有価証券報告書-第10期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/26 15:42
【資料】
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【項目】
138項目

沿革

当社代表取締役大野智弘は、2011年1月に、Kudan Limited(現当社完全子会社)を英国に設立し、Artificial Perception(以下、AP(人工知覚))技術の基礎となるSLAM技術の独自の研究開発を行っておりました。2014年11月に、更なる研究開発を進める一方で、業容拡大による管理部門の拡張を目的として当社を東京都千代田区に設立いたしました。
設立以降の沿革は、以下のとおりであります。
年月事業の変遷
2014年11月東京都千代田区において、業容拡大による管理部門の拡張を目的としてKudan株式会社を設立
2015年1月Kudan limited(英国ブリストル市)を完全子会社化
2015年6月東京都新宿区新宿に本社を移転
2015年7月ARエンジン「Kudan AR SDK」をリリース
2016年12月Visual SLAMアルゴリズム「KdVisual」のソフトウェアを提供開始
2018年12月東京証券取引所マザーズに株式を上場
2019年6月東京都渋谷区渋谷に本社を移転
2019年6月監査等委員会設置会社へ移行
2019年12月北米での事業開発推進のためKudan USA LLC(米国カリフォルニア)を設立
2020年1月独ミュンヘン工科大学発コンピュータビジョン企業Artisense Corporation(以下、アーティセンス社)の子会社化に向けた段階的な株式取得契約を締結
2020年3月Lidar SLAMアルゴリズム「KdLidar」のソフトウェアを提供開始
2020年5月アーティセンス社の直接法SLAM・深層学習技術等との技術連携及び共同事業開発のための事業提携契約を締結
2020年6月次世代SLAMアルゴリズム「GrandSLAM」のソフトウェアを提供開始
2020年7月アーティセンス社の追加株式取得によるグループ会社化
2021年1月Kudan Vision株式会社にてCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)事業を開始
2021年12月アーティセンス社の全株式を取得し完全子会社化
2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所グロース市場に移行
2022年6月Kudanソリューション事業を開始
2022年11月自社SLAM技術を活用したマッピング用開発キットの販売開始
2023年2月Kudanの間接法SLAMとアーティセンス社の直接法SLAMとのハイブリッドSLAMを提供開始
2024年2月自社SLAM技術を活用したロボット用開発キットの販売開始

(注1) 「AP(人工知覚)」、「Visual SLAM」、「直説法SLAM」の内容は「3 事業の内容」をご参照ください。
(注2) 「KdLidar」は、入力情報に3次元センサ情報を主要に用いることによって、「KdVisual」とは異なる環境において精度とロバスト性が向上するアルゴリズムです。
(注3) 「GrandSLAM」は、カメラと3次元センサに加えてIMUとGPSをタイトカップリングによって統合し、
「KdVidual」「KdLidar」に比し精度とロバスト性が向上するアルゴリズムです。