有価証券報告書-第5期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、雇用環境の改善傾向に加え、企業の設備投資、生産活動も順調に推移しており、緩やかな景気回復が続いているものの、個人消費については一部足踏み状況が見られ、世界経済の減速懸念の高まりが見られる等、不透明な経済環境が続いております。国内では政府として、海外旅行者(インバウンド)を2020年には4,000万人に2030年には6,000万人に増加すると目標を掲げているなか、2018年には3,119万人と初めて3,000万人を突破するなど当社の属するホテル業界の活性化に向けて期待が高まっております。
このような経済状況のもと、当社は、「Amenity&Bright」(快適で明るい)をコンセプトとしたホテル展開を行うべく、予約サイトの拡充や客室備品の見直し、クロスクリーニング、朝食のバリューアップ等既存店舗におけるサービス面での強化を図るとともに、インターネットを利用した広告宣伝に努めたことにより、前々期までに開業した既存14店舗の年平均宿泊稼働率は86.6%となりました。
新規開発におきましては、「ABホテル京都四条堀川」、「ABホテル東海太田川」、「ABホテル近江八幡」、「ABホテル宇部新川」及び「ABホテル田原」の5店舗を新規開業しております。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ3,543百万円増加し、17,528百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ2,727百万円増加し、12,271百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ815百万円増加し、5,256百万円となりました。
b.経営成績
当事業年度における経営成績は、売上高5,514百万円(前期比24.8%増)、営業利益1,409百万円(同18.2%増)、経常利益1,398百万円(同22.0%増)、当期純利益は887百万円(同22.7%増)となりました。
なお、セグメント別の経営成績については、単一セグメント(ホテル事業)であるため、記載を省略しております。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度におけるキャッシュ・フローにつきましては、営業活動による収入が1,463百万円、財務活動による収入が1,577百万円あった一方、ビジネスホテル建設等の投資活動による支出が2,404百万円あった結果、現金及び現金同等物は3,223百万円と前事業年度末と比べ636百万円の増加となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,463百万円(前事業年度は1,412百万円の収入)となりました。これは主に税引前当期純利益が1,397百万円、減価償却費が517百万円あった一方、利息の支払額が69百万円、法人税等の支払額が497百万円あったこと等を反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は2,404百万円(前事業年度は2,131百万円の支出)であります。これは主にビジネスホテル5店舗の建設等に伴う有形固定資産の取得による支出が2,334百万円、差入保証金の差入による支出が59百万円あったこと等を反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は1,577百万円(前事業年度は1,899百万円の収入)であります。これはビジネスホテルの建設に伴う長期借入れによる収入が2,900百万円あった一方、長期借入金の返済による支出が1,055百万円、リース債務の返済による支出が196百万円、配当金の支払額が70百万円あったこと等を反映したものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産、受注実績
当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、生産・受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.販売実績
当事業年度における販売実績を地域別に示すと、次のとおりであります。
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社は、この財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産、負債及び損益に関して報告数値に影響を与える見積りを行っております。当社は、ポイント引当金、ゴルフ会員権、繰延税金資産及び固定資産に関する見積り及び判断を継続して行っております。 しかしながら、多様化する社会のニーズ、市況の変化等により見積り及び判断が実際の結果と異なる場合があります。
a.ポイント引当金
当社は、顧客の宿泊実績に応じて付与するポイント制度に基づき、将来のポイント使用による費用の発生に備えるため、過去の実績を基礎にして当事業年度末において将来使用されると見込まれる額を計上しています。
b.繰延税金資産
当社は、繰延税金資産を計上する場合、収益力に基づく課税所得の十分性及び実現性の高いタックスプランニング等により回収可能性を判断して計上しておりますが、繰延税金資産の全部または一部について、将来実現できないと判断した場合、判断を行った期間に繰延税金資産の調整額を費用として計上いたします。同様に、計上金額の純額を上回る繰延税金資産を今後実現できると判断した場合、繰延税金資産への調整により当該判断を行った期間に利益を増加させることになります。
c.固定資産の減損
当社は、ホテル等の固定資産を所有しており、当事業年度において減損処理が適用された固定資産はありませんが、将来、著しく収益及び評価額が低下した場合、減損損失の計上が必要となる可能性があります。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ3,543百万円増加の17,528百万円となりました。主な要因といたしましては、現金及び預金が636百万円増加したこと、「ABホテル」の新規出店により有形固定資産が2,662百万円増加したことによるものであります。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ2,727百万円増加の12,271百万円となりました。主な要因といたしましては、ABホテルの建設による設備投資資金等として長期借入金が1,844百万円、リース債務が463百万円増加したことによるものであります。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ815百万円増加し5,256百万円となりました。主な要因といたしましては、利益剰余金が816百万円増加したことによるものであります。
2)経営成績
(売上高)
京都府京都市、愛知県東海市、滋賀県近江八幡市、山口県宇部市、愛知県田原市に出店し、愛知県12店舗、埼玉県1店舗、石川県1店舗、群馬県1店舗、奈良県1店舗、岐阜県2店舗、静岡県2店舗、京都府1店舗、滋賀県1店舗、山口県1店舗の合計23店舗の体制となりました。
この結果、売上高は5,514百万円となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
売上原価につきましては、出店数の増加に伴い3,576百万円となりました。売上高に対する売上原価の比率は64.9%となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、新規出店に伴う本部人員の増加等により528百万円となりました。売上高に対する比率は9.6%となりました。
(営業利益)
営業利益につきましては、売上高及び売上総利益の増加により、1,409百万円となりました。売上高に対する営業利益の比率は25.6%となりました。
(営業外収益(費用))
営業外収益(費用)につきましては、補助金収入や自動販売機の手数料収入等があり営業外収益は78百万円であった一方、支払利息等の費用が発生した結果、営業外費用は89百万円となりました。
(税引前当期純利益)
売上高、売上総利益が堅調に推移した結果、税引前当期純利益は1,397百万円となりました。
(当期純利益)
当期純利益につきましては、上記理由により887百万円となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営成績等の状況は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。2018年5月10日に公表いたしました2021年3月期を最終年度とする中期経営計画におきましては、2019年5月8日に公表いたしましたとおり、最終年度の経営指標について売上高7,900百万円(当初計画値+100百万円)、経常利益2,000百万円(当初計画値+40百万円)と見直しを行っております。目標達成に向け、当社が今後の業容を拡大し、より良いサービスを継続的に展開していくために、経営者は「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。それらの課題に対応するために、食事に関するサービスの更なるバリューアップ、集客経路の多様化、サービスの質の向上により稼働率の増加を図るとともに、マーケットの状況、景気動向等を総合的に勘案し年間5店舗以上を目標に新規開発を行ってまいります。
また、新規開発に伴う設備投資額については、継続的に建設プランの見直し等により開発コストの低減に努めるとともに、投資コストに見合う収益構造の構築に取組んでまいります。
今後の成長戦略においては、新規開発物件の徹底した市場調査、資金調達の多様化を図り、継続した成長戦略を推進できる体制を構築するとともに、新商品の開発に取組んでまいります。
c.資本の財源及び資金の流動性
資金需要
当社の資金需要のうち主なものは、設備投資資金のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。営業費用の主なものは、人件費及び販売手数料であります。
今後も「ABホテル」の開発により、設備投資の資金需要は大きくなるものと予想されますが、建物リース等の導入により資金需要の伴わない開発を計画的に実施し、設備投資による資金需要を最小限に抑える創意工夫を行ってまいります。
財務政策
当社は現在、運転資金につきましては内部資金、設備資金につきましては金融機関からの借入により資金調達をすることとしております。
当事業年度末における借入金の残高は7,813百万円となりました。資金調達コストの低減に努めるとともに、効率的な資金調達を行うため、複数の金融機関との間で合計5,000百万円の当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結しております(借入実行残高1,050百万円、借入未実行残高3,950百万円)。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、株主各位への安定かつ継続した配当を行うことを経営の最重要課題のひとつとして位置づけております。2018年5月10日(計画見直しに関する内容は2019年5月8日)に公表いたしました2021年3月期を最終年度とする中期経営計画(2021年3月期売上高7,900百万円、経常利益2,000百万円)においては、毎期経常利益率25%以上の確保を目標としております。初年度である2019年3月期につきましては、既存14店舗の平均宿泊稼働率が86.6%と堅調に推移したこと等により、売上高5,514百万円(計画は5,400百万円)、経常利益1,398百万円(同1,360百万円)、売上高経常利益率25.4%(同25.2%)と計画を上回る結果となりました。今後も業績達成に向け、引き続き、既存施設の収益向上、新規出店候補地の開発等に取り組んでまいります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、雇用環境の改善傾向に加え、企業の設備投資、生産活動も順調に推移しており、緩やかな景気回復が続いているものの、個人消費については一部足踏み状況が見られ、世界経済の減速懸念の高まりが見られる等、不透明な経済環境が続いております。国内では政府として、海外旅行者(インバウンド)を2020年には4,000万人に2030年には6,000万人に増加すると目標を掲げているなか、2018年には3,119万人と初めて3,000万人を突破するなど当社の属するホテル業界の活性化に向けて期待が高まっております。
このような経済状況のもと、当社は、「Amenity&Bright」(快適で明るい)をコンセプトとしたホテル展開を行うべく、予約サイトの拡充や客室備品の見直し、クロスクリーニング、朝食のバリューアップ等既存店舗におけるサービス面での強化を図るとともに、インターネットを利用した広告宣伝に努めたことにより、前々期までに開業した既存14店舗の年平均宿泊稼働率は86.6%となりました。
新規開発におきましては、「ABホテル京都四条堀川」、「ABホテル東海太田川」、「ABホテル近江八幡」、「ABホテル宇部新川」及び「ABホテル田原」の5店舗を新規開業しております。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ3,543百万円増加し、17,528百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ2,727百万円増加し、12,271百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ815百万円増加し、5,256百万円となりました。
b.経営成績
当事業年度における経営成績は、売上高5,514百万円(前期比24.8%増)、営業利益1,409百万円(同18.2%増)、経常利益1,398百万円(同22.0%増)、当期純利益は887百万円(同22.7%増)となりました。
なお、セグメント別の経営成績については、単一セグメント(ホテル事業)であるため、記載を省略しております。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度におけるキャッシュ・フローにつきましては、営業活動による収入が1,463百万円、財務活動による収入が1,577百万円あった一方、ビジネスホテル建設等の投資活動による支出が2,404百万円あった結果、現金及び現金同等物は3,223百万円と前事業年度末と比べ636百万円の増加となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,463百万円(前事業年度は1,412百万円の収入)となりました。これは主に税引前当期純利益が1,397百万円、減価償却費が517百万円あった一方、利息の支払額が69百万円、法人税等の支払額が497百万円あったこと等を反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は2,404百万円(前事業年度は2,131百万円の支出)であります。これは主にビジネスホテル5店舗の建設等に伴う有形固定資産の取得による支出が2,334百万円、差入保証金の差入による支出が59百万円あったこと等を反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は1,577百万円(前事業年度は1,899百万円の収入)であります。これはビジネスホテルの建設に伴う長期借入れによる収入が2,900百万円あった一方、長期借入金の返済による支出が1,055百万円、リース債務の返済による支出が196百万円、配当金の支払額が70百万円あったこと等を反映したものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産、受注実績
当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、生産・受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.販売実績
当事業年度における販売実績を地域別に示すと、次のとおりであります。
| 地域の名称 | 当事業年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | |
| 販売高(千円) | 前年同期比(%) | |
| 東海エリア | 3,998,192 | 118.5 |
| 関東エリア | 447,059 | 109.1 |
| 北陸エリア | 318,690 | 92.3 |
| 関西エリア | 696,579 | 240.2 |
| 中国エリア | 54,230 | - |
| 合計 | 5,514,751 | 124.8 |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社は、この財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産、負債及び損益に関して報告数値に影響を与える見積りを行っております。当社は、ポイント引当金、ゴルフ会員権、繰延税金資産及び固定資産に関する見積り及び判断を継続して行っております。 しかしながら、多様化する社会のニーズ、市況の変化等により見積り及び判断が実際の結果と異なる場合があります。
a.ポイント引当金
当社は、顧客の宿泊実績に応じて付与するポイント制度に基づき、将来のポイント使用による費用の発生に備えるため、過去の実績を基礎にして当事業年度末において将来使用されると見込まれる額を計上しています。
b.繰延税金資産
当社は、繰延税金資産を計上する場合、収益力に基づく課税所得の十分性及び実現性の高いタックスプランニング等により回収可能性を判断して計上しておりますが、繰延税金資産の全部または一部について、将来実現できないと判断した場合、判断を行った期間に繰延税金資産の調整額を費用として計上いたします。同様に、計上金額の純額を上回る繰延税金資産を今後実現できると判断した場合、繰延税金資産への調整により当該判断を行った期間に利益を増加させることになります。
c.固定資産の減損
当社は、ホテル等の固定資産を所有しており、当事業年度において減損処理が適用された固定資産はありませんが、将来、著しく収益及び評価額が低下した場合、減損損失の計上が必要となる可能性があります。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ3,543百万円増加の17,528百万円となりました。主な要因といたしましては、現金及び預金が636百万円増加したこと、「ABホテル」の新規出店により有形固定資産が2,662百万円増加したことによるものであります。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ2,727百万円増加の12,271百万円となりました。主な要因といたしましては、ABホテルの建設による設備投資資金等として長期借入金が1,844百万円、リース債務が463百万円増加したことによるものであります。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ815百万円増加し5,256百万円となりました。主な要因といたしましては、利益剰余金が816百万円増加したことによるものであります。
2)経営成績
(売上高)
京都府京都市、愛知県東海市、滋賀県近江八幡市、山口県宇部市、愛知県田原市に出店し、愛知県12店舗、埼玉県1店舗、石川県1店舗、群馬県1店舗、奈良県1店舗、岐阜県2店舗、静岡県2店舗、京都府1店舗、滋賀県1店舗、山口県1店舗の合計23店舗の体制となりました。
この結果、売上高は5,514百万円となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
売上原価につきましては、出店数の増加に伴い3,576百万円となりました。売上高に対する売上原価の比率は64.9%となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、新規出店に伴う本部人員の増加等により528百万円となりました。売上高に対する比率は9.6%となりました。
(営業利益)
営業利益につきましては、売上高及び売上総利益の増加により、1,409百万円となりました。売上高に対する営業利益の比率は25.6%となりました。
(営業外収益(費用))
営業外収益(費用)につきましては、補助金収入や自動販売機の手数料収入等があり営業外収益は78百万円であった一方、支払利息等の費用が発生した結果、営業外費用は89百万円となりました。
(税引前当期純利益)
売上高、売上総利益が堅調に推移した結果、税引前当期純利益は1,397百万円となりました。
(当期純利益)
当期純利益につきましては、上記理由により887百万円となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営成績等の状況は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。2018年5月10日に公表いたしました2021年3月期を最終年度とする中期経営計画におきましては、2019年5月8日に公表いたしましたとおり、最終年度の経営指標について売上高7,900百万円(当初計画値+100百万円)、経常利益2,000百万円(当初計画値+40百万円)と見直しを行っております。目標達成に向け、当社が今後の業容を拡大し、より良いサービスを継続的に展開していくために、経営者は「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。それらの課題に対応するために、食事に関するサービスの更なるバリューアップ、集客経路の多様化、サービスの質の向上により稼働率の増加を図るとともに、マーケットの状況、景気動向等を総合的に勘案し年間5店舗以上を目標に新規開発を行ってまいります。
また、新規開発に伴う設備投資額については、継続的に建設プランの見直し等により開発コストの低減に努めるとともに、投資コストに見合う収益構造の構築に取組んでまいります。
今後の成長戦略においては、新規開発物件の徹底した市場調査、資金調達の多様化を図り、継続した成長戦略を推進できる体制を構築するとともに、新商品の開発に取組んでまいります。
c.資本の財源及び資金の流動性
資金需要
当社の資金需要のうち主なものは、設備投資資金のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。営業費用の主なものは、人件費及び販売手数料であります。
今後も「ABホテル」の開発により、設備投資の資金需要は大きくなるものと予想されますが、建物リース等の導入により資金需要の伴わない開発を計画的に実施し、設備投資による資金需要を最小限に抑える創意工夫を行ってまいります。
財務政策
当社は現在、運転資金につきましては内部資金、設備資金につきましては金融機関からの借入により資金調達をすることとしております。
当事業年度末における借入金の残高は7,813百万円となりました。資金調達コストの低減に努めるとともに、効率的な資金調達を行うため、複数の金融機関との間で合計5,000百万円の当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結しております(借入実行残高1,050百万円、借入未実行残高3,950百万円)。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、株主各位への安定かつ継続した配当を行うことを経営の最重要課題のひとつとして位置づけております。2018年5月10日(計画見直しに関する内容は2019年5月8日)に公表いたしました2021年3月期を最終年度とする中期経営計画(2021年3月期売上高7,900百万円、経常利益2,000百万円)においては、毎期経常利益率25%以上の確保を目標としております。初年度である2019年3月期につきましては、既存14店舗の平均宿泊稼働率が86.6%と堅調に推移したこと等により、売上高5,514百万円(計画は5,400百万円)、経常利益1,398百万円(同1,360百万円)、売上高経常利益率25.4%(同25.2%)と計画を上回る結果となりました。今後も業績達成に向け、引き続き、既存施設の収益向上、新規出店候補地の開発等に取り組んでまいります。