有価証券報告書-第6期(平成28年10月1日-平成29年9月30日)

【提出】
2017/12/15 15:11
【資料】
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【項目】
89項目
当社は、中期経営方針として、個人が報酬を得た記録に基づいて個人の信用をスコア化した「クラウドスコア」を競争力の源泉として、①報酬を届ける事業=シェアリングエコノミーと②個人の資金調達や個人への投資を可能にする事業=Fintechによる「クラウド経済圏」を形成してまいります。これにより、当社は所属する組織にかかわらず個人の能力と可能性が評価され、最大限活かされる世界を実現し、ビジョンである「世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」の達成を目指します。
上記経営方針に伴い、当社グループが対処すべき主な課題は以下のとおりであります。
(1)クラウド経済圏の形成
ビジョン実現と企業価値向上ため、社内立ち上げ、M&A、JVなど手法を問わず、①報酬を届ける事業=シェアリングエコノミー関連事業、②個人が資金調達できる/個人への投資ができる事業=Fintechの領域で新たなサービス・事業を最速で創出します。
①シェアリングエコノミー関連事業では、企業からの依頼で仕事をすることの報酬に留まらず、趣味や特技を活かして他者の役に立つことへの対価としての報酬、所有物をシェアすることへの対価としての報酬など、様々なかたちの報酬を対象と捉え、人材サービスやクラウドソーシング事業のみならず、スキルマーケットやスペースやモノのシェアサービスなどの展開を進めます。
②Fintechにおいては、ソーシャルレンディングやICO、クラウドファンディングなど世界的に広がりを見せながらも、いまだ法制度が未成熟な領域に対し、社会ルールの整備にも積極的に取り組み、個人の資金調達手法の提供機会を模索、事業化を目指します。
(2)クラウドスコア構想実現のための基礎技術の研究開発
クラウドスコア構想の実現に向け、信頼性が担保されたP2P取引基盤やスマートコントラクトを支える①ブロックチェーン技術、「クラウドスコア」を算出する独自のスコアリングアルゴリズムや、取引の最適なマッチングを促すレコメンドエンジンの開発を支える②AI技術の研究開発を積極的に進めてまいります。
新規性の高い上記領域の研究開発の推進においては、社内に専任体制を構築し継続的なR&D投資を行うとともに、適宜外部パートナーとの連携を進めてまいります。
なお、2017年11月15日に発表いたしました株式会社電縁の買収は、ブロックチェーンテクノロジーにおける国内のリーディングカンパニーの1社である同社とのクラウドスコア構想実現に向けた共同研究の推進を目的の一つとしております。
(3)既存領域における収益構造の盤石化
当社は、平成29年9月期第4四半期には、「クラウドワークス」「クラウドテック」等の既存領域の全事業で黒字化を達成しておりますが、上記に挙げた新領域開拓を積極的に進めるため、これら既存領域においては、最小限の費用で最大限の効果を上げるべく、さらなる生産性の向上を目指してまいります。これにより創出した利益は新たな領域に再投資し、さらなる成長を目指すものであります。

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