有価証券報告書-第15期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定を反映させております。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大により極めて先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが属する国内ゲームアプリの市場規模は、「ファミ通ゲーム白書2020」によると、2019年に1兆2,140億円にまで成長し、2021年には1兆2,720億円に達すると予想されております。しかし、中国・韓国系企業のタイトルのシェアは年々増加しており、ゲームメーカーの競争環境は激化しております。そのため、資金調達力などの企業体力に限界のある小・中規模事業者の淘汰が進んでおり、今後も事業者間の合従連衡が行われていくものと考えております。
当社グループは、規模成長を追求するべく、2018年から6か月の再設計期間を経て黒字化を目指す「再設計型」タイトルの獲得を開始し、2019年から仕入ペースを加速させる中で、市場に増加している「再設計型」の買取を積極的に行ってきました。加えて、新機能開発などで売上伸長を狙う「グロスアップ」や、他メーカーが開発・運営しているタイトルの海外版を当社が開発・運営する「グローバルチャレンジ」を積極的に推し進めてまいりました。しかし、これらの施策が、計画と乖離する結果となり、業績が悪化いたしました。
業績の悪化をうけて、2019年12月期第2四半期決算発表と同時に「転換点リカバリープラン」を発表いたしました。規模成長の追求から持続的利益体質を目指す戦略に転換し、「再設計型」・「グロスアップ」・「グローバルチャレンジ」の取り組みは凍結いたしました。加えて、人員の最適化・全社費用の徹底削減などの構造改革を行った上で、データドリブンスマート運営の徹底を行いました。
こういった取り組みにより、持続的利益体質への体制構築は完了し、2020年12月期において、過去最高の通期営業利益を達成いたしました。
当連結会計年度において、6タイトルの仕入と6タイトルのエンディングを行い、2020年12月末時点での運営タイトル数は36となっております。
なお、当社グループにおける新型コロナウイルスの影響は限定的です。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は11,533,596千円(前年同期比1.0%減)、営業利益は1,135,234千円(前年同期は営業損失778,437千円)、経常利益は1,116,874千円(前年同期は経常損失818,551千円)、親会社株主に帰属する当期期純利益は1,129,848千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失2,412,612千円)となっております。
なお、当連結会計年度末における当社グループはゲームサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載しておりません。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ562,105千円増加し、2,755,830千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,848,474千円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,021,798千円などの増加要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、178,708千円となりました。これは主に、子会社株式の条件付取得対価の支払額200,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,107,660千円となりました。これは主に、社債発行の償還による支出944,500千円などの減少要因があったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは生産活動を行っておりませんので、記載を省略しております。
b.受注実績
当社グループは受注生産を行っておりませんので、記載を省略しております。
c.販売実績
当社グループは、ゲームサービス事業の単一セグメントであり、当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。
(注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は後記「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
② 財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べて21,522千円増加し、5,049,867千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加(前連結会計年度末比562,105千円の増加)、売掛金の減少(前連結会計年度末比352,811千円の減少)などがあったことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べて1,119,302千円減少し、2,531,140千円となりました。これは主に、社債の減少(前連結会計年度末比944,500千円の減少)などがあったことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて1,140,825千円増加し、2,518,726千円となりました。これは主に、利益剰余金の増加(前連結会計年度末比1,129,848千円の増加)などがあったことによるものであります。
③ 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、新型コロナウイルスの影響によるタイトルの獲得の遅延により、前連結会計年度に比べ1.0%減の11,533,596千円となりました。
(売上原価及び売上総利益)
当連結会計年度の売上原価は、外注費減少等により、前連結会計年度に比べ11.0%減の6,404,443千円となりました。この結果、売上総利益は前連結会計年度に比べ15.1%増加し5,129,153千円となりました。
(販売費及び一般管理費)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、人件費をはじめとする各種費用の適正化に努めたことから、前連結会計年度に比べ23.7%減少し3,993,918千円となりました。
(営業外損益及び経常利益)
当連結会計年度の営業外収益は、消耗品売却収入が発生したこと等から、前連結会計年度に比べ304.0%増加し7,637千円となりました。当連結会計年度の営業外費用は、社債発行費が減少したこと等から、前連結会計年度に比べ38.1%減少し25,997千円となりました。この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ1,935,425千円増加し1,116,874千円となりました。
(特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度の特別利益は、前連結会計年度に比べ98.1%減少し378千円となりました。当連結会計年度の特別損失は、前連結会計年度に比べ92.5%減少し95,453千円となりました。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ3,542,460千円増加し1,129,848千円となりました。
④ キャッシュ・フローの状況の分析
「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概
要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性について
当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、2,755,830千円となっております。
ゲームサービス事業の持続的な成長に伴う運転資金、ゲームタイトルの仕入れ、将来的なM&A等の可能性に備えております。
なお当社グループは資金調達の機動性及び安定性の確保を目的として、複数の取引金融機関と当座貸越契約を締結しております。
⑥ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは、「2 事業等のリスク」に記載のとおり、スマートフォンゲーム市場の変化、他社との競合、プラットフォーム運営事業者や業務提携先との関係、技術革新への対応度合い、特定経営者への依存、人材の確保育成、ネットワーク災害、コンプライアンスと内部管理体制、知的財産権、個人情報管理、サービスの安全性及び健全性等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社グループは、優秀な人材の採用、セキュリティ対策、新規事業の開拓、魅力ある新たなゲームタイトルの仕入や業務提携及びゲームメーカー又はその事業のM&A等により、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散し、リスクの発生を抑え、適切に対応していく所存であります。
(3)経営者の問題意識と今後の方針について
当社グループの経営者は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社グループが今後さらなる成長と発展を遂げるためには、厳しい環境の中で様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。
そのために、ゲームサービス事業における展開、新規事業・サービスへの積極的な取り組み、システム技術・インフラの強化、優秀な人材の確保と育成、内部管理体制の強化等を行ってまいります。
(4)経営戦略の現状と見通し
2020年代のメガトレンドとして、既存産業のDXが進む中、当社グループは強みのDX技能をゲーム領域とスポーツ領域に投下し、2本柱での成長を進めてまいります。ゲームサービス事業の再成長と、柱となる新規事業の創造を通して、2021年12月期においては、既存タイトルのマーケティング注力による売上増加や、人件費・外注費単価低減による利益率上昇の取り組みを進めてまいります。また、堅実な外部環境下において、新規獲得体制を強化するとともに、運営受託スキームを開始し、ゲームサービス事業の再成長を目指してまいります。新規事業においては、AI事業・マーケティング事業の競争力を更に強化しながら、スポーツDX事業としてクラブ運営DXとファンタジースポーツに取り組んでまいります。

当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定を反映させております。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大により極めて先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが属する国内ゲームアプリの市場規模は、「ファミ通ゲーム白書2020」によると、2019年に1兆2,140億円にまで成長し、2021年には1兆2,720億円に達すると予想されております。しかし、中国・韓国系企業のタイトルのシェアは年々増加しており、ゲームメーカーの競争環境は激化しております。そのため、資金調達力などの企業体力に限界のある小・中規模事業者の淘汰が進んでおり、今後も事業者間の合従連衡が行われていくものと考えております。
当社グループは、規模成長を追求するべく、2018年から6か月の再設計期間を経て黒字化を目指す「再設計型」タイトルの獲得を開始し、2019年から仕入ペースを加速させる中で、市場に増加している「再設計型」の買取を積極的に行ってきました。加えて、新機能開発などで売上伸長を狙う「グロスアップ」や、他メーカーが開発・運営しているタイトルの海外版を当社が開発・運営する「グローバルチャレンジ」を積極的に推し進めてまいりました。しかし、これらの施策が、計画と乖離する結果となり、業績が悪化いたしました。
業績の悪化をうけて、2019年12月期第2四半期決算発表と同時に「転換点リカバリープラン」を発表いたしました。規模成長の追求から持続的利益体質を目指す戦略に転換し、「再設計型」・「グロスアップ」・「グローバルチャレンジ」の取り組みは凍結いたしました。加えて、人員の最適化・全社費用の徹底削減などの構造改革を行った上で、データドリブンスマート運営の徹底を行いました。
こういった取り組みにより、持続的利益体質への体制構築は完了し、2020年12月期において、過去最高の通期営業利益を達成いたしました。
当連結会計年度において、6タイトルの仕入と6タイトルのエンディングを行い、2020年12月末時点での運営タイトル数は36となっております。
なお、当社グループにおける新型コロナウイルスの影響は限定的です。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は11,533,596千円(前年同期比1.0%減)、営業利益は1,135,234千円(前年同期は営業損失778,437千円)、経常利益は1,116,874千円(前年同期は経常損失818,551千円)、親会社株主に帰属する当期期純利益は1,129,848千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失2,412,612千円)となっております。
なお、当連結会計年度末における当社グループはゲームサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載しておりません。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ562,105千円増加し、2,755,830千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,848,474千円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,021,798千円などの増加要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、178,708千円となりました。これは主に、子会社株式の条件付取得対価の支払額200,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,107,660千円となりました。これは主に、社債発行の償還による支出944,500千円などの減少要因があったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは生産活動を行っておりませんので、記載を省略しております。
b.受注実績
当社グループは受注生産を行っておりませんので、記載を省略しております。
c.販売実績
当社グループは、ゲームサービス事業の単一セグメントであり、当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | 前年同期比(%) |
| ゲームサービス事業(千円) | 11,533,596 | 99.0 |
(注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社ディー・エヌ・エー | 1,484,165 | 12.7 | 3,025,653 | 26.2 |
| Apple Inc. | 1,935,287 | 16.6 | 1,936,266 | 16.8 |
| グリー株式会社 | 2,096,155 | 18.0 | 1,911,222 | 16.6 |
| Google LLC | 1,677,383 | 14.4 | 1,498,352 | 13.0 |
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は後記「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
② 財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べて21,522千円増加し、5,049,867千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加(前連結会計年度末比562,105千円の増加)、売掛金の減少(前連結会計年度末比352,811千円の減少)などがあったことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べて1,119,302千円減少し、2,531,140千円となりました。これは主に、社債の減少(前連結会計年度末比944,500千円の減少)などがあったことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて1,140,825千円増加し、2,518,726千円となりました。これは主に、利益剰余金の増加(前連結会計年度末比1,129,848千円の増加)などがあったことによるものであります。
③ 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、新型コロナウイルスの影響によるタイトルの獲得の遅延により、前連結会計年度に比べ1.0%減の11,533,596千円となりました。
(売上原価及び売上総利益)
当連結会計年度の売上原価は、外注費減少等により、前連結会計年度に比べ11.0%減の6,404,443千円となりました。この結果、売上総利益は前連結会計年度に比べ15.1%増加し5,129,153千円となりました。
(販売費及び一般管理費)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、人件費をはじめとする各種費用の適正化に努めたことから、前連結会計年度に比べ23.7%減少し3,993,918千円となりました。
(営業外損益及び経常利益)
当連結会計年度の営業外収益は、消耗品売却収入が発生したこと等から、前連結会計年度に比べ304.0%増加し7,637千円となりました。当連結会計年度の営業外費用は、社債発行費が減少したこと等から、前連結会計年度に比べ38.1%減少し25,997千円となりました。この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ1,935,425千円増加し1,116,874千円となりました。
(特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度の特別利益は、前連結会計年度に比べ98.1%減少し378千円となりました。当連結会計年度の特別損失は、前連結会計年度に比べ92.5%減少し95,453千円となりました。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ3,542,460千円増加し1,129,848千円となりました。
④ キャッシュ・フローの状況の分析
「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概
要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性について
当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、2,755,830千円となっております。
ゲームサービス事業の持続的な成長に伴う運転資金、ゲームタイトルの仕入れ、将来的なM&A等の可能性に備えております。
なお当社グループは資金調達の機動性及び安定性の確保を目的として、複数の取引金融機関と当座貸越契約を締結しております。
⑥ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは、「2 事業等のリスク」に記載のとおり、スマートフォンゲーム市場の変化、他社との競合、プラットフォーム運営事業者や業務提携先との関係、技術革新への対応度合い、特定経営者への依存、人材の確保育成、ネットワーク災害、コンプライアンスと内部管理体制、知的財産権、個人情報管理、サービスの安全性及び健全性等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社グループは、優秀な人材の採用、セキュリティ対策、新規事業の開拓、魅力ある新たなゲームタイトルの仕入や業務提携及びゲームメーカー又はその事業のM&A等により、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散し、リスクの発生を抑え、適切に対応していく所存であります。
(3)経営者の問題意識と今後の方針について
当社グループの経営者は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社グループが今後さらなる成長と発展を遂げるためには、厳しい環境の中で様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。
そのために、ゲームサービス事業における展開、新規事業・サービスへの積極的な取り組み、システム技術・インフラの強化、優秀な人材の確保と育成、内部管理体制の強化等を行ってまいります。
(4)経営戦略の現状と見通し
2020年代のメガトレンドとして、既存産業のDXが進む中、当社グループは強みのDX技能をゲーム領域とスポーツ領域に投下し、2本柱での成長を進めてまいります。ゲームサービス事業の再成長と、柱となる新規事業の創造を通して、2021年12月期においては、既存タイトルのマーケティング注力による売上増加や、人件費・外注費単価低減による利益率上昇の取り組みを進めてまいります。また、堅実な外部環境下において、新規獲得体制を強化するとともに、運営受託スキームを開始し、ゲームサービス事業の再成長を目指してまいります。新規事業においては、AI事業・マーケティング事業の競争力を更に強化しながら、スポーツDX事業としてクラブ運営DXとファンタジースポーツに取り組んでまいります。
