有価証券報告書-第16期(令和1年12月1日-令和2年11月30日)

【提出】
2021/02/18 14:28
【資料】
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【項目】
140項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは資金計画に基づき必要な資金は銀行借入及び新株の発行により調達しております。また、資金運用に関しては、短期的な預金等に限定し、デリバティブ取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
売掛金及び長期貸付金は、顧客の信用リスクに晒されています。当該リスクに関しましては、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、適宜信用状況を把握しております。
投資有価証券は、取引先企業との業務又は資本提携等に関する株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
差入保証金は、主に賃借物件において預託しているものでありますが、取引先企業等の財務状況等に関する信用リスクに晒されております。
買掛金及び預り金は、概ね1年以内の支払期日です。
借入金は、主に営業取引に係る資金調達及び設備投資資金であります。
長期預り保証金は、テナント賃貸借契約等に係る敷金及び保証金であります。
リース債務は、主に本社の設備投資に係る資金調達を目的としたものであります。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、案件管理表に基づき、営業債権について案件及び取引先ごとに期日管理及び残高管理を行っております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、取引先企業等との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
③ 資金調達に係る流動性のリスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、適時に資金繰り計画を作成するなどの方法により流動性リスクを管理しています。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前連結会計年度(2019年11月30日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1) 現金及び預金3,989,3583,989,358
(2) 売掛金6,8116,811
(3) 長期貸付金5,042
貸倒引当金(※1)△5,042
(4) 差入保証金135,401136,6611,259
(5) 破産更生債権等23,658
貸倒引当金(※1)△23,658
資産計4,131,5714,132,8301,259
(1) 買掛金204,235204,235
(2) 短期借入金20,00020,000
(3) リース債務138,136137,186△950
(4) 未払法人税等286,705286,705
(5) 預り金19,37419,374
(6) 長期借入金(※2)171,809171,89485
(7) 長期預り保証金125,829120,157△5,672
負債計966,089959,552△6,537

(※1) 長期貸付金及び破産更生債権等に対する個別貸倒引当金を控除しております。
(※2) 1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めて表示しております。
当連結会計年度(2020年11月30日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1) 現金及び預金2,066,2662,066,266
(2) 売掛金2,0072,007
(3) 長期貸付金5,042
貸倒引当金(※1)△5,042
(4) 差入保証金133,289131,924△1,365
(5) 破産更生債権等23,658
貸倒引当金(※1)△23,658
資産計2,201,5632,200,198△1,365
(1) 買掛金205,792205,792
(2) 短期借入金228,000228,000
(3) リース債務133,321132,101△1,219
(4) 未払法人税等491491
(5) 預り金17,24617,246
(6) 長期借入金(※2)675,578671,436△4,141
(7) 長期預り保証金145,434136,458△8,975
負債計1,405,8641,391,527△14,337

(※1) 長期貸付金及び破産更生債権等に対する個別貸倒引当金を控除しております。
(※2) 1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めて表示しております。
(注) 1.金融商品の時価の算定方法に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、並びに(2) 売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3) 長期貸付金、並びに(5) 破産更生債権等
長期貸付金及び破産更生債権等については、回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決算日における貸借対照表価額から現在の貸倒見積高を控除した金額に近似しており、当該価額をもって時価としております。
(4) 差入保証金
差入保証金の時価については、償還予定時期を見積り、国債の利回り等適切な指標で割り引いた現在価値により算定しております。
負 債
(1) 買掛金、(2) 短期借入金、(4)未払法人税等、並びに(5)預り金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3) リース債務、並びに(7) 長期預り保証金
リース債務及び長期預り保証金の時価については、償還予定時期を見積り、国債の利回り等適切な指標で割り引いた現在価値により算定しております。
(6) 長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
(注) 2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)
区分2019年11月30日2020年11月30日
差入保証金1,2001,200
非上場株式168,954147,606

これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上記の表には含めておりません。
前連結会計年度において、非上場株式について100,991千円の減損処理を行っております。
(注) 3.金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2019年11月30日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金3,989,358
売掛金6,811
差入保証金1,9224,64421,755108,279
合計3,998,0924,64421,755108,279


当連結会計年度(2020年11月30日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金2,066,266
売掛金2,007
差入保証金9,99820,354104,136
合計2,068,2739,99820,354104,136

(注) 4.短期借入金、長期借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2019年11月30日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金20,000
長期借入金99,48755,27417,048
リース債務4,8155,0845,3695,6705,987111,209
合計124,30260,35822,4175,6705,987111,209

当連結会計年度(2020年11月30日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金228,000
長期借入金435,50637,28020,23220,23225,273137,054
リース債務5,0845,3695,6705,9876,322104,886
合計668,59042,64925,90226,21931,596241,940