訂正有価証券報告書-第64期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
当社グループはこれまでに展開してきた事業の成長戦略を引き続き実施し、更なる飛躍を遂げるために、以下の課題に取り組んでおります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、製品開発から顧客サービスまで一貫した優秀なシステム・体制を構築・維持しながら、社会に役立つ製品とサービスを世界中へ提供し、顧客からの信頼・支持を得ることを目標としております。 当社では、2001年に開始した定額制サービス「メルスプラン」が事業の中核を成しております。メルスプランは、当時まだ世間に定額制という仕組みが浸透していない中、お客様の目の健康を守る為に開発したシステムで、エンドユーザーと販売施設、そしてメーカーである当社がそれぞれ結びつくビジネスモデルです。加盟施設様との連携のもと会員様とコミュニケーションをとり、コンタクトレンズ提供を含めたサービスを提供しており、134 万人を超える会員様に支えられております。メルスプランの更なる発展を目指して、事業活動に励んでおります。そして、当社の製品や技術をグローバルに提供していくよう、活動を強化しております。更に、コンタクトレンズの製造で培った技術を応用し、創造的かつ独創的な技術でビジョンケア領域のみならず、ペットライフビジネスや健康/食品ビジネス、環境ビジネスなどの、ライフケア・ヘルスケア領域においても新しい製品やサービスの提供を目指します。
経営理念に掲げている「創造」、「独創」、「挑戦」を継続し、これからも「エンドユーザーファースト」精神のもと、製品やサービスを通じてお客様の目の健康を守ることはもちろん、「人にも動物にも環境にも優しい地球企業」を目指し、グループ一丸となって取り組んでまいります。
(2) 目標とする経営指標
当社グループは、新たに中期経営計画「Vision2030」を策定しました。‘新しい「みる」を世界に’をスローガンに掲げ、五感を通じて楽しみや喜びを感じられるような商品やサービスを提供してまいります。Vision2030達成のマイルストーンとして、2026年3月期において連結売上高1,400億円、営業利益率12%、ROE(自己資本利益率)10%を目標として定めております。
(3) 中期的な会社の経営戦略
当社グループは、「Vision2030」の達成のために、自社での一貫した開発、製造、販売体制を活かし、海外売上高の拡大、国内でのメルスプラン会員数の拡大、そして1日使い捨てコンタクトレンズの売上高拡大及びビジョンケア事業に占める売上高比率の拡大に励んでまいります。
(4) 経営環境及び会社の対処すべき課題
1日使い捨てコンタクトレンズを中心としたディスポーザブルコンタクトレンズがグローバルで継続して拡大基調にあります。また、海外市場では、中国において、睡眠中に装用することにより近視矯正効果を得るオルソケラトロジーレンズの需要が堅調に推移しております。しかし、全世界における競合企業との競争の激化による市場環境の変化も予測されます。
このような経営環境の変化に対応するため、当社グループは以下の施策に取り組むことで事業拡大に努めてまいります。
①新製品の開発と生産能力の向上
市場において需要の伸びている、1日使い捨てコンタクトレンズにおいては、様々な顧客ニーズに対応するために、更なる商品ラインアップ拡充が必要であるため、早期の製品開発、導入に取り組んでまいります。
また、安定的に製品を供給し続ける生産体制を構築するため、1日使い捨てコンタクトレンズや、海外での販売が伸びているオルソケラトロジーレンズの生産設備への投資を行い、生産能力の増強を図っております。併せて生産性の向上に取り組み、原価低減を実現してまいります。
②メルスプラン会員数の拡大
メルスプランの商品ラインアップを充実させると共に、チャネルについては直営販売店、当社グループ会社の販売店、メルスプラン加盟施設のネットワークを強化することで、引き続きメルスプラン会員数の拡大を図ります。また、メルスプランを顧客のライフスタイルやニーズにあった、より魅力的なサービスに改善することにより、新規会員の獲得及び会員満足度の向上に取り組んでまいります。
③海外事業の拡大
当社グループの更なる発展のためには、海外事業を拡大し、海外売上比率を高めることが不可欠であると考えております。そのため、地域別の市場に応じた営業機能の強化及び物流機能の強化を行い、商品の販売拡大に取り組んでまいります。
特に米国や欧州、中国を中心としたアジアにおいて、地域毎の戦略に基づき販売活動を推進してまいります。
④新規事業の拡大
サプリメント販売などのヘルスケア事業、ペットライフ支援や食品販売、環境ビジネスなどのライフケア事業は、視覚以外の五感を通じて楽しみや喜びを提供するための商品やサービスと位置付けております。成長性と収益性を判断しながら、「Vision2030」の達成に向けて長期的な視点で新規事業を育ててまいります。禁煙活動を中心とした健康ビジネスの事業化についても引き続き推進いたします。
また、近年若年層を中心に近視割合が増加していることから、その対応策として近視進行を抑制するための総合的な商品やサービスの提供にも取り組んでまいります。
⑤持続可能な社会の実現に向けた活動の実施
環境やエコに関する取り組みは、経営上の考慮すべき課題と捉え、環境に配慮した商品開発や製造プロセスの構築等に取り組んでまいります。そして、スポーツ・文化事業を通じた、地域住民や社会への貢献にも励んでまいります。また、社員の心身の健康や社員間のコミュニケーション促進を考えた職場環境の整備を通じて業務の生産性と満足度の向上に取り組む等、健康経営を推進してまいります。
⑥ガバナンス体制の充実とコンプライアンスの強化及びリスクへの対応
当社が持続的に成長し、長期的に企業価値を向上していくために、引き続きコーポレート・ガバナンスの向上に取り組んでまいります。また、コンプライアンスの徹底を図ると共に、企業経営に重大な影響を与えると考えられるリスクを想定してリスクマネジメントすることにより、経営の安定化を図ってまいります。
●新型コロナウイルス感染症への対応
新型コロナウイルス感染症の影響により先行きは不透明であり、感染状況によっては、内外経済がさらに下振れするリスクがあることから予断を許さない状況が続くことが見込まれます。このような状況の中で、当社は高度管理医療機器であるコンタクトレンズを安全に、便利に使っていただけるようメルスプランの推進を中心に事業に励んでまいります。ディスポーザブルコンタクトレンズのメルスプラン会員向け定期宅配サービス「お届けメルスmutan(ムータン)」のサービス推進や、レンズ内面にふれず取り出すことができ、清潔にご使用いただけるパッケージ「SMART TOUCH(スマートタッチ)」を採用した1日使い捨てコンタクトレンズの拡販に努め、「エンドユーザーファースト」の視点でお客様のアイライフをサポートすべく企業活動を行ってまいります。
当社グループはこれまでに展開してきた事業の成長戦略を引き続き実施し、更なる飛躍を遂げるために、以下の課題に取り組んでおります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、製品開発から顧客サービスまで一貫した優秀なシステム・体制を構築・維持しながら、社会に役立つ製品とサービスを世界中へ提供し、顧客からの信頼・支持を得ることを目標としております。 当社では、2001年に開始した定額制サービス「メルスプラン」が事業の中核を成しております。メルスプランは、当時まだ世間に定額制という仕組みが浸透していない中、お客様の目の健康を守る為に開発したシステムで、エンドユーザーと販売施設、そしてメーカーである当社がそれぞれ結びつくビジネスモデルです。加盟施設様との連携のもと会員様とコミュニケーションをとり、コンタクトレンズ提供を含めたサービスを提供しており、134 万人を超える会員様に支えられております。メルスプランの更なる発展を目指して、事業活動に励んでおります。そして、当社の製品や技術をグローバルに提供していくよう、活動を強化しております。更に、コンタクトレンズの製造で培った技術を応用し、創造的かつ独創的な技術でビジョンケア領域のみならず、ペットライフビジネスや健康/食品ビジネス、環境ビジネスなどの、ライフケア・ヘルスケア領域においても新しい製品やサービスの提供を目指します。
経営理念に掲げている「創造」、「独創」、「挑戦」を継続し、これからも「エンドユーザーファースト」精神のもと、製品やサービスを通じてお客様の目の健康を守ることはもちろん、「人にも動物にも環境にも優しい地球企業」を目指し、グループ一丸となって取り組んでまいります。
(2) 目標とする経営指標
当社グループは、新たに中期経営計画「Vision2030」を策定しました。‘新しい「みる」を世界に’をスローガンに掲げ、五感を通じて楽しみや喜びを感じられるような商品やサービスを提供してまいります。Vision2030達成のマイルストーンとして、2026年3月期において連結売上高1,400億円、営業利益率12%、ROE(自己資本利益率)10%を目標として定めております。
(3) 中期的な会社の経営戦略
当社グループは、「Vision2030」の達成のために、自社での一貫した開発、製造、販売体制を活かし、海外売上高の拡大、国内でのメルスプラン会員数の拡大、そして1日使い捨てコンタクトレンズの売上高拡大及びビジョンケア事業に占める売上高比率の拡大に励んでまいります。
(4) 経営環境及び会社の対処すべき課題
1日使い捨てコンタクトレンズを中心としたディスポーザブルコンタクトレンズがグローバルで継続して拡大基調にあります。また、海外市場では、中国において、睡眠中に装用することにより近視矯正効果を得るオルソケラトロジーレンズの需要が堅調に推移しております。しかし、全世界における競合企業との競争の激化による市場環境の変化も予測されます。
このような経営環境の変化に対応するため、当社グループは以下の施策に取り組むことで事業拡大に努めてまいります。
①新製品の開発と生産能力の向上
市場において需要の伸びている、1日使い捨てコンタクトレンズにおいては、様々な顧客ニーズに対応するために、更なる商品ラインアップ拡充が必要であるため、早期の製品開発、導入に取り組んでまいります。
また、安定的に製品を供給し続ける生産体制を構築するため、1日使い捨てコンタクトレンズや、海外での販売が伸びているオルソケラトロジーレンズの生産設備への投資を行い、生産能力の増強を図っております。併せて生産性の向上に取り組み、原価低減を実現してまいります。
②メルスプラン会員数の拡大
メルスプランの商品ラインアップを充実させると共に、チャネルについては直営販売店、当社グループ会社の販売店、メルスプラン加盟施設のネットワークを強化することで、引き続きメルスプラン会員数の拡大を図ります。また、メルスプランを顧客のライフスタイルやニーズにあった、より魅力的なサービスに改善することにより、新規会員の獲得及び会員満足度の向上に取り組んでまいります。
③海外事業の拡大
当社グループの更なる発展のためには、海外事業を拡大し、海外売上比率を高めることが不可欠であると考えております。そのため、地域別の市場に応じた営業機能の強化及び物流機能の強化を行い、商品の販売拡大に取り組んでまいります。
特に米国や欧州、中国を中心としたアジアにおいて、地域毎の戦略に基づき販売活動を推進してまいります。
④新規事業の拡大
サプリメント販売などのヘルスケア事業、ペットライフ支援や食品販売、環境ビジネスなどのライフケア事業は、視覚以外の五感を通じて楽しみや喜びを提供するための商品やサービスと位置付けております。成長性と収益性を判断しながら、「Vision2030」の達成に向けて長期的な視点で新規事業を育ててまいります。禁煙活動を中心とした健康ビジネスの事業化についても引き続き推進いたします。
また、近年若年層を中心に近視割合が増加していることから、その対応策として近視進行を抑制するための総合的な商品やサービスの提供にも取り組んでまいります。
⑤持続可能な社会の実現に向けた活動の実施
環境やエコに関する取り組みは、経営上の考慮すべき課題と捉え、環境に配慮した商品開発や製造プロセスの構築等に取り組んでまいります。そして、スポーツ・文化事業を通じた、地域住民や社会への貢献にも励んでまいります。また、社員の心身の健康や社員間のコミュニケーション促進を考えた職場環境の整備を通じて業務の生産性と満足度の向上に取り組む等、健康経営を推進してまいります。
⑥ガバナンス体制の充実とコンプライアンスの強化及びリスクへの対応
当社が持続的に成長し、長期的に企業価値を向上していくために、引き続きコーポレート・ガバナンスの向上に取り組んでまいります。また、コンプライアンスの徹底を図ると共に、企業経営に重大な影響を与えると考えられるリスクを想定してリスクマネジメントすることにより、経営の安定化を図ってまいります。
●新型コロナウイルス感染症への対応
新型コロナウイルス感染症の影響により先行きは不透明であり、感染状況によっては、内外経済がさらに下振れするリスクがあることから予断を許さない状況が続くことが見込まれます。このような状況の中で、当社は高度管理医療機器であるコンタクトレンズを安全に、便利に使っていただけるようメルスプランの推進を中心に事業に励んでまいります。ディスポーザブルコンタクトレンズのメルスプラン会員向け定期宅配サービス「お届けメルスmutan(ムータン)」のサービス推進や、レンズ内面にふれず取り出すことができ、清潔にご使用いただけるパッケージ「SMART TOUCH(スマートタッチ)」を採用した1日使い捨てコンタクトレンズの拡販に努め、「エンドユーザーファースト」の視点でお客様のアイライフをサポートすべく企業活動を行ってまいります。