訂正有価証券報告書-第16期(平成31年3月1日-令和2年2月29日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用情勢や所得環境の改善などを背景に緩やかな景気回復基調で推移しておりましたが、消費税増税や自然災害の発生、新型コロナウイルス感染症の感染拡大等により、急速な個人消費の減少、企業収益の悪化等の影響が生じております。
このような環境の中、当社グループは、「ファッションにエンタテイメントを」を理念とし、オリジナルバッグ・財布等の提供を通じて「お客様に非日常のワクワク感を提供すること」を目指し、引続きインターネット販売や既存店の強化を行っております。また、オンラインショップと店舗の一層の連携を図るべく、引続き販売促進費への投資、SNS活動の強化、自社ブランドのポータルブログを活用したO2O戦略の強化を行ったものの、インターネット広告単価の上昇等に伴う販売促進費の効率化等の影響により、インターネット販売が1,914,734千円(前連結会計年度比8.4%減)、店舗販売が1,994,480千円(同1.6%増)となりました。
さらに、2019年3月15日にブランド価値向上及び顧客サービスの一層の強化並びに売上及び利益の更なる拡大を図るべく、ATAO神戸本店及びIANNE神戸店を大幅拡張リニューアルし、当社グループが展開するすべてのコンテンツ及び限定品を取り扱う総合ショップ「アタオランド」をオープンいたしました。また、効率的な店舗運営等の観点から、同店の近隣店舗であるATAO大丸神戸店の営業を2019年3月5日をもって終了し、「アタオランド」に移転統合しております。「アタオランド」は、当社グループが展開するすべてのコンテンツを盛り込んだ、全国初の約100坪の大型店舗であり、ブランド発祥の地である神戸から、これまで以上に発信を強化し、他府県からの観光客の取り込みや、海外からの観光客にも訴求できる魅力ある店づくりを行ってまいります。
加えて、キャラクターブランドであるILEMERについて、サプライズ・ハッピードール等の商品拡充を図りながら、動画クリエーターとコラボしたプロモーション等を実施するとともに、越境ECの展開を開始しております。
以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下の通りとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ388,230千円増加し、2,988,744千円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ157,719千円減少し、546,342千円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ545,949千円増加し、2,442,401千円となりました。
b.経営成績
「アタオランド」のオープンに向けた休業期間やATAO大丸神戸店の移転統合、インターネット広告単価の上昇等に伴う販売促進費の効率化、消費税増税による反動減等の影響により、当連結会計年度の売上高は4,142,804千円(前連結会計年度比1.7%減)となりました。また、「アタオランド」の出店に伴う一時費用の発生等の影響があったものの、インターネット広告に係る販売促進費の効率化等により営業利益は788,043千円(同6.0%増)、経常利益は789,225千円(同5.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は540,108千円(同1.5%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、1,913,143千円となり、前連結会計年度末より518,420千円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られたキャッシュ・フローは744,226千円(前連結会計年度比301,786千円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益771,104千円、たな卸資産の減少額189,601千円による資金の増加があった一方、法人税等の支払額235,538千円による資金の減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用したキャッシュ・フローは118,398千円(前連結会計年度比68,192千円の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出96,229千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用したキャッシュ・フローは107,408千円(前連結会計年度は190,248千円の獲得)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出113,249千円があったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
b.仕入実績
仕入実績については、次の通りであります。
(注)1 金額は、仕入価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.受注実績
当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。
d.販売実績
当社グループの事業セグメントは、バッグ及び財布等の企画・販売を主とするファッションブランドビジネスを行う単一セグメントであるため、販売実績について販売の業態別に示すと次の通りであります。
(注)1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次の通りであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループ経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積もり
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準により作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして経営者による会計方針の採用、資産・負債及び収益・費用の計上については会計基準及び実務指針等により見積もりを行っております。この見積もりについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積もりには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析、検討内容
財政状態の分析
a.資産
当連結会計年度末の資産については、総資産2,988,744千円であり、前連結会計年度末と比較して388,230千円増加しております。主な要因は、現金及び預金が518,420千円、有形固定資産が55,578千円増加したことであります。
b.負債
負債合計は546,342千円であり、前連結会計年度末と比較して157,719千円減少しております。主な要因は、長期借入金が113,844千円減少したことであります。
c.純資産
純資産は2,442,401千円であり、前連結会計年度末と比較して545,949千円増加しております。主な要因は、利益剰余金が540,108千円増加したことであります。
経営成績の分析
a.売上高及び売上総利益
引続きO2O戦略の強化を進めたものの、「アタオランド」のオープンに向けた休業期間やATAO大丸神戸店の移転統合、インターネット広告単価の上昇等に伴う販売促進費の効率化、消費税増税による反動減等の影響により、当連結会計年度の売上高は4,142,804千円(前連結会計年度比1.7%減)となり、売上原価1,492,573千円(同5.8%減)を計上した結果、売上総利益は2,650,230千円(同0.8%増)となりました。
b.販売費及び一般管理費及び営業利益
販売促進費623,042千円(前連結会計年度比9.8%減)、支払手数料306,421千円(同3.6%減)等を計上した結果、当連結会計年度の販売費及び一般管理費は1,862,187千円(同1.2%減)となり、営業利益は788,043千円(同6.0%増)となりました。
c.営業外損益及び経常利益
受取家賃1,164千円(前連結会計年度比13.8%増)、保険解約返戻金255千円(前連結会計年度比89.4%減)等により営業外収益1,792千円(同49.9%減)を計上し、営業外費用610千円(同33.9%減)を計上した結果、当連結会計年度の経常利益は789,225千円(同5.8%増)となりました。
d.特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益
特別損失として減損損失18,071千円を含む18,120千円(前連結会計年度は57千円)を計上し、税金等調整前当期純利益は771,104千円(前連結会計年度比3.3%増)となり、法人税等230,996千円(同7.9%増)を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は540,108千円(同1.5%増)となりました。
キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。
③資本の財源及び資金の流動性について
当社グループは、事業運営上必要な運転資金及び設備投資資金等を確保するとともに、経済環境の急激な変化等に備えた財務基盤の強化を図ることを基本方針としております。当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、業容拡大に伴う仕入、販売促進費、人件費等の運転資本の増加であり、設備投資資金の需要は、主に新規出店や店舗リニューアルによるものであります。所要資金については、内部資金を活用するとともに、必要に応じて金融機関からの調達等により賄うこととしております。
当連結会計年度末における有利子負債の残高は151,144千円、現金及び現金同等物の残高は1,913,143千円であり、ネット・キャッシュは1,761,999千円となっております。
④経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載の通りでありますが、ブランド力の維持、ファッショントレンド、出店、特定取引先との関係等、様々なリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。そのため、市場動向等に留意し、内部管理体制の強化、取引先との関係維持・強化、市場のニーズに合った商品の開発等により、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。
⑤経営戦略の現状と見通し
当社グループの経営の状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載の通りです。
今後の見通しにつきましては、引続き「トレンドに左右されない商品企画と、定番商品を人気商品化するノウハウ」を強みとして、O2O戦略の強化を図り、インターネット販売及び店舗販売等の継続的な成長を目指してまいります。
2019年3月15日にブランド価値向上及び顧客サービスの一層の強化並びに売上及び利益の更なる拡大を図るべく、ATAO神戸本店及びIANNE神戸店を大幅拡張リニューアルし、当社グループが展開するすべてのコンテンツ及び限定品を取り扱う総合ショップ「アタオランド」をオープンいたしました。また、効率的な店舗運営等の観点から、同店の近隣店舗であるATAO大丸神戸店の営業を2019年3月5日をもって終了し、「アタオランド」に移転統合しております。
「アタオランド」は、当社グループが展開するすべてのコンテンツを盛り込んだ、全国初の約100坪の大型店舗であり、ブランド発祥の地である神戸から、これまで以上に発信を強化し、他府県からの観光客の取り込みや、海外からの観光客にも訴求できる魅力ある店づくりを行ってまいります。
また、堅調な「ATAO」の店舗及びオンラインショップを継続して強化していくことに加え、「IANNE」「Roberta di Camerino」「ILEMER」の各ブランドの育成及び顧客開拓、オンラインショップと店舗とのさらなる連携強化に積極的に取り組んでまいります。当社グループの主要な関連業界である百貨店を含む小売業界におきましては、今後も厳しい経営環境が続く見通しですが、好調なオンラインショップと店舗を連携させることにより当社グループ全体の売上及びブランド価値の向上を図ってまいります。
⑥経営者の問題認識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の通り、人材の確保・育成、生産体制の強化、新規販売チャネルの展開等が必要であると認識しております。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用情勢や所得環境の改善などを背景に緩やかな景気回復基調で推移しておりましたが、消費税増税や自然災害の発生、新型コロナウイルス感染症の感染拡大等により、急速な個人消費の減少、企業収益の悪化等の影響が生じております。
このような環境の中、当社グループは、「ファッションにエンタテイメントを」を理念とし、オリジナルバッグ・財布等の提供を通じて「お客様に非日常のワクワク感を提供すること」を目指し、引続きインターネット販売や既存店の強化を行っております。また、オンラインショップと店舗の一層の連携を図るべく、引続き販売促進費への投資、SNS活動の強化、自社ブランドのポータルブログを活用したO2O戦略の強化を行ったものの、インターネット広告単価の上昇等に伴う販売促進費の効率化等の影響により、インターネット販売が1,914,734千円(前連結会計年度比8.4%減)、店舗販売が1,994,480千円(同1.6%増)となりました。
さらに、2019年3月15日にブランド価値向上及び顧客サービスの一層の強化並びに売上及び利益の更なる拡大を図るべく、ATAO神戸本店及びIANNE神戸店を大幅拡張リニューアルし、当社グループが展開するすべてのコンテンツ及び限定品を取り扱う総合ショップ「アタオランド」をオープンいたしました。また、効率的な店舗運営等の観点から、同店の近隣店舗であるATAO大丸神戸店の営業を2019年3月5日をもって終了し、「アタオランド」に移転統合しております。「アタオランド」は、当社グループが展開するすべてのコンテンツを盛り込んだ、全国初の約100坪の大型店舗であり、ブランド発祥の地である神戸から、これまで以上に発信を強化し、他府県からの観光客の取り込みや、海外からの観光客にも訴求できる魅力ある店づくりを行ってまいります。
加えて、キャラクターブランドであるILEMERについて、サプライズ・ハッピードール等の商品拡充を図りながら、動画クリエーターとコラボしたプロモーション等を実施するとともに、越境ECの展開を開始しております。
以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下の通りとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ388,230千円増加し、2,988,744千円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ157,719千円減少し、546,342千円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ545,949千円増加し、2,442,401千円となりました。
b.経営成績
「アタオランド」のオープンに向けた休業期間やATAO大丸神戸店の移転統合、インターネット広告単価の上昇等に伴う販売促進費の効率化、消費税増税による反動減等の影響により、当連結会計年度の売上高は4,142,804千円(前連結会計年度比1.7%減)となりました。また、「アタオランド」の出店に伴う一時費用の発生等の影響があったものの、インターネット広告に係る販売促進費の効率化等により営業利益は788,043千円(同6.0%増)、経常利益は789,225千円(同5.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は540,108千円(同1.5%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、1,913,143千円となり、前連結会計年度末より518,420千円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られたキャッシュ・フローは744,226千円(前連結会計年度比301,786千円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益771,104千円、たな卸資産の減少額189,601千円による資金の増加があった一方、法人税等の支払額235,538千円による資金の減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用したキャッシュ・フローは118,398千円(前連結会計年度比68,192千円の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出96,229千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用したキャッシュ・フローは107,408千円(前連結会計年度は190,248千円の獲得)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出113,249千円があったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
b.仕入実績
仕入実績については、次の通りであります。
| 品目 | 当連結会計年度 (自 2019年3月1日 至 2020年2月29日) | |
| 仕入高(千円) | 前年同期比(%) | |
| オリジナルバッグ等 | 1,302,971 | 72.15 |
| 合計 | 1,302,971 | 72.15 |
(注)1 金額は、仕入価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.受注実績
当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。
d.販売実績
当社グループの事業セグメントは、バッグ及び財布等の企画・販売を主とするファッションブランドビジネスを行う単一セグメントであるため、販売実績について販売の業態別に示すと次の通りであります。
| 業態 | 当連結会計年度 (自 2019年3月1日 至 2020年2月29日) | |
| 販売高(千円) | 前年同期比(%) | |
| インターネット販売 | 1,914,734 | 91.6 |
| 店舗販売 | 1,994,480 | 101.6 |
| その他 | 233,589 | 144.3 |
| 合計 | 4,142,804 | 98.3 |
(注)1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次の通りであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2018年3月1日 至 2019年2月28日) | 当連結会計年度 (自 2019年3月1日 至 2020年2月29日) | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| ㈱デジサーチアンドアドバタイジング | 2,094,896 | 49.7 | 1,920,325 | 46.4 |
| ㈱大丸松坂屋百貨店 | 603,331 | 14.3 | 484,410 | 11.7 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループ経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積もり
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準により作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして経営者による会計方針の採用、資産・負債及び収益・費用の計上については会計基準及び実務指針等により見積もりを行っております。この見積もりについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積もりには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析、検討内容
財政状態の分析
a.資産
当連結会計年度末の資産については、総資産2,988,744千円であり、前連結会計年度末と比較して388,230千円増加しております。主な要因は、現金及び預金が518,420千円、有形固定資産が55,578千円増加したことであります。
b.負債
負債合計は546,342千円であり、前連結会計年度末と比較して157,719千円減少しております。主な要因は、長期借入金が113,844千円減少したことであります。
c.純資産
純資産は2,442,401千円であり、前連結会計年度末と比較して545,949千円増加しております。主な要因は、利益剰余金が540,108千円増加したことであります。
経営成績の分析
a.売上高及び売上総利益
引続きO2O戦略の強化を進めたものの、「アタオランド」のオープンに向けた休業期間やATAO大丸神戸店の移転統合、インターネット広告単価の上昇等に伴う販売促進費の効率化、消費税増税による反動減等の影響により、当連結会計年度の売上高は4,142,804千円(前連結会計年度比1.7%減)となり、売上原価1,492,573千円(同5.8%減)を計上した結果、売上総利益は2,650,230千円(同0.8%増)となりました。
b.販売費及び一般管理費及び営業利益
販売促進費623,042千円(前連結会計年度比9.8%減)、支払手数料306,421千円(同3.6%減)等を計上した結果、当連結会計年度の販売費及び一般管理費は1,862,187千円(同1.2%減)となり、営業利益は788,043千円(同6.0%増)となりました。
c.営業外損益及び経常利益
受取家賃1,164千円(前連結会計年度比13.8%増)、保険解約返戻金255千円(前連結会計年度比89.4%減)等により営業外収益1,792千円(同49.9%減)を計上し、営業外費用610千円(同33.9%減)を計上した結果、当連結会計年度の経常利益は789,225千円(同5.8%増)となりました。
d.特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益
特別損失として減損損失18,071千円を含む18,120千円(前連結会計年度は57千円)を計上し、税金等調整前当期純利益は771,104千円(前連結会計年度比3.3%増)となり、法人税等230,996千円(同7.9%増)を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は540,108千円(同1.5%増)となりました。
キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。
③資本の財源及び資金の流動性について
当社グループは、事業運営上必要な運転資金及び設備投資資金等を確保するとともに、経済環境の急激な変化等に備えた財務基盤の強化を図ることを基本方針としております。当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、業容拡大に伴う仕入、販売促進費、人件費等の運転資本の増加であり、設備投資資金の需要は、主に新規出店や店舗リニューアルによるものであります。所要資金については、内部資金を活用するとともに、必要に応じて金融機関からの調達等により賄うこととしております。
当連結会計年度末における有利子負債の残高は151,144千円、現金及び現金同等物の残高は1,913,143千円であり、ネット・キャッシュは1,761,999千円となっております。
④経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載の通りでありますが、ブランド力の維持、ファッショントレンド、出店、特定取引先との関係等、様々なリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。そのため、市場動向等に留意し、内部管理体制の強化、取引先との関係維持・強化、市場のニーズに合った商品の開発等により、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。
⑤経営戦略の現状と見通し
当社グループの経営の状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載の通りです。
今後の見通しにつきましては、引続き「トレンドに左右されない商品企画と、定番商品を人気商品化するノウハウ」を強みとして、O2O戦略の強化を図り、インターネット販売及び店舗販売等の継続的な成長を目指してまいります。
2019年3月15日にブランド価値向上及び顧客サービスの一層の強化並びに売上及び利益の更なる拡大を図るべく、ATAO神戸本店及びIANNE神戸店を大幅拡張リニューアルし、当社グループが展開するすべてのコンテンツ及び限定品を取り扱う総合ショップ「アタオランド」をオープンいたしました。また、効率的な店舗運営等の観点から、同店の近隣店舗であるATAO大丸神戸店の営業を2019年3月5日をもって終了し、「アタオランド」に移転統合しております。
「アタオランド」は、当社グループが展開するすべてのコンテンツを盛り込んだ、全国初の約100坪の大型店舗であり、ブランド発祥の地である神戸から、これまで以上に発信を強化し、他府県からの観光客の取り込みや、海外からの観光客にも訴求できる魅力ある店づくりを行ってまいります。
また、堅調な「ATAO」の店舗及びオンラインショップを継続して強化していくことに加え、「IANNE」「Roberta di Camerino」「ILEMER」の各ブランドの育成及び顧客開拓、オンラインショップと店舗とのさらなる連携強化に積極的に取り組んでまいります。当社グループの主要な関連業界である百貨店を含む小売業界におきましては、今後も厳しい経営環境が続く見通しですが、好調なオンラインショップと店舗を連携させることにより当社グループ全体の売上及びブランド価値の向上を図ってまいります。
⑥経営者の問題認識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の通り、人材の確保・育成、生産体制の強化、新規販売チャネルの展開等が必要であると認識しております。