有価証券報告書-第35期(2022/09/01-2023/08/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行など、これまでの経済活動を抑制してきた要因が解消されつつあるなか、個人消費の持ち直しなど内需が緩やかに持ち直しの動きがみられました。一方で、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクや、金融資本市場の変動等による影響も懸念され、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような経営環境の下、当社グループにおきましては、環境・エネルギー事業に関連した市場動向の変化によって需要が増加してきたことや、動力・重機等事業において生産効率化の取組みが功を奏したことで利益増加に寄与し、これらがグループ全体の業績を牽引しました。
以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高7,052百万円(前期比21.5%増)、営業利益403百万円(前期比46.7%増)、経常利益419百万円(前期比43.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は265百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失23百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。
(環境・エネルギー事業)
前期より引き継いだ水処理機器関係の大型受注案件が実績に反映されたことや、環境問題への意識の高まりによる廃棄物処理とリサイクル技術への投資が増加傾向で推移しました。
このような市場環境において環境関連事業に対する関連機器の需要が高まり、受注が底上げされ売上高が増加しました。
このほか、養殖設備機器市場において、冷却装置の受注が高水準に推移する中、高い技術力を強みとして価格競争力を発揮することができたことで利益が増加しました。
以上の結果、環境・エネルギー事業の当連結会計年度の売上高は3,852百万円(前期比21.0%増)、セグメント利益は217百万円(前期比60.6%増)となりました。
(動力・重機等事業)
動力・重機等事業においては、工作機械関連の需要が増加傾向で推移したことや、船舶関連の小型エンジン部品の生産工程の見直しによる業務効率化が進みました。
これにより、想定以上の受注量を消化することができ、売上高及び利益とも好調に推移しました。
以上の結果、動力・重機等事業の当連結会計年度の売上高は2,754百万円(前期比24.0%増)、セグメント利益は280百万円(前期比28.9%増)となりました。
(防災・安全事業)
新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、病院・福祉施設等の防災設備ニーズは徐々に持ち直しの傾向がみえてきました。
こうした市場環境にあって、当社は、グループ内で製造販売するスプリンクラー消火装置「ナイアス」を病院や福祉施設をメインターゲットとして拡販しておりますが、コロナ禍において減退した設備機器需要は依然、持ち直しておらず、業績は低調に推移しました。
以上の結果、防災・安全事業の当連結会計年度の売上高は445百万円(前期比11.0%増)、セグメント利益は19百万円(前期比25.6%減)となりました。
セグメント別売上高
(財政状態)
当連結会計年度末における総資産は9,777百万円(前連結会計年度末は8,141百万円)となり、1,636百万円増加しました。
流動資産は5,196百万円(前連結会計年度末は3,730百万円)となり、1,465百万円増加しました。これは主に、現金及び預金の増加1,050百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加379百万円等によるものであります。
固定資産は4,581百万円(前連結会計年度末は4,410百万円)となり、170百万円増加しました。これは主に建設仮勘定が119百万円減少した一方、建物及び構築物が214百万円、土地が32百万円増加したこと等によるものであります。
当連結会計年度末における負債は5,814百万円(前連結会計年度末は5,465百万円)となり、348百万円増加しました。
流動負債は3,536百万円(前連結会計年度末は3,122百万円)となり、413百万円増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加100百万円、短期借入金の増加250百万円等によるものであります。
固定負債は2,277百万円(前連結会計年度末は2,342百万円)となり、64百万円減少しました。これは主に長期借入金の減少62百万円等によるものであります。
当連結会計年度末における純資産は3,963百万円(前連結会計年度末は2,675百万円)となり、1,287百万円増加しました。
これは、資本金の増加553百万円及び資本準備金の増加553百万円等によるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、2,274百万円(前連結会計年度末に比べ1,107百万円増加)となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は251百万円(前連結会計年度は314百万円の収入)となりました。これは主に、売上債権の増加額353百万円、法人税等の支払額84百万円等の支出があった一方、税金等調整前当期純利益412百万円及び減価償却費169百万円等の収入があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は275百万円(前連結会計年度は260百万円の支出)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入257百万円等があった一方、定期預金の預入による支出200百万円、有形固定資産の取得による支出314百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は1,130百万円(前連結会計年度は426百万円の支出)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出1,171百万円があった一方、長期借入れによる収入1,067百万円、株式の発行による収入1,088百万円等があったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の内部振替前の金額によっております。
2.金額は販売価格によっております。
b.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は仕入価格によっております。
c.受注実績
当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額はセグメント間の内部振替前の金額によっております。
d.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、過去の実績等を勘案して合理的な見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
②財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
b.キャッシュ・フローの分析
「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、事業活動における運転資金需要のうち主なものは商品及び原材料の仕入れ及び販売費及び一般管理費などの運転資金、設備投資、借入金の返済等であります。その資金の源泉といたしましては、営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入金等により必要とする資金を調達しております。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行など、これまでの経済活動を抑制してきた要因が解消されつつあるなか、個人消費の持ち直しなど内需が緩やかに持ち直しの動きがみられました。一方で、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクや、金融資本市場の変動等による影響も懸念され、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような経営環境の下、当社グループにおきましては、環境・エネルギー事業に関連した市場動向の変化によって需要が増加してきたことや、動力・重機等事業において生産効率化の取組みが功を奏したことで利益増加に寄与し、これらがグループ全体の業績を牽引しました。
以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高7,052百万円(前期比21.5%増)、営業利益403百万円(前期比46.7%増)、経常利益419百万円(前期比43.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は265百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失23百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。
(環境・エネルギー事業)
前期より引き継いだ水処理機器関係の大型受注案件が実績に反映されたことや、環境問題への意識の高まりによる廃棄物処理とリサイクル技術への投資が増加傾向で推移しました。
このような市場環境において環境関連事業に対する関連機器の需要が高まり、受注が底上げされ売上高が増加しました。
このほか、養殖設備機器市場において、冷却装置の受注が高水準に推移する中、高い技術力を強みとして価格競争力を発揮することができたことで利益が増加しました。
以上の結果、環境・エネルギー事業の当連結会計年度の売上高は3,852百万円(前期比21.0%増)、セグメント利益は217百万円(前期比60.6%増)となりました。
(動力・重機等事業)
動力・重機等事業においては、工作機械関連の需要が増加傾向で推移したことや、船舶関連の小型エンジン部品の生産工程の見直しによる業務効率化が進みました。
これにより、想定以上の受注量を消化することができ、売上高及び利益とも好調に推移しました。
以上の結果、動力・重機等事業の当連結会計年度の売上高は2,754百万円(前期比24.0%増)、セグメント利益は280百万円(前期比28.9%増)となりました。
(防災・安全事業)
新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、病院・福祉施設等の防災設備ニーズは徐々に持ち直しの傾向がみえてきました。
こうした市場環境にあって、当社は、グループ内で製造販売するスプリンクラー消火装置「ナイアス」を病院や福祉施設をメインターゲットとして拡販しておりますが、コロナ禍において減退した設備機器需要は依然、持ち直しておらず、業績は低調に推移しました。
以上の結果、防災・安全事業の当連結会計年度の売上高は445百万円(前期比11.0%増)、セグメント利益は19百万円(前期比25.6%減)となりました。
セグメント別売上高
| 事業区分 | 第 35 期 (2023年8月期) (当連結会計年度) | |
| 金額 | 構成比 | |
| 環境・エネルギー事業 | 3,852,484千円 | 54.6% |
| 動力・重機等事業 | 2,754,081千円 | 39.1% |
| 防災・安全事業 | 445,581千円 | 6.3% |
| 合計 | 7,052,147千円 | 100.0% |
(財政状態)
当連結会計年度末における総資産は9,777百万円(前連結会計年度末は8,141百万円)となり、1,636百万円増加しました。
流動資産は5,196百万円(前連結会計年度末は3,730百万円)となり、1,465百万円増加しました。これは主に、現金及び預金の増加1,050百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加379百万円等によるものであります。
固定資産は4,581百万円(前連結会計年度末は4,410百万円)となり、170百万円増加しました。これは主に建設仮勘定が119百万円減少した一方、建物及び構築物が214百万円、土地が32百万円増加したこと等によるものであります。
当連結会計年度末における負債は5,814百万円(前連結会計年度末は5,465百万円)となり、348百万円増加しました。
流動負債は3,536百万円(前連結会計年度末は3,122百万円)となり、413百万円増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加100百万円、短期借入金の増加250百万円等によるものであります。
固定負債は2,277百万円(前連結会計年度末は2,342百万円)となり、64百万円減少しました。これは主に長期借入金の減少62百万円等によるものであります。
当連結会計年度末における純資産は3,963百万円(前連結会計年度末は2,675百万円)となり、1,287百万円増加しました。
これは、資本金の増加553百万円及び資本準備金の増加553百万円等によるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、2,274百万円(前連結会計年度末に比べ1,107百万円増加)となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は251百万円(前連結会計年度は314百万円の収入)となりました。これは主に、売上債権の増加額353百万円、法人税等の支払額84百万円等の支出があった一方、税金等調整前当期純利益412百万円及び減価償却費169百万円等の収入があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は275百万円(前連結会計年度は260百万円の支出)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入257百万円等があった一方、定期預金の預入による支出200百万円、有形固定資産の取得による支出314百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は1,130百万円(前連結会計年度は426百万円の支出)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出1,171百万円があった一方、長期借入れによる収入1,067百万円、株式の発行による収入1,088百万円等があったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2022年9月1日 至 2023年8月31日) | 前年同期比(%) |
| 環境・エネルギー事業(千円) | 724,523 | 111.7 |
| 動力・重機等事業 (千円) | 2,799,064 | 126.7 |
| 防災・安全事業 (千円) | 106,199 | 206.3 |
| 合計(千円) | 3,629,787 | 124.8 |
(注)1.セグメント間の内部振替前の金額によっております。
2.金額は販売価格によっております。
b.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2022年9月1日 至 2023年8月31日) | 前年同期比(%) |
| 環境・エネルギー事業(千円) | 2,487,160 | 121.9 |
| 動力・重機等事業 (千円) | - | - |
| 防災・安全事業 (千円) | 326,873 | 123.5 |
| 合計(千円) | 2,814,033 | 122.1 |
(注)金額は仕入価格によっております。
c.受注実績
当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 環境・エネルギー事業 | 3,852,484 | 121.0 | - | - |
| 動力・重機等事業 | 3,326,602 | 135.9 | 1,813,357 | 146.1 |
| 防災・安全事業 | 445,581 | 111.0 | - | - |
| 合計 | 7,624,668 | 126.4 | 1,813,357 | 146.1 |
(注)金額はセグメント間の内部振替前の金額によっております。
d.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2022年9月1日 至 2023年8月31日) | 前年同期比(%) |
| 環境・エネルギー事業 (千円) | 3,852,484 | 121.0 |
| 動力・重機等事業 (千円) | 2,754,081 | 124.0 |
| 防災・安全事業 (千円) | 445,581 | 111.0 |
| 合計(千円) | 7,052,147 | 121.5 |
(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、過去の実績等を勘案して合理的な見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
②財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
b.キャッシュ・フローの分析
「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、事業活動における運転資金需要のうち主なものは商品及び原材料の仕入れ及び販売費及び一般管理費などの運転資金、設備投資、借入金の返済等であります。その資金の源泉といたしましては、営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入金等により必要とする資金を調達しております。