2974 大英産業

2974
2024/09/11
時価
32億円
PER 予
9.78倍
2019年以降
2.75-8.97倍
(2019-2023年)
PBR
0.46倍
2019年以降
0.31-0.77倍
(2019-2023年)
配当 予
2.3%
ROE 予
4.71%
ROA 予
0.79%
資料
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有報情報

#1 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
このような事業環境の中、当社におきましては、主力事業である新築分譲マンションは販売が好調に推移し、当初予算を上回るかたちとなりましたが、分譲住宅、中古物件の買取再販を主力商品とする不動産流通事業におきましては、建築原価の高騰、また物価高等による顧客マインドの冷え込み等により、当第3四半期連結累計期間における予算を売上、利益ともに下回るかたちとなりました。販売費及び一般管理費におきましては、外部に販売活動を委託する販売手数料、また人件費が当初予定を上回っておりますが、販売費及び一般管理費全体としては概ね予定通り推移しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高23,451百万円(前年同期比26.3%増)、営業利益343百万円(前年同期は485百万円の損失)、経常利益158百万円(前年同期は627百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は89百万円(前年同期は417百万円の損失)となりました。
通期における見通しとして、分譲マンション事業におきましては、当連結会計年度に竣工、引渡し予定物件の販売は好調に推移しており、概ね予算通りに推移する予定であります。分譲住宅におきましては、建築原価の高騰により販売価格が大幅に高騰しており、市場価格との乖離が大きく一部利益率を下げた価格設定で販売を行っていること、また、物価高騰等の消費者心理の冷え込みから契約件数が当初予定を下回っており、楽観視できない状況が続いております。更に、不動産流通事業におきましても、新築住宅の販売価格高騰による中古住宅相場の上昇、競合会社の増加による高値での仕入れ、顧客マインドの低下から、受注ベースにおける販売件数、利益率共に当初予算を下回っており、一部当初予算を下回る可能性があります。
2023/08/10 16:16