四半期報告書-第13期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

【提出】
2015/08/14 11:12
【資料】
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【項目】
18項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期累計期間における我が国経済は、円安による輸出企業の好調な業績や株式市場の堅調な推移を背景として、国内景気は緩やかではありますが回復基調となりました。
個人消費については、雇用・所得環境の改善に伴い、消費者マインドに持ち直しの動きが見られましたが、物価の上昇や、消費の基盤となる個人所得の水準は小幅な改善に留まる等、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社の属する外食産業におきましては、業界内における競争の激化に加え、円安による仕入コストの上昇や消費者の依然として高い生活防衛意識等により、経営環境は厳しい状況で推移しております。
かかる状況下におきまして、当社は「日常を、より楽しく。‐To Entertain People‐」というビジョンのもと、カルチャーコンテンツ提供事業の積極推進により、経営計画の実現に向けた施策に取り組んでまいりました。
飲食サービスにおきましては、既存エリアにおけるドミナント戦略強化を目的とした出店施策により、東海地方に1店舗(atari CAFE&DINING 新静岡セノバ店)、関東地方に3店舗(kawara CAFE&DINING -FORWARD- 横浜ワールドポーターズ店、kawara CAFE&KITCHEN トレッサ横浜店、kawara CAFE&DINING 津田沼パルコ店)の計4店舗を新規に出店、この結果、総店舗数は59店舗となりました。
また、コンテンツ企画サービスにおきましては、季節イベントとして関東地方及び近畿地方においてビアガーデン営業に本格着手致しました。
以上の結果、当第1四半期累計期間における売上高は1,173百万円となりました。
利益面につきましては、当該各施策における初期投資コストに加え、本部間接部門における機能の充実強化を目的とする人員増強に伴う採用費の発生等の影響により、当第1四半期累計期間の結果は、営業損失9百万円、経常損失5百万円、四半期純損失5百万円となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末と比較して64百万円減少し、1,969百万円となりました。
流動資産は、前事業年度末と比較して163百万円減少し、787百万円となりました。減少の主な要因は、現金及び預金196百万円の減少によるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して98百万円増加し、1,180百万円となりました。増加の主な要因は、新規出店に伴う有形固定資産72百万円の増加、敷金及び保証金22百万円の増加によるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末と比較して60百万円減少し、1,057百万円となりました。
流動負債は、前事業年度末と比較して67百万円減少し、594百万円となりました。減少の主な要因は、未払法人税等51百万円の減少によるものであります。
固定負債は、前事業年度末と比較して6百万円増加し、463百万円となりました。増加の主な要因は、新規出店に伴う資産除去債務4百万円の増加によるものであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末と比較して4百万円減少し、911百万円となりました。減少の主な要因は、四半期純損失の計上による利益剰余金5百万円の減少によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。