有価証券報告書-第10期(平成28年5月1日-平成29年4月30日)

【提出】
2017/07/27 15:06
【資料】
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【項目】
111項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
(2)財政状態の分析
当連結会計年度末における資産合計は19,659,953千円となり、前連結会計年度末に比べ、971,504千円の増加となりました。流動資産合計は15,552,855千円となり、前連結会計年度末に比べ、1,172,002千円の増加となりました。これは主に売掛金の増加によるものです。固定資産合計は4,107,097千円となり、前連結会計年度末に比べ、200,497千円の減少となりました。これは主に、無形固定資産の減少によるものです。
当連結会計年度末における負債合計は6,718,266千円となり、前連結会計年度末に比べ、545,446千円の増加となりました。流動負債合計は4,904,525千円となり、前連結会計年度末に比べ、431,748千円の減少となりました。これは主に、未払金の減少によるものです。固定負債合計は1,813,740千円となり、前連結会計年度末に比べ、977,195千円の増加となりました。これは主に、長期借入金の増加によるものです。
当連結会計年度末における純資産合計は12,941,686千円となり、前連結会計年度末に比べ、426,058千円の増加となりました。これは主に、利益剰余金の増加によるものです。なお、自己資本比率は65.8%となりました。
(3)経営成績の分析
当社子会社の株式会社エイリムが平成25年7月に配信を開始した「ブレイブ フロンティア(日本語版)」及び当社が同年11月に配信を開始した「ブレイブ フロンティア(海外言語版)」の売上が配信開始後の期間経過等に伴い減少いたしました。一方で、株式会社スクウェア・エニックスと共同開発し、平成27年10月に配信を開始した「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス(日本語版)」及び平成28年6月に配信を開始した「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS(海外言語版)」、株式会社Fuji&gumi Gamesと共同開発し、平成28年1月に配信を開始した「誰ガ為のアルケミスト」、そして当社オリジナルタイトルとして、平成28年4月に配信を開始した「クリスタル オブ リユニオン(日本語版)」が好調に推移し売上に寄与しました。この結果、売上高は25,933,658千円となり、前連結会計年度に比べ、4,496,205千円の増加となりました。
営業利益は1,650,037千円(前年同期は、2,229,896千円の損失)となりました。これは主に、支払手数料率の低いタイトルが増収したこと、また、平成28年3月及び同年4月の取締役会において決議した海外拠点の再編(事業撤退・事業縮小)に伴うコスト削減等により売上原価率が低下したこと及び広告効果検証の徹底による広告宣伝費の削減等により販売費及び一般管理費が減少したことによるものです。
経常利益は1,734,017千円(前年同期は、2,256,462千円の損失)となりました。これは主に、営業外収益として持分法による投資利益157,128千円、営業外費用として為替差損82,489千円を計上したことによるものです。
親会社株主に帰属する当期純利益は1,383,379千円(前年同期は、3,299,256千円の損失)となりました。これは主に、法人税等の計上によるものです。なお、当連結会計年度に特別利益として投資有価証券売却益395,941千円、特別損失として投資有価証券評価損389,423千円を計上しております。
(4)キャッシュ・フローの分析
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当社の経営者は「第2 事業の状況 3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社が今後さらなる成長と発展を遂げるためには、厳しい環境の中で様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。
当社グループは世界のモバイルオンラインゲーム市場が一定の成長を維持し続けるものと見込んでいることから、国内外で良質なコンテンツを継続的に開発する仕組みを充実させるとともに、世界的にコンテンツを配信するためのネットワークを強化することによって、かかる課題に取り組んでまいります。
(7)経営戦略の現状と見通し
ネイティブアプリサービスに関しては、引き続き、国内市場のみならず海外市場にも積極的に展開してまいります。具体的には、モバイルオンラインゲームのグローバルな配信体制の構築により、主に自社開発の良質なゲームコンテンツを世界各国に配信するとともに、プラットフォームやマーケティングパートナーとの連携、世界各国のゲーム開発会社との提携及び有名IPの活用等を積極的に推し進めていく方針であります。
VRサービスに関しては、将来、市場の急拡大が見込まれるVR市場において早期に優位なポジションを築くことが重要な課題であると考えております。当社グループは、市場の状況に合わせて投資を行っていく方針であり、市場の黎明期においては国内・海外にて主にファンド出資を通じたVR関連企業の成長支援を実施し、また成長期においてはVRコンテンツの開発を主体的に取り組み、VRサービスの収益化を目指してまいります。

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