訂正有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2017/12/07 11:00
【資料】
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【項目】
86項目

有報資料

(1) 業績
第16期事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善にみられるように好循環が広がりつつある中で、景気について、一部に改善の遅れがみられるものの、緩やかな回復基調が続いております。一方で、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要があるなど、なお先行き不透明な状況が続いております。
当社が属するインターネット分野におきましては、スマートフォンの普及が進み、平成27年12月末時点の世帯保有率は72.0%(前年比7.8%増)となり(総務省「平成28年版 情報通信白書」)、インターネット利用シーンの多様化並びに利用頻度の増加がみられ、これに伴い当社が事業展開するインターネット広告市場も、平成28年のインターネット広告費が1兆3,100億円(前年比13.0%増)となり、特に運用型広告が7,383億円(前年比18.6%増)と成長するなど、好調に推移しております(株式会社電通「2016年 日本の広告費」)。また、有効求人倍率の上昇の後押しを受け、求人メディア全体の求人広告件数が平成29年3月において129万4千件(前年比0.1%増)と求人広告市場が好調に推移しており、その中でも求人サイトヘの掲載件数は同月において78万1千件(前年比7.3%増)となっております(全国求人情報協会「求人広告掲載件数集計結果」)。
このような環境の下、当社は、成長が続くスマートフォン向け広告への対応に早期より重点的に取り組んでまいりました。加えて、「らくらく連絡網」を「らく(楽)」に連絡、情報提供、コミュニケーションを取ることができるツールとして、より多くの皆様にご利用頂けるサービスとするため、アプリケーションの機能向上、既存ユーザーの利便性の向上を図ってまいりました。さらに、組織変更等により生産効率を高める施策も実施してまいりました。
当事業年度においては、「らくらく連絡網」のアプリケーションの機能向上、既存ユーザーの利便性向上に注力した結果、アプリ会員数が100万人を超えるなど、堅調に拡大し、会員数は657万人、アプリ会員数は116万人、有効団体数は37万団体となりました。また、『pinpoint DMP』を活用したLINEでの広告配信開始により、「pinpoint」の売上高も堅調に推移しました。さらに、「ガクバアルバイト」の平成29年3月期における新規登録者数は10万人、「らくらくアルバイト」の平成29年3月末時点での会員数は104万人となり、求人応募の母集団は堅調に増加しております。
以上の結果、当事業年度の売上高は1,157,990千円(前年同期比21.9%増)、営業利益は116,146千円(前年同期比509.8%増)、経常利益は112,456千円(前年同期比674.8%増)、当期純利益は127,577千円(前年同期は159,952千円の当期純損失)となりました。
なお、当社は、インターネットメディア関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
第17期第2四半期累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日)
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、景気について、緩やかな回復基調が続いており、先行きにつきましても、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかに回復していくことが期待されております。一方、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要があるなど、不透明な状況が続いております。
当社が属するインターネット分野におきましては、スマートフォンの普及が進み、あわせてSNS利用率も上昇するなど、インターネット利用シーンの多様化並びに利用頻度の増加がみられております。これに伴い、当社が事業展開するインターネット広告市場も好調に推移しており、今後もインフィード広告や動画広告の堅調な拡大に加え、検索連動型広告やアドネットワーク、DSP、SSPの利用の拡大を背景に、市場規模が拡大することが予想されております。また、有効求人倍率も継続的に上昇しており、特に求人サイトヘの掲載件数は増加を続けております。
このような事業環境の下、当社は、「らくらく連絡網」、「pinpoint」などの営業活動に注力し、当社独自サービスである「らくらく連絡網」が好調に推移するなど、業績を牽引いたしました。また、「らくらく連絡網」、「ガクバアルバイト」、「らくらくアルバイト」におきましては、機能の拡充とサービスの充実を通じて、会員の獲得に努め、「らくらく連絡網」の平成29年9月末時点の会員数は669万人、アプリ会員数は138万人、有効団体数は38万団体、「ガクバアルバイト」の当第2四半期累計期間における新規登録者数は6万人、「らくらくアルバイト」の平成29年9月末時点の会員数は120万人となっております。
平成29年7月には、凸版印刷株式会社との間で資本提携を行い、凸版印刷株式会社の電子チラシサービス「Shufoo!」(注)と当社の「らくらく連絡網」のビッグデータを基盤としたインターネット広告サービスを共同で開発・販売することに基本合意しております。今後、両社の持つ資源、強みを活かした新しいサービスを検討・開発していく予定です。
以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は683,138千円、営業利益は79,340千円、経常利益は77,932千円、四半期純利益は64,258千円となりました。
なお、当社は、インターネットメディア関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(注)「Shufoo!」とは、凸版印刷株式会社が平成13年8月より運営を開始し、20~40代の女性を中心に利用されている国内最大級の電子チラシサービスであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
第16期事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は116,187千円(前年同期比29.9%減)となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は169,733千円(前年同期比126.6%増)となりました。これは主に売上債権の増加額34,634千円、前受金の減少額19,691千円があったものの、税引前当期純利益112,456千円、減価償却費64,714千円の計上、未払金の増加額15,525千円、未払消費税等の増加額11,306千円、仕入債務の増加額9,546千円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は132,026千円(前年同期比41.0%減)となりました。これは主に無形固定資産の取得による支出130,069千円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は87,347千円(前年同期は120,741千円の獲得)となりました。これは主に社債の償還による支出50,000千円、長期借入金の返済による支出27,012千円があったこと等によるものであります。
第17期第2四半期累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日)
当第2四半期会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は前事業年度末に比べ18,074千円増加し、134,261千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動により獲得した資金は108,382千円となりました。これは主に、未払金の減少額39,026千円があったものの、税引前四半期純利益77,788千円、減価償却費42,013千円の計上及び売上債権の減少額32,040千円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動により使用した資金は466,450千円となりました。これは主に、定期預金の預入による支出405,000千円、無形固定資産の取得による支出58,467千円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動により獲得した資金は376,142千円となりました。これは主に、社債の償還による支出25,000千円、長期借入金の返済による支出12,117千円があったものの、新株予約権の行使による株式の発行による収入409,437千円があったこと等によるものであります。

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