当第3四半期累計期間における各事業分野の取り組みとしまして、1)組込み関連事業につきましては、予てより進めて参りました車載向け組込み関連開発体制の強化の結果、自動運転関連開発、AUTOSAR準拠の国産車載ソフトウエアプラットフォーム、モデルベース関連開発等の新技術を活用した開発案件の売上が引き続き拡大し、産業機器に係る組込み開発におきましても、機器メーカーの新製品開発や製品改良の引合いが継続し順調に売上が拡大しております。車載及び民生の組込み開発につきましては、今後も継続して受注拡大が期待される一方、新型肺炎の影響により開発計画の見直しや予算の縮小等の事業環境の変化についても十分な注意を払い、引き続き業績の拡大を目指して参ります。2)製造・流通及び業務システム関連事業につきましては、従来から取り組んでまいりました産業向けパッケージソフトウエアの活用に加え、新たに取り組みを開始した製造実行管理のパッケージソフトウエアの関連開発を安定的に受注し好調な業績を残しました。また、国内製造業が省力化や事業のデジタル化のためのシステム投資を継続し、当社顧客全般に渡りシステム開発の売上も堅調に推移いたしました。今後は受託開発の成果を基に製品化した「FlexSignal」を中心とした開発事案やノウハウを集約した「+FORCE」の提案活動に注力すると共に、顧客毎の新型肺炎によるシステム開発投資の状況に柔軟に対応し、今後の業績向上を目指して参ります。3)金融・公共関連事業につきましては、新たな体制の下、大型公共関連開発案件に加え新たな開発案件を複数受注し、金融の大型開発の終息の影響を最小限に抑え昨年以上の業績を残しました。これまで当事業区分は他の事業区分に比べ景気変動の影響を受けにくいことから、パートナー企業の人材教育と増員による開発体制の強化を進め安定的な売上を確保して参りましたが、今後は新型肺炎に対する政府予算の再配分等も視野に入れながら受注案件の選択受注に努め、引き続き安定的な売上の確保に努めて参ります。4)全社的取り組みにつきましては、技術開発力の持続的な発展のために人材育成へ注力することを主要なテーマに進めてまいりました品質管理手法(PMBOK)の積極的活用が効果を生み、プログラム開発業務の改善による品質管理の向上が生産性と収益性の改善に寄与したことに加え、働き方改革の推進により業務改善と労働時間の削減にも注力し労働環境の改善にも一定の効果を挙げてまいりました。また、当社事業の根幹をなす開発技術者の採用・育成におきましても、新卒中心の採用に加え中途採用が順調に進んでおり、開発体制の強化が進みました。なお、当社はソフトウエア開発事業の単一セグメントであるため、当社事業区分別の経営成績について、以下に記載いたします。
<組込み関連事業>車載組込み関連開発、民生・産業機器関連開発共に、エンドユーザーであるメーカーの新製品や新技術に関する開発需要が旺盛であり、組込み関連事業の売上高は、1,881,986千円(前年同四半期比11.4%増)となりました。
<製造・流通及び業務システム関連事業>国内製造業の堅調な業績に支えられ製造・流通業における設備投資に関連する製造関連業務システム開発は当第3四半期累計期間も好調な状況を維持したことから、製造・流通及び業務システム関連事業の売上高は、2,299,475千円(前年同四半期比17.7%増)となりました。
2020/04/10 15:01