- #1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
当社グループは、存在意義(パーパス)として「LESS IS MORE」(余計なものを省き、本当に必要なクオリティに集中することが豊かさにつながる)を掲げ、持続可能な成長に向けた重点課題の整理を進めております。
現在、本中計で定めた事業戦略(人財計画の強化、顧客接点の強化、海外事業の強化、体系的な事業運用)の4つの柱をベースに、ステークホルダー及び当社グループにとっての重要度を検証し、マテリアリティ(重要課題)の特定及び具体的なKPIの設定に向けた社内議論を継続的に行っております。現時点における当社グループのビジネスモデルを通じた環境・社会課題へのアプローチは、以下のとおりであります。
(イ)「人を重んじる」経営方針
2026/09/24 9:35- #2 事業の内容
(1)主なサービス内容
| 事業区分 | 主な事業内容 | 当該事業に含まれるブランド |
| 国内事業 | ヘアカットサービスを国内において直営及びFCで展開 | QB HOUSE、QB PREMIUM、FaSS |
| 海外事業 | ヘアカットサービスを海外において直営で展開 | QB HOUSE、QB PREMIUM |
各ブランドの概要は以下のとおりであります。
① 「QB HOUSE」
2026/09/24 9:35- #3 事業等のリスク
(1)事業運営に関するリスク
| 項目 | リスクの内容 | 当社グループの対応策 |
| IT・DX | ・IT・DXの取組みが進まないことによる顧客ニーズとの乖離・DX人財の確保・育成の遅延 | ・DX人財の確保及び育成によるIT・DX化を実行する社内リソースの強化・外部業者との連携による知見及びノウハウの蓄積 |
| 海外事業 | ・文化及び生活習慣の違い並びに政情、経済、法規制、租税制度及びビジネス慣習等のカントリーリスクによる事業計画の遅延・模倣サービスの出現 | ・各国での情報収集及びリスクの洗い出し、並びにグループ内での対応策の検討及び実施によるリスク回避・各国での商標登録及び競合他社の早期把握 |
(2)外部環境変化に関するリスク
2026/09/24 9:35- #4 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略(連結)
当社グループの事業は、お客さまにヘアカットという専門的サービスを提供する「人(スタイリスト)」によって成り立っており、人財こそが競争力の源泉です。当社グループは本中計において、「共存(ひとが共に存える)」をありたい姿として掲げ、「ヘアカット技術を提供する人」と「提供される人」が共に良い状態であり続ける環境の構築を目指しています。
この実現に向けた事業戦略の4本柱(人財計画の強化/顧客接点の強化/海外事業の強化/体系的な事業運用)のうち、「人財計画の強化」を最優先課題と位置づけています。出店拡大・売上収益成長(2024年6月期:連結売上収益24,757百万円→2029年6月期:同35,500百万円計画)といった事業計画の達成は、必要な人員の確保と定着なくしては成り立たないとの認識のもと、人財戦略を経営戦略の根幹に据えています。
(ロ)重要課題への対応
2026/09/24 9:35- #5 従業員の状況(連結)
① 連結会社の状況
| 2026年6月30日現在 |
| 国内事業 | 2,159 | [425] |
| 海外事業 | 566 | [93] |
| 合計 | 2,725 | [518] |
(注)1.従業員数は就業人員であります。
2.従業員数欄の[外書]は、臨時従業員の雇用人員であります。
2026/09/24 9:35- #6 注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
- 海外事業セグメント
前連結会計年度末において見積回収可能価額は、のれんを含む資金生成単位グループの帳簿価額を215百万円上回っていますが、税引前の割引率が0.8%上昇した場合又は各期の将来の見積キャッシュ・フローが13.2%減少した場合、回収可能価額と帳簿価額が等しくなる可能性があります。
当連結会計年度末において見積回収可能価額は、のれんを含む資金生成単位グループの帳簿価額を455百万円上回っていますが、税引前の割引率が0.7%上昇した場合又は将来の見積キャッシュ・フローが7.8%減少した場合、回収可能価額と帳簿価額が等しくなる可能性があります。2026/09/24 9:35 - #7 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分決定及び業績評価をするために、定期的に検討を行う事業セグメントを基礎としております。
当社グループは、ヘアカット専門店「QB HOUSE」並びに多様なニーズに合わせた業態である「QB PREMIUM」及び「FaSS」の店舗展開により、ヘアカットサービスを提供しており、国内事業と海外事業に区分して管理をしております。したがって、当社グループは「国内事業」及び「海外事業」の2つを報告セグメントとしております。上記の報告セグメントの決定に際して、集約された事業セグメントはありません。
各報告セグメントの概要は次のとおりであります。
2026/09/24 9:35- #8 注記事項-売上収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)
| | | (単位:百万円) |
| 報告セグメント | 合計 |
| 国内事業 | 海外事業 |
| 直営店売上 | 19,983 | 4,908 | 24,891 |
当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日)
| | | (単位:百万円) |
| 報告セグメント | 合計 |
| 国内事業 | 海外事業 |
| 直営店売上 | 21,035 | 5,493 | 26,529 |
売上収益は、サービスの提供等から受領する対価の公正価値から、値引き、割戻し及び売上関連の税金を控除した金額で測定しております。主な売上収益区分毎の認識基準は、以下のとおりであります。
2026/09/24 9:35- #9 注記事項-減損損失、連結財務諸表(IFRS)(連結)
営業活動から生じる損益が継続してマイナスとなっている資産グループ及び回収可能価額を著しく低下させる変化が生じた資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。
なお、当該資産グループの回収可能価額は使用価値により測定しております。当該資産グループにおける将来キャッシュ・フローの総額がマイナスとなったものについては、使用価値をゼロとして算定しております。割引計算に際しては、加重平均資本コストに基づき一定の調整をした税引前の割引率(前連結会計年度は国内事業9.0%、海外事業11.5%、当連結会計年度は国内事業11.3%、海外事業12.0%)を使用しております。
減損損失は、連結損益計算書の「その他の営業費用」に含まれております。
2026/09/24 9:35- #10 注記事項-重要な会計上の見積り及び判断、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループは、のれんについて、毎第4四半期会計期間中及び減損の兆候がある場合にはその都度、減損テストを行っております。
当社グループはのれんの減損テストに当たり、のれんを国内事業セグメント及び海外事業セグメントの2つの資金生成単位グループに配分しております。当該資金生成単位グループの回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値に基づいて算定しており、インカム・アプローチ及びマーケット・アプローチの結果を勘案して決定しております。
インカム・アプローチは、取締役会で承認された5か年の中期経営計画及び中期経営計画期間後の長期成長率を基礎とした将来キャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いた継続価値を加味して算定しております。
2026/09/24 9:35- #11 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
| 1995年11月 | 株式会社良品計画 入社 |
| 2008年9月 | 同社 販売部長 |
| 2010年2月 | 同社 海外事業部中国担当部長無印良品(上海)商業有限公司 営業総監 |
| 2012年2月 | 株式会社良品計画 執行役員 海外事業部韓国担当MUJI Korea Co., Ltd.社長 |
| 2015年5月 | 株式会社良品計画 取締役 西南アジア・オセアニア事業部長 |
| 2019年5月 | 同社 上席執行役員 海外事業部インド事業部長 兼 インド担当部長、シンガポール・マレーシア担当部長 |
| 2023年10月 | 当社 入社 執行役員 海外事業本部副本部長 |
| 2024年9月 | QB NET INTERNATIONAL HOLDINGS PTE. LTD. Director(現任)QB NET INTERNATIONAL PTE. LTD. Director(現任)QB House (Hong Kong) Limited Director(現任)QB HOUSE USA INC. DirectorQB HOUSE CANADA INC. Director |
| 2024年11月 | QB HOUSE VIETNAM COMPANY LIMITED Director(現任)QB HOUSE MALAYSIA SDN.BHD. Director(現任) |
| 2025年9月 | 当社 取締役海外事業本部長(現任) |
| 2026年1月 | 台和捷麗有限公司 董事長(現任) |
2026/09/24 9:35- #12 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
② 4つの重点テーマとその実現に向けた取組み
| 重点テーマ | 取組みの概要 |
| ・DX化による店舗運営体制の改革、顧客利便性の向上 |
| 海外事業の強化 | ・アジア地域(シンガポール以外):多店舗・低価格帯ビジネス路線を継続しながら提供品質を向上させることでシェアを拡大。さらに、既存展開国の知見、人財及び資金を活用して新規国に進出 |
| ・シンガポール:多店舗・低価格帯ビジネスから、市場変化に対応したビジネスモデルへ転換 |
| ・北米地域:少店舗・高価格帯ビジネスを展開 |
| ・効率的な店舗運営への配員、販促計画による売上収益最大化 |
| ・本社主導による海外事業の支援体制作り |
③ 今後の見通し
当期は成長基盤づくりを行う先行投資期間でありましたが、本中期経営計画の3年目である次期(2027年6月期)は収益改善と
海外事業拡大の体制構築の期間であります。
2026/09/24 9:35- #13 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
この結果、当セグメントの売上収益は21,675百万円(前年同期比5.0%増)、セグメント利益は1,437百万円(同6.0%減)となりました。
<海外事業>海外事業では、台湾において積極的な出店展開が功を奏し、売上が伸長するなど、着実な成長が見られました。シンガポールにおいても来店客数が回復傾向を維持し、厳しい競争環境の中で一定の成果を上げております。一方、香港・米国では価格改定を実施したものの、失客からの回復に時間を要しております。カナダ、ベトナム及びマレーシアについては、前期に築いた事業基盤のもと、着実な運営体制の構築を進めております。
この結果、当セグメントの売上収益は5,494百万円(前年同期比11.9%増)、セグメント利益は56百万円(同64.1%減)となりました。
2026/09/24 9:35- #14 設備の新設、除却等の計画(連結)
- 海外事業セグメント
(注)店舗数は新設店舗の数を記載しております。括弧内の数値は、リニューアル店舗の数を記載しております。
(2)重要な設備の除却等
経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。2026/09/24 9:35