こうした世界情勢の中、当社グループの事業の中核市場であるニュージーランド経済は、国境再開を追い風に堅調な外需を踏まえ、2022年暦年で2.3%の実質成長率と予想されています。然し乍ら、この第2四半期においては物価高騰に対応する中央銀行の継続的な利上げにより急速に消費が冷え込み、中古車輸入市場では4月から実施された環境規制(クリーンカーディスカウント)やガソリン高騰も加わり、特に第2四半期累計期間後半において前年同期比を下回る輸入量となっています。
このような環境下、当第2四半期連結累計期間全体として、当社グループの主力市場であるニュージーランド向けの輸出台数が伸び悩み、他国向けの輸出増では補えず、貿易セグメントの㈱日貿における当第2四半期連結累計期間での販売台数は21,647台と前年同期比12.4%減となりました。但し、円安も影響した販売単価の高騰により売上高は前年同期比増収となりました。物流セグメントの中核事業子会社であるDolphin Shipping New Zealand Limited においては㈱日貿での輸出台数減少等の影響を受け、セグメント売上の大部分を占めるニュージーランド向けの輸送台数が18,736台と前年同期比23.3%減少しましたが、取扱い比率は低いもののオーストラリア向け輸送台数は前年同期比約2倍の4,073台と増加傾向にあります。サービスセグメントにおいては、中古自動車卸売事業子会社であるTrade Cars Limitedで販売台数は前年同期比で微減となった一方、販売単価は前年同期を上回り、売上高は増収となりました。検査セグメントにおいては、ニュージーランド向けの船積前検査数量が30,446台と前年同期比28.1%減となったものの、他地域向けの検査の堅調と円安効果もあり収益の落ち込みを部分的にカバー致しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高276億3百万円(前年同期比22.5%増)、営業利益14億11百万円(前年同期比3.9%減)、経常利益13億81百万円(前年同期比1.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益9億55百万円(事業用資産の売却益4億61百万円を計上した前年同期比35.5%減)となりました。
2022/11/14 15:18