四半期報告書-第39期第3四半期(平成29年3月1日-平成29年5月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものです。
なお、当社は、前第3四半期累計期間については、四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析は行っていません。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間における当社の経営成績は、次の表のとおりです。
当社は、「やさしく、つよく、おもしろく」を行動指針とし、人びとに「いい時間」を味わってもらうコンテンツを提供する事業を行っています。具体的には、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」、ギャラリーショップの「TOBICHI」、犬や猫と過ごす「いい時間」を軸にしたスマートフォン用写真SNSアプリ「ドコノコ」、いい時間を味わう商店街というコンセプトの「生活のたのしみ展」といった、人びとがよろこんで集まる「場」を築き、こうした「場」で商品を販売する事業を営んでいます。主力商品の『ほぼ日手帳』は売上の約7割を占めます。
当第3四半期累計期間における当社をとりまく事業環境として、個人のインターネット利用及びEC(電子商取引)利用が本事業年度も発展したことがあげられます。総務省によりますと、平成27年末の我が国のインターネット人口普及率は83.0%となりました。また経済産業省の調査では、平成28年の日本国内のBtoC-EC市場規模は、15.1兆円(前年比9.9%増)まで拡大しました。当社の主力商品である手帳の市場規模は、民間の調査結果によりますと、平成28年度では355億円(前年比0.9%増)と底堅い動きになっていると見られています。
こうした環境のもと、主力商品の『ほぼ日手帳』では、手帳カバーとセットで購入できる本体の選択肢を増やし、顧客の利便性を高めました。また、当社サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」における英語のコンテンツを充実させたり、中国のSNS「Weibo」で『ほぼ日手帳』の情報発信を開始し、海外ユーザーの認知度を高めることにつとめました。これにより、販売部数は伸長し、『ほぼ日手帳 2017年版』の販売実績は前年版から約5万部増の約66万部となりました。また、当社ウェブ通販において初めて、過去に発売した手帳カバーを販売する「ほぼ日手帳アーカイブショップ」を設けました。さらに、4月下旬から当社ウェブ通販およびロフトの一部店舗で、「アーカイブキャンペーン」として過去のカバーを特集して割引販売したところ好評で、これらが売上に寄与しました。一方、中国等海外ユーザーを中心にした海外販売では、1回当たりの平均購入額が前年に高騰した反動で低下し、結果として『ほぼ日手帳』全体の売上高は前年比微減となりました。
また、今期は新たな事業として「生活のたのしみ展」を立ち上げ、第1回を2017年3月24日~26日に六本木ヒルズで開催しました。これは、「生活のたのしみ」という切り口で、当社がスタイリスト、クリエイター、ブランドを様々にセレクトし、靴、アパレル、生活雑貨、食品といった多彩な商品をプロデュースして「3日間だけの商店街」のように実店舗展開した販売イベントです。3日間トータルでレジ回転数は約15,700回となり、売上に貢献しました。
そのほか新刊書籍やアパレルの新商品などが寄与して売上が伸長し、『ほぼ日手帳』の売上減少分を相殺しています。これらの結果、当第3四半期累計期間における売上高は、3,219,455千円となりました。
平成28年6月に公開した犬や猫の写真SNSアプリ「ドコノコ」のアップデートに伴う開発や、中長期の成長に向けて人材採用及び外部人材への業務委託を積極化したこと、「生活のたのしみ展」の開催費用の発生、新規株式上場に伴い資本金が増加し外形標準課税分の租税公課が増加したこと、等により販売費及び一般管理費が増加し、営業利益は519,026千円、経常利益は499,449千円、四半期純利益は340,256千円となりました。
上記の業績は、当社の運営する「場」が活発にコンテンツを発信し、人びとがよろこんで集まったことによりもたらされたと考えています。当第3四半期累計期間における「ほぼ日刊イトイ新聞」では、料理研究家の土井善晴さんと糸井重里の対談や、「ほぼ日の塾」(「ほぼ日刊イトイ新聞」が、どのように作られているかを教える無料の「塾」)から生まれたコンテンツなどが、多くのユーザーを集めました。ギャラリーショップ「TOBICHI」では、自然写真家の星野道夫さんの展覧会、家電メーカー「バルミューダ」の炊飯器『BALMUDA The Gohan』試食販売イベント、画家・絵本作家ヒグチユウコさんの原画展などを開催しました。犬や猫の写真SNSアプリ「ドコノコ」は平成29年5月までに約13万ダウンロードを達成し、オフ会も数回開きました。
このように、当社は運営する「場」において、さまざまなコンテンツを提供しています。コンテンツとはクリエイティブの集積であり、読み物、キャラクター、画像、イベント、モノのかたちの商品、すべてがコンテンツであるととらえています。当社は、生活のたのしみとなるような「いい時間」を味わってもらう、そのためのコンテンツをつくったり、仕入れたり、育てたり、編集したりして、お届けしています。業績は、こうした活動の結果と考えています。
なお、当社は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しています。
(2) 財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
(資産の部)
流動資産は、2,755,169千円と前事業年度末に比べて237,787千円の増加となりました。これは主に現金及び預金の増加866,050千円と、売掛金の減少383,411千円、商品の減少225,493千円によるものです。
有形固定資産は、168,299千円と前事業年度末に比べて15,907千円の減少となりました。これは主に減価償却によるものです。
無形固定資産は、17,072千円と前事業年度末に比べて1,795千円の減少となりました。これは減価償却によるものです。
投資その他の資産は、498,222千円と前事業年度末に比べて63,725千円の増加となりました。これは主に投資有価証券の評価額の増加93,790千円によるものです。
(負債の部)
流動負債は、307,371千円と前事業年度末に比べて710,492千円の減少となりました。これは主に買掛金が642,881千円減少したことによるものです。
固定負債は、155,860千円と前事業年度末に比べて4,338千円の増加となりました。これは主に退職給付引当金が10,982千円増加したことによるものです。
(純資産の部)
純資産の部は、2,975,532千円と前事業年度末に比べて989,964千円の増加となりました。これは主に新規株式上場に伴う増資等により資本金が337,486千円及び資本剰余金が337,486千円増加したこと、利益剰余金の増加250,256千円によるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
なお、当社は、前第3四半期累計期間については、四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析は行っていません。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間における当社の経営成績は、次の表のとおりです。
| 当第3四半期累計期間 (自 平成28年9月1日 至 平成29年5月31日) | ||
| 売上高 | 3,219,455 | 千円 |
| 営業利益 | 519,026 | 千円 |
| 経常利益 | 499,449 | 千円 |
| 四半期純利益 | 340,256 | 千円 |
当社は、「やさしく、つよく、おもしろく」を行動指針とし、人びとに「いい時間」を味わってもらうコンテンツを提供する事業を行っています。具体的には、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」、ギャラリーショップの「TOBICHI」、犬や猫と過ごす「いい時間」を軸にしたスマートフォン用写真SNSアプリ「ドコノコ」、いい時間を味わう商店街というコンセプトの「生活のたのしみ展」といった、人びとがよろこんで集まる「場」を築き、こうした「場」で商品を販売する事業を営んでいます。主力商品の『ほぼ日手帳』は売上の約7割を占めます。
当第3四半期累計期間における当社をとりまく事業環境として、個人のインターネット利用及びEC(電子商取引)利用が本事業年度も発展したことがあげられます。総務省によりますと、平成27年末の我が国のインターネット人口普及率は83.0%となりました。また経済産業省の調査では、平成28年の日本国内のBtoC-EC市場規模は、15.1兆円(前年比9.9%増)まで拡大しました。当社の主力商品である手帳の市場規模は、民間の調査結果によりますと、平成28年度では355億円(前年比0.9%増)と底堅い動きになっていると見られています。
こうした環境のもと、主力商品の『ほぼ日手帳』では、手帳カバーとセットで購入できる本体の選択肢を増やし、顧客の利便性を高めました。また、当社サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」における英語のコンテンツを充実させたり、中国のSNS「Weibo」で『ほぼ日手帳』の情報発信を開始し、海外ユーザーの認知度を高めることにつとめました。これにより、販売部数は伸長し、『ほぼ日手帳 2017年版』の販売実績は前年版から約5万部増の約66万部となりました。また、当社ウェブ通販において初めて、過去に発売した手帳カバーを販売する「ほぼ日手帳アーカイブショップ」を設けました。さらに、4月下旬から当社ウェブ通販およびロフトの一部店舗で、「アーカイブキャンペーン」として過去のカバーを特集して割引販売したところ好評で、これらが売上に寄与しました。一方、中国等海外ユーザーを中心にした海外販売では、1回当たりの平均購入額が前年に高騰した反動で低下し、結果として『ほぼ日手帳』全体の売上高は前年比微減となりました。
また、今期は新たな事業として「生活のたのしみ展」を立ち上げ、第1回を2017年3月24日~26日に六本木ヒルズで開催しました。これは、「生活のたのしみ」という切り口で、当社がスタイリスト、クリエイター、ブランドを様々にセレクトし、靴、アパレル、生活雑貨、食品といった多彩な商品をプロデュースして「3日間だけの商店街」のように実店舗展開した販売イベントです。3日間トータルでレジ回転数は約15,700回となり、売上に貢献しました。
そのほか新刊書籍やアパレルの新商品などが寄与して売上が伸長し、『ほぼ日手帳』の売上減少分を相殺しています。これらの結果、当第3四半期累計期間における売上高は、3,219,455千円となりました。
平成28年6月に公開した犬や猫の写真SNSアプリ「ドコノコ」のアップデートに伴う開発や、中長期の成長に向けて人材採用及び外部人材への業務委託を積極化したこと、「生活のたのしみ展」の開催費用の発生、新規株式上場に伴い資本金が増加し外形標準課税分の租税公課が増加したこと、等により販売費及び一般管理費が増加し、営業利益は519,026千円、経常利益は499,449千円、四半期純利益は340,256千円となりました。
上記の業績は、当社の運営する「場」が活発にコンテンツを発信し、人びとがよろこんで集まったことによりもたらされたと考えています。当第3四半期累計期間における「ほぼ日刊イトイ新聞」では、料理研究家の土井善晴さんと糸井重里の対談や、「ほぼ日の塾」(「ほぼ日刊イトイ新聞」が、どのように作られているかを教える無料の「塾」)から生まれたコンテンツなどが、多くのユーザーを集めました。ギャラリーショップ「TOBICHI」では、自然写真家の星野道夫さんの展覧会、家電メーカー「バルミューダ」の炊飯器『BALMUDA The Gohan』試食販売イベント、画家・絵本作家ヒグチユウコさんの原画展などを開催しました。犬や猫の写真SNSアプリ「ドコノコ」は平成29年5月までに約13万ダウンロードを達成し、オフ会も数回開きました。
このように、当社は運営する「場」において、さまざまなコンテンツを提供しています。コンテンツとはクリエイティブの集積であり、読み物、キャラクター、画像、イベント、モノのかたちの商品、すべてがコンテンツであるととらえています。当社は、生活のたのしみとなるような「いい時間」を味わってもらう、そのためのコンテンツをつくったり、仕入れたり、育てたり、編集したりして、お届けしています。業績は、こうした活動の結果と考えています。
なお、当社は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しています。
(2) 財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
| 前事業年度 (平成28年8月31日) | 当第3四半期会計期間 (平成29年5月31日) | 前事業年度末比増減 | ||||
| 資産合計 | 3,154,953 | 千円 | 3,438,764 | 千円 | 283,810 | 千円 |
| 負債合計 | 1,169,385 | 千円 | 463,232 | 千円 | △706,153 | 千円 |
| 純資産合計 | 1,985,568 | 千円 | 2,975,532 | 千円 | 989,964 | 千円 |
(資産の部)
流動資産は、2,755,169千円と前事業年度末に比べて237,787千円の増加となりました。これは主に現金及び預金の増加866,050千円と、売掛金の減少383,411千円、商品の減少225,493千円によるものです。
有形固定資産は、168,299千円と前事業年度末に比べて15,907千円の減少となりました。これは主に減価償却によるものです。
無形固定資産は、17,072千円と前事業年度末に比べて1,795千円の減少となりました。これは減価償却によるものです。
投資その他の資産は、498,222千円と前事業年度末に比べて63,725千円の増加となりました。これは主に投資有価証券の評価額の増加93,790千円によるものです。
(負債の部)
流動負債は、307,371千円と前事業年度末に比べて710,492千円の減少となりました。これは主に買掛金が642,881千円減少したことによるものです。
固定負債は、155,860千円と前事業年度末に比べて4,338千円の増加となりました。これは主に退職給付引当金が10,982千円増加したことによるものです。
(純資産の部)
純資産の部は、2,975,532千円と前事業年度末に比べて989,964千円の増加となりました。これは主に新規株式上場に伴う増資等により資本金が337,486千円及び資本剰余金が337,486千円増加したこと、利益剰余金の増加250,256千円によるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。