このような状況のもと、当社グループでは世界の大手製薬企業が研究開発拠点を置く米国を中心に、マウスの肝臓の70%以上がヒトの肝細胞に置き換えられたヒト肝細胞キメラマウス(当社製品名:PXBマウス)を用いた受託試験サービスの提供及びPXBマウス関連製品の販売を行っております。
PXBマウスの需要は肝炎領域からバイオ医薬領域に移行しており、核酸医薬品や遺伝子治療等の開発で利用が増加しております。受注高は概ね順調に推移し前年同期比40.6%増となりましたが、大型のマウス販売案件を獲得した安全性等分野は伸長した一方で、抗B型肝炎薬の開発予算見直しが相次いだ薬効薬理分野は厳しい市場環境となりました。売上高についてはマウス販売が堅調であった安全性等分野は前年同期を上回り健闘したものの、受注の低迷が顕著となった薬効薬理分野は前年同期から大きく落ち込み、減収となりました。損益面につきましては、受託試験案件が減少したことで売上原価の外注費等は減少しましたが、人件費を含めた営業経費等が増加したことから販売費及び一般管理費は増加しており、黒字は確保したものの、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期を大きく下回りました。
この結果、当連結会計年度の売上高1,715,321千円(前年同期比19.2%減)、営業利益11,063千円(前年同期比97.8%減)、経常利益43,526千円(前年同期比91.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益26,378千円(前年同期比94.7%減)となりました。
2024/06/27 10:03