有価証券報告書-第12期(令和1年5月1日-令和2年4月30日)

【提出】
2020/07/30 15:35
【資料】
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【項目】
117項目
(3) 【監査の状況】
①内部監査、監査等委員監査の状況
(内部監査)
当社の代表取締役直轄で設置している内部監査室(人員1名)では、年間監査計画に基づき、当社の業務全般の監査を実施することで、コンプライアンス、リスクマネジメント、業務プロセスの適正性・効率性の面から業務運営の健全性を監査しております。不適切事項に対しては、業務改善を勧告するとともに改善報告書を求め、社長に報告しております。
また、内部監査室は監査等委員会、ガバナンス委員会及び会計監査人と随時情報交換をしており、相互に連携することで監査の実効性を高めるよう取り組んでおります。
(監査等委員監査)
当社の監査等委員会は、監査等委員である取締役3名で構成され、内、2名は社外より招聘しており、原則として月1回定例で監査等委員会を開催し、ガバナンスのあり方とその運営状況を監視し、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の職務の執行を含む日常的活動の監査を行っております。また、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の業務執行の把握に随時努めており、適宜質問を行うことにより、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の職務の執行を監査しております。監査等委員は、事業法人の経営者並びに常勤監査役又は社外監査役として培った経験と幅広い見識を有しております。その経験を経営の監視強化に活かしていただくこととしており、さらに、取締役(監査等委員である取締役を除く。)・執行役員・従業員・会計監査人からの報告収受など法律上の権利行使の他、重要な会議体への出席や店舗への往査など実効性のあるモニタリングに取り組んでおります。
なお、内部監査室及び会計監査人とも随時情報交換を行い、監査の実効性を高めるよう連携に努めております。
当事業年度の監査等委員会において、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。
役職名氏名出席回数
常勤監査等委員である取締役徳岡 宏一12/12
監査等委員である取締役(社外)三谷 恭也11/12
監査等委員である取締役(社外)山田 善則12/12

監査等委員会における主な検討事項として、年度の監査方針・監査計画・監査の方法・各監査等委員の職務分担の決定、会計監査人の評価と再任同意、会計監査人の監査報酬に対する同意等を審議しております。
また、常勤監査等委員の活動として、重要な会議(取締役会・経営会議・その他重要会議)の出席、代表取締役や取締役との随時意見交換、会計監査人との連携、各部門の往査、監査等委員監査、重要書類等の閲覧などの監査を実施しています。
②会計監査の状況
当社は、監査法人アリアと監査契約を締結し、会計監査を受けております。なお、2020年4月期において業務を執行した公認会計士は、茂木秀俊氏、吉澤将弘氏の2名であり、当該会計監査業務に係る補助者は5名(公認会計士1名、その他の補助者4名)であります。継続監査期間は2年であります。
監査法人の異動
当社の監査法人は次のとおり異動しております。
前々事業年度 新創監査法人
前事業年度 監査法人アリア
当該異動について臨時報告書を提出しております。臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。
a. 異動に係る監査公認会計士等の名称
就任する監査公認会計士等の名称 監査法人アリア
退任する監査公認会計士等の名称 新創監査法人
b. 異動の年月日 2018年7月27日
c. 退任する監査公認会計士等が直近において監査公認会計士等となった年月日 2017年7月28日
d. 退任する監査公認会計士等が直近3年間に作成した監査報告書等又は内部統制監査報告書における意見等に関する事項
該当事項はありません。
e. 異動に至った理由及び経緯
当社は、2018年6月29日に公表した「会計監査人の異動に関するお知らせ」のとおり、当社の会計監査人である新創監査法人より、2018年7月27日開催の第10期定時株主総会終結の時をもって、任期満了により、会計監査人を退任する旨の連絡を受け、2018年6月29日開催の取締役会で受理いたしました。
当社といたしましては、当社の会計監査人が不在となることを回避し、適正な監査業務が継続される体制を維持するため、複数の監査法人に当社の監査を受嘱いただけるよう依頼し、当社が会計監査人に求める専門性、独立性、職務遂行能力を備え、当社の会計監査が適正かつ妥当に行われることを確保する体制を有しているとの判断に基づき、2018年7月27日開催の監査等委員会において、監査法人アリアを当社の一時会計監査人として選任いたしました。
また当社は、会計監査の継続性を確保するため、引き続き同監査法人が当社の会計監査人として相当であり、独立性及び専門性、監査活動の適切性、効率性並びに監査報酬等を総合的に判断し、監査等委員会の決定により同監査法人を会計監査人の候補者として、2018年12月20日開催の臨時株主総会において、一時会計監査人である監査法人アリアを改めて会計監査人に選任することを決議しました。
f. 上記の理由及び経緯に対する監査報告書等又は内部統制監査報告書の記載事項に係る退任する監査公認会計士等の意見
特段の意見はない旨の回答を得ております。
(監査報酬の内容等)
a. 監査公認会計士等に対する報酬
前事業年度当事業年度
監査証明業務に基づく報酬
(千円)
非監査業務に基づく報酬
(千円)
監査証明業務に基づく報酬
(千円)
非監査業務に基づく報酬
(千円)
20,000-20,000-

(注)非監査業務に関しては、前事業年度及び当事業年度のいずれにおいても該当事項はありません。
b. 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
(その他重要な報酬の内容)
(前事業年度)
該当事項はありません。
(当事業年度)
該当事項はありません。
(監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容)
(前事業年度)
該当事項はありません。
(当事業年度)
該当事項はありません。
(監査報酬の決定方針)
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針は策定しておりませんが、監査法人からの見積提案をもとに、当社の規模・業務の特性等の観点から監査日数及び監査従事者の構成等の要素を勘案して検討し、監査等委員会の同意を得て、取締役会へ報告しております。