有価証券報告書-第10期(2023/04/01-2024/03/31)
沿革
当社代表取締役大野智弘は、2011年1月に、Kudan Limited(現当社完全子会社)を英国に設立し、Artificial Perception(以下、AP(人工知覚))技術の基礎となるSLAM技術の独自の研究開発を行っておりました。2014年11月に、更なる研究開発を進める一方で、業容拡大による管理部門の拡張を目的として当社を東京都千代田区に設立いたしました。
設立以降の沿革は、以下のとおりであります。
(注1) 「AP(人工知覚)」、「Visual SLAM」、「直説法SLAM」の内容は「3 事業の内容」をご参照ください。
(注2) 「KdLidar」は、入力情報に3次元センサ情報を主要に用いることによって、「KdVisual」とは異なる環境において精度とロバスト性が向上するアルゴリズムです。
(注3) 「GrandSLAM」は、カメラと3次元センサに加えてIMUとGPSをタイトカップリングによって統合し、
「KdVidual」「KdLidar」に比し精度とロバスト性が向上するアルゴリズムです。
設立以降の沿革は、以下のとおりであります。
年月 | 事業の変遷 |
2014年11月 | 東京都千代田区において、業容拡大による管理部門の拡張を目的としてKudan株式会社を設立 |
2015年1月 | Kudan limited(英国ブリストル市)を完全子会社化 |
2015年6月 | 東京都新宿区新宿に本社を移転 |
2015年7月 | ARエンジン「Kudan AR SDK」をリリース |
2016年12月 | Visual SLAMアルゴリズム「KdVisual」のソフトウェアを提供開始 |
2018年12月 | 東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2019年6月 | 東京都渋谷区渋谷に本社を移転 |
2019年6月 | 監査等委員会設置会社へ移行 |
2019年12月 | 北米での事業開発推進のためKudan USA LLC(米国カリフォルニア)を設立 |
2020年1月 | 独ミュンヘン工科大学発コンピュータビジョン企業Artisense Corporation(以下、アーティセンス社)の子会社化に向けた段階的な株式取得契約を締結 |
2020年3月 | Lidar SLAMアルゴリズム「KdLidar」のソフトウェアを提供開始 |
2020年5月 | アーティセンス社の直接法SLAM・深層学習技術等との技術連携及び共同事業開発のための事業提携契約を締結 |
2020年6月 | 次世代SLAMアルゴリズム「GrandSLAM」のソフトウェアを提供開始 |
2020年7月 | アーティセンス社の追加株式取得によるグループ会社化 |
2021年1月 | Kudan Vision株式会社にてCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)事業を開始 |
2021年12月 | アーティセンス社の全株式を取得し完全子会社化 |
2022年4月 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所グロース市場に移行 |
2022年6月 | Kudanソリューション事業を開始 |
2022年11月 | 自社SLAM技術を活用したマッピング用開発キットの販売開始 |
2023年2月 | Kudanの間接法SLAMとアーティセンス社の直接法SLAMとのハイブリッドSLAMを提供開始 |
2024年2月 | 自社SLAM技術を活用したロボット用開発キットの販売開始 |
(注1) 「AP(人工知覚)」、「Visual SLAM」、「直説法SLAM」の内容は「3 事業の内容」をご参照ください。
(注2) 「KdLidar」は、入力情報に3次元センサ情報を主要に用いることによって、「KdVisual」とは異なる環境において精度とロバスト性が向上するアルゴリズムです。
(注3) 「GrandSLAM」は、カメラと3次元センサに加えてIMUとGPSをタイトカップリングによって統合し、
「KdVidual」「KdLidar」に比し精度とロバスト性が向上するアルゴリズムです。