有価証券報告書-第20期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/30 15:30
【資料】
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【項目】
135項目
(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
a 監査役監査の組織、人員及び手続
当社は監査役会設置会社であり、常勤監査役1名、非常勤監査役2名(うち、女性1名)の3名で構成されており、財務・会計・法務に関する十分な知見を有する者を確保しております。なお、監査役3名は、いずれも社外監査役であります。監査役は、監査役会で策定した監査計画に基づいて、取締役の職務執行状況等について、計画的かつ網羅的な監査を実施しております。
b 監査役会及び監査役の活動状況
監査役会においては、監査方針や監査計画等の策定、内部統制システムの整備・運用状況の監査、監査報告書の作成、会計監査人の選解任又は不再任に関する事項、会計監査人の報酬等に対する同意等について審議いたしました。また、各監査役による監査結果の報告を行っております。
各監査役は、取締役及び執行役員等から業務執行に関する報告を受け、取締役会その他重要な会議へ出席し意見を述べております。また、会計監査人とは、定期的な会合において監査計画の説明を受け、監査の実施状況及び結果の確認を行っております。
常勤監査役は、取締役会のほか執行役員会やその他重要な会議へ出席し意見を述べるとともに、重要書類を閲覧し、内部監査室及び会計監査人との情報交換等を実施しております。当社主要事業所への往査を通じて、また連結子会社に対して業務監査を実施しております。なお、監査上の重要議題等について代表取締役との意見交換を行うとともに、他の監査役と情報の共有及び意思の疎通を図っております。
当事業年度において当社は監査役会を月1回開催しており、個々の監査役の出席状況については次の通りであります。
氏 名開催回数出席回数
吉村 公一16回16回
高野 昭二16回16回
横山 美帆16回16回
川上 徹16回16回

(注) 川上徹氏は、2022年6月30日開催の第20回定時株主総会終結の時をもって退任しております。
② 内部監査の状況
当社における内部監査は、社長直轄の内部監査室2名が、当社の定める「内部監査規程」に基づき、各部署における業務活動全般について監査を実施し、定期的に社長に報告し、被監査部門に対して改善等を指示する体制を構築しております。内部監査室は、被監査部門から改善状況の報告を受け確認することにより、適切かつ効果的な監査を実施しております。
また、監査役、内部監査室、会計監査人は、各々の監査を効率的に行い、その実効性を高めるために定期的な報告会を行い緊密な連携を図っております。
③ 会計監査の状況
a 監査法人の名称
太陽有限責任監査法人
b 継続監査期間
6年間
c 業務を執行した公認会計士
指定有限責任社員 業務執行社員 土居一彦
指定有限責任社員 業務執行社員 篠塚伸一
d 監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士5名、その他15名であります。
e 監査法人の選定方針と理由
監査役会が太陽有限責任監査法人を会計監査人候補者として選定した理由は、監査品質、職務能力及び独立性を総合的に勘案した結果、当社の会計監査人に適任と判断したためです。
監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。
また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告いたします。
f 監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」に基づき、会計監査人を総合的に評価しております。
会計監査人である太陽有限責任監査法人による会計監査は、適正に行われていることを確認しております。
g 監査法人の異動
当社の監査法人は次のとおり異動しております。
第20期(連結・個別) 太陽有限責任監査法人
第21期(連結・個別) 晴磐監査法人
なお、臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。
異動に係る監査公認会計士等の名称
選任する監査公認会計士等の名称
晴磐監査法人
退任する監査公認会計士等の名称
太陽有限責任監査法人
異動の年月日
2022年6月30日(第20回定時株主総会開催日)
退任する監査公認会計士等が監査公認会計士等となった年月日
2019年3月8日
退任する監査公認会計士等が直近3年間に作成した監査報告書等における意見等に関する事項
該当事項はございません。
異動の決定又は異動に至った理由及び経緯
当社の会計監査人である太陽有限責任監査法人は、2022年6月30日開催予定の当社第20回定時株主総会終結の時をもって任期満了となります。現在の会計監査人については、会計監査が適切かつ妥当に行われることを確保する体制を十分に備えているものの、当社グループの事業規模に適した監査対応と監査報酬水準の相当性を総合的に検討した結果、監査役会は会計監査人を見直すこととしました。
監査役会が晴磐監査法人を会計監査人候補者とした理由は、新しい会計監査人の起用による新たな視点での監査が期待できることに加えて、当社グループの事業規模を踏まえ、会計監査人としての独立性、専門性、品質管理体制、監査報酬等を総合的に勘案した結果、同監査法人が適任と判断したためであります。
上記の理由及び経緯に対する意見
退任する監査公認会計士等の意見
特段の意見はない旨の回答を得ております。
監査役会の意見
妥当であると判断しております。
④ 監査報酬の内容等
a 監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
提出会社19,000-23,850-
連結子会社----
19,000-23,850-

b 監査公認会計士等と同一のネットワーク(太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社)に属する組織に対する報酬(aを除く)
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
提出会社-1,400--
連結子会社----
-1,400--

(注) 前連結会計年度の当社における非監査業務の内容は、収益認識基準の適用に係るアドバイザリー業務であります。
c その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d 監査報酬の決定方針
当社は、監査報酬の決定方針は、特に定めておりませんが、監査日数等を勘案し、監査役会の同意のうえ決定しております。
e 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠等を確認・検討した結果、会計監査人の報酬等の額について同意しております。