアの品質保証サービス全般を提供しております。これを従来は、「ソフトウェアテスト事業」及び「その他の事業」と説明してまいりましたが、当連結会計年度より、バリストライドグループ株式会社を連結の範囲に含めたこと、及び、当社グループの事業活動の実態をより明確にするため、「エンタープライズ市場」と「エンターテインメント市場」の2つの報告セグメントに変更しております。
前連結会計年度との比較については、当連結会計年度の区分に組み替えて比較しております。
①エンタープライズ市場
エンタープライズ市場では、金融業、流通業、製造業、通信業、ウェブサービス業など社会基盤を支える企業における業務システムや情報システムにおいて、ソフトウェアの品質保証に関するサービス全般を提供しております。
当連結会計年度では、特にIT投資規模が大きい金融・流通各分野を注力業界として定め取り組んだ結果、長期的な関係構築を視野に入れたプロジェクトへの参画が進み、こうした新規顧客からの売上高が徐々に増加してまいりました。
この結果、当連結会計年度のエンタープライズ市場の売上高は6,868,550千円(前年度比48.5%増)、営業利益は、1,374,413千円(前年度比15.5%増)となりました。
②エンターテインメント市場
エンターテインメント市場では、モバイルゲーム、ソーシャルゲーム、コンシューマゲーム等を消費者に向けて提供するお客様に向け、品質管理工程やデバック業務のアウトソーシング、カスタマーサポート業務のアウトソーシングにより、お客様ビジネスの付加価値を向上させるサービスを提供しております。
当連結会計年度では、競合との差別化を図ることによる業界内認知度の向上や、業界内の大手企業との新規契約を受注することで、収益基盤の拡大を進めました。
この結果、当連結会計年度のエンターテインメント市場の売上高は1,305,511千円(前年度比47.3%増)、営業利益は337,092千円(前年度比26.2%増)となりました。
<セグメント別売上高>
セグメントの名称平成28年8月期
前連結会計年度
平成29年8月期
当連結会計年度
前連結会計年度比
金額構成比金額構成比金額増減率
エンタープライズ市場千円%千円%千円%
4,625,49983.96,868,55084.02,243,05048.5
エンターテインメント市場886,36616.11,305,51116.0419,14547.3
合計5,511,866100.08,174,062100.02,662,19548.3


(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は前連結会計年度末より341,372千円増加し、1,977,028千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により獲得した資金は394,241千円(前年同期は148,448千円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益441,166千円、減価償却費104,050千円の計上及びのれん償却額68,226千円等の資金の増加要因があったものの、売上債権の増加額73,538千円及び法人税等の支払額226,351千円等の資金の減少要因があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により使用した資金は1,255,466千円(前年同期は279,776千円の使用)となりました。これは主に、長期預金の預入による支出250,000千円、投資有価証券の取得による支出360,463千円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出547,084千円等の資金の減少要因があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動により獲得した資金は1,195,581千円(前年同期は493,236千円の獲得)となりました。これは主に、長期借入れによる収入1,400,000千円等の資金の増加要因があったものの、長期借入金の返済による支出204,761千円等の資金の減少要因があったこと等によるものであります。

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