有価証券報告書-第9期(2023/11/01-2024/10/31)
34.保険契約
(1)保険事業の規制の枠組み
当社グループの国内保険子会社は保険業法によって定められる資本規制の対象となっており、一定水準以上のソルベンシー・マージン比率を維持しております。
(2)保険契約に係るリスク管理体制
当社グループは、保険契約に係るリスクの正確な把握・分析・評価と適切な管理・運営に努め、経営の安定性の確保を図っております。保険事業を営む子会社においては様々なリスクを統合的に管理するため「コンプライアンス・リスク管理委員会」を設置し、リスク管理のためのノウハウの集約・対応を行うとともに、経営陣がリスク管理方針の確立、管理体制の整備、改善や適切なリスク管理を行うための人材の育成と配置についても積極的に関与する体制を整えております。
なお、当社グループの保険契約に係るリスクに対しての主な取組みは次のとおりであります。
①保険引受リスクの管理
保険引受リスクとは保険リスク、保険契約者行動リスク及び費用リスクで構成されるリスクであります。
・保険リスク:金融リスク以外で保険契約者から当社グループに移転されるリスクを言います。保険リスクは、
保険金請求の発生、時期及び金額に関する固有の不確実性から生じます。
・保険契約者行動リスク:保険契約者が契約を解約する(すなわち、失効リスク又は継続リスク)ことにより生
じるリスクを言います。
・費用リスク:(保険事故に関連する費用ではなく、)契約のサービス提供に関連した管理費が予想外に増加す
るリスクを言います。
当社グループでは、商品の改廃、引受基準の設定、販売方針の変更などにより、保険引受リスクを管理しております。なお、保険引受リスクのエクスポージャーは保険契約負債の残高であります。
②流動性リスク
流動性リスクとは、現金の引渡しによって決済される保険契約に関連する義務を当社グループが履行することが困難になるリスクであります。
当社グループは、適切な返済資金を準備するとともに、継続的にキャッシュ・フローの計画と実績をモニタリングすることで流動性リスクを管理しております。
③保険リスクの集中
当社グループは、弁護士費用保険を販売しておりますが、個人を相手とした少額な保険のため、特定の地域・業種等に集中することはなく、過度に集中した保険リスクを有しておりません。
(3)重要な判断及び見積もり
不利な契約に係る見積もり
当社グループは、残存カバー期間中のいずれかの時点で、契約グループが不利であることを示唆する事実及び状況が生じた場合には、残存カバーに係る履行キャッシュ・フローの現在の見積りが残存カバーに係る負債の帳簿価額を上回る範囲で、損失を純損益で認識し、残存カバーに係る負債を増額しております。
残存カバーに係る履行キャッシュ・フローの見積もりにおける重要なインプットとしては、損害率及び事業費率が該当します。当社グループは、過去1年間の実績に基づく損害率及び事業費率を用いて残存カバーに係る履行キャッシュ・フローを計算しております。
(4)保険料配分アプローチ(PAA)により測定された保険契約の期首残高と期末残高との調整表
前連結会計年度(自 2022年11月1日至 2023年10月31日)
(単位:千円)
(注)保険サービス費用は、連結損益計算書の「売上原価」に76,651千円、「販売費及び一般管理費」に90,348千円
含まれております。
保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の認識の中止を見込む時期は以下のとおりであります
(単位:千円)
当連結会計年度(自 2023年11月1日至 2024年10月31日)
(単位:千円)
(注)保険サービス費用は、連結損益計算書の「売上原価」に22,719千円、「販売費及び一般管理費」に85,263千円
含まれております。
保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の期末残高が無いため、保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の認識の中止を見込む時期については記載を省略しております。
(1)保険事業の規制の枠組み
当社グループの国内保険子会社は保険業法によって定められる資本規制の対象となっており、一定水準以上のソルベンシー・マージン比率を維持しております。
(2)保険契約に係るリスク管理体制
当社グループは、保険契約に係るリスクの正確な把握・分析・評価と適切な管理・運営に努め、経営の安定性の確保を図っております。保険事業を営む子会社においては様々なリスクを統合的に管理するため「コンプライアンス・リスク管理委員会」を設置し、リスク管理のためのノウハウの集約・対応を行うとともに、経営陣がリスク管理方針の確立、管理体制の整備、改善や適切なリスク管理を行うための人材の育成と配置についても積極的に関与する体制を整えております。
なお、当社グループの保険契約に係るリスクに対しての主な取組みは次のとおりであります。
①保険引受リスクの管理
保険引受リスクとは保険リスク、保険契約者行動リスク及び費用リスクで構成されるリスクであります。
・保険リスク:金融リスク以外で保険契約者から当社グループに移転されるリスクを言います。保険リスクは、
保険金請求の発生、時期及び金額に関する固有の不確実性から生じます。
・保険契約者行動リスク:保険契約者が契約を解約する(すなわち、失効リスク又は継続リスク)ことにより生
じるリスクを言います。
・費用リスク:(保険事故に関連する費用ではなく、)契約のサービス提供に関連した管理費が予想外に増加す
るリスクを言います。
当社グループでは、商品の改廃、引受基準の設定、販売方針の変更などにより、保険引受リスクを管理しております。なお、保険引受リスクのエクスポージャーは保険契約負債の残高であります。
②流動性リスク
流動性リスクとは、現金の引渡しによって決済される保険契約に関連する義務を当社グループが履行することが困難になるリスクであります。
当社グループは、適切な返済資金を準備するとともに、継続的にキャッシュ・フローの計画と実績をモニタリングすることで流動性リスクを管理しております。
③保険リスクの集中
当社グループは、弁護士費用保険を販売しておりますが、個人を相手とした少額な保険のため、特定の地域・業種等に集中することはなく、過度に集中した保険リスクを有しておりません。
(3)重要な判断及び見積もり
不利な契約に係る見積もり
当社グループは、残存カバー期間中のいずれかの時点で、契約グループが不利であることを示唆する事実及び状況が生じた場合には、残存カバーに係る履行キャッシュ・フローの現在の見積りが残存カバーに係る負債の帳簿価額を上回る範囲で、損失を純損益で認識し、残存カバーに係る負債を増額しております。
残存カバーに係る履行キャッシュ・フローの見積もりにおける重要なインプットとしては、損害率及び事業費率が該当します。当社グループは、過去1年間の実績に基づく損害率及び事業費率を用いて残存カバーに係る履行キャッシュ・フローを計算しております。
(4)保険料配分アプローチ(PAA)により測定された保険契約の期首残高と期末残高との調整表
前連結会計年度(自 2022年11月1日至 2023年10月31日)
(単位:千円)
| 保険契約 | ||||||
| 残存カバーに係る負債 | 発生保険金に係る負債 | 保険獲得キャッシュ・フローに係る資産 | 合計 | |||
| 損失要素 以外 | 損失要素 | 将来キャッシュ・フローの 期待現在価値 | リスク調整 | |||
| 期首残高 | ||||||
| 資産計上額 | - | - | - | - | - | - |
| 負債計上額 | 7,287 | 28,983 | 16,416 | 893 | △1,280 | 52,299 |
| 期首残高(純額) | 7,287 | 28,983 | 16,416 | 893 | △1,280 | 52,299 |
| 保険収益 | △64,469 | - | - | - | - | △64,469 |
| 保険サービス費用(注) | ||||||
| 発生保険金及びその他費用 | - | △27,173 | 98,250 | 329 | - | 71,406 |
| 保険獲得キャッシュ・フローの償却額 | 13,007 | △1,810 | - | - | - | 11,197 |
| 不利な契約に係る損益 | - | 51,655 | - | - | - | 51,655 |
| 発生保険金に係る負債の調整 | - | - | △10,243 | △557 | - | △10,800 |
| 保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の減損損失 | - | - | - | - | 43,541 | 43,541 |
| 投資要素及び保険料返戻 | - | - | - | - | - | - |
| 保険金融費用(収益) | - | - | - | - | - | - |
| その他 | - | - | - | - | - | - |
| 認識を中止した保険獲得キャッシュ・フローに係る資産 | △21,410 | - | - | - | 21,410 | - |
| キャッシュ・フロー額 | ||||||
| 受取保険料 | 65,933 | - | - | - | - | 65,933 |
| 保険獲得キャッシュ・フロー | △3,236 | - | - | - | △65,067 | △68,303 |
| 支払保険金及びその他費用 | - | - | △93,313 | - | - | △93,313 |
| 期末残高 | ||||||
| 資産計上額 | - | - | - | - | - | - |
| 負債計上額 | △2,888 | 51,655 | 11,110 | 665 | △1,396 | 59,146 |
| 期末残高(純額) | △2,888 | 51,655 | 11,110 | 665 | △1,396 | 59,146 |
(注)保険サービス費用は、連結損益計算書の「売上原価」に76,651千円、「販売費及び一般管理費」に90,348千円
含まれております。
保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の認識の中止を見込む時期は以下のとおりであります
(単位:千円)
| 1年以内 | 1年超 | 2年超 | 3年超 | 4年超 | 5年超 | 10年超 | |
| 2年以内 | 3年以内 | 4年以内 | 5年以内 | 10年以内 | |||
| 保険獲得キャッシュ・フローに係る 資産の認識の中止を見込む時期 | - | - | 659 | 737 | - | - | - |
当連結会計年度(自 2023年11月1日至 2024年10月31日)
(単位:千円)
| 保険契約 | ||||||
| 残存カバーに係る負債 | 発生保険金に係る負債 | 保険獲得キャッシュ・フローに係る資産 | 合計 | |||
| 損失要素 以外 | 損失要素 | 将来キャッシュ・フローの 期待現在価値 | リスク調整 | |||
| 期首残高 | ||||||
| 資産計上額 | - | - | - | - | - | - |
| 負債計上額 | △2,888 | 51,655 | 11,110 | 665 | △1,396 | 59,146 |
| 期首残高(純額) | △2,888 | 51,655 | 11,110 | 665 | △1,396 | 59,146 |
| 保険収益 | △75,954 | - | - | - | - | △75,954 |
| 保険サービス費用(注) | ||||||
| 発生保険金及びその他費用 | - | △40,593 | 93,695 | 196 | - | 53,298 |
| 保険獲得キャッシュ・フローの償却額 | 25,659 | △10,520 | - | - | - | 15,140 |
| 不利な契約に係る損益 | - | 21,643 | - | - | - | 21,643 |
| 発生保険金に係る負債の調整 | - | - | △5,663 | △339 | - | △6,002 |
| 保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の減損損失 | - | - | - | - | 23,903 | 23,903 |
| 保険金融費用(収益) | - | - | - | - | - | - |
| その他 | - | - | - | - | - | - |
| 認識を中止した保険獲得キャッシュ・フローに係る資産 | △11,038 | - | - | - | 11,038 | - |
| キャッシュ・フロー額 | ||||||
| 受取保険料 | 75,518 | - | - | - | - | 75,518 |
| 保険獲得キャッシュ・フロー | △3,054 | - | - | - | △33,545 | △36,599 |
| 支払保険金及びその他費用 | - | - | △90,747 | - | - | △90,747 |
| 期末残高 | ||||||
| 資産計上額 | - | - | - | - | - | - |
| 負債計上額 | 8,244 | 22,185 | 8,394 | 522 | - | 39,345 |
| 期末残高(純額) | 8,244 | 22,185 | 8,394 | 522 | - | 39,345 |
(注)保険サービス費用は、連結損益計算書の「売上原価」に22,719千円、「販売費及び一般管理費」に85,263千円
含まれております。
保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の期末残高が無いため、保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の認識の中止を見込む時期については記載を省略しております。