有価証券届出書(新規公開時)

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2021/01/20 15:00
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132項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
第20期事業年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が継続し、全体として緩やかな回復基調となりました。しかしながら、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動等の影響により、景気の先行きは不透明な状況にあります。当社が属するインターネット業界・オンラインゲーム業界においては、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」と呼ばれる、既存のビジネスモデルや業界構造を大きく変化させる新たなデジタル化の流れが引き続き力強いものとなっており、スマートフォンの普及拡大に伴い、ネイティブアプリを中心に引き続き市場の拡大が見込まれております。しかしながら、オンラインゲームの市場規模については、スマートフォン向けゲーム市場の成熟化に伴い、国内市場での成長は鈍化していくことが予想されます。
このような環境の中、Webソリューション事業においては既存顧客からの継続的な案件の受注及び営業体制の整備により新規案件の獲得や新サービスの拡充、自社ASPサービスの機能強化に努めました。
また、当社はオンラインゲーム事業において安定的な収益基盤を強化するための施策として、新規の受託開発案件の獲得のほか、他社常駐型の受託開発や、人材派遣事業に取り組んでまいりました。その一方で、引き続き自社ゲームタイトルの業績の維持・拡大を目指し、新規タイトルの開発に注力するとともに、既存タイトルの売上を維持するよう努めてまいりました。
その結果、当事業年度における業績は、売上高3,579,528千円(前年同期比23.3%増)、営業利益144,075千円(前年同期比25.0%増)、経常利益143,188千円(前年同期比24.8%増)、当期純利益66,568千円(前年同期比14.1%増)となりました。
当事業年度におけるセグメント別の業績は次のとおりです。
(Webソリューション事業)
Webソリューション事業においては、大型の受託開発案件の開発を進めるとともに、新規案件の獲得に努めました。また、ECサイトやコンテンツサイト(物件、求人、記事、レシピ等)に特化したサイト内検索ASP「Advantage Search」の販売拡大等、当社が提供するサービスの拡充・強化も引き続き進めました。
その結果、当事業年度における売上高は1,425,557千円(前年同期比12.0%増)、セグメント利益は497,629千円(前年同期比27.0%増)となりました。
(オンラインゲーム事業)
オンラインゲーム事業においては、2019年9月に新作タイトル「かくりよの門-朧-」のサービスを開始し、他の既存タイトルにおいても各種イベントの開催や新キャラクターの追加、広告宣伝等を行い、当社の主要タイトルの売上維持に努めました。また、新作タイトルの開発にも引き続き注力し、費用を投入致しました。また、他社ゲームの受託開発・運営についても、顧客と良好な関係を維持し、人材派遣事業においても着実に売上規模を増やしております。
その結果、当事業年度における売上高は、「自社ゲーム開発」が1,187,921千円、「受託開発」が698,043千円、「人材派遣」が268,006千円となり、セグメント合計で2,153,971千円(前年同期比32.1%増)、セグメント利益は62,675千円(前年同期比26.3%減)となりました。
また、財政状態は次のとおりとなりました。
(資産)
当事業年度末の資産合計は、1,917,526千円と前事業年度末に比べて96,469千円の増加となりました。
流動資産は78,072千円増加し、1,518,579千円となりました。これは主に、営業活動による資金獲得にともなう現金及び預金105,033千円の増加、事業年度末時点での進行中の案件の増加にともなう仕掛品26,364千円の増加及び債権回収にともなう売掛金39,294千円の減少によるものです。
固定資産は18,397千円増加し、398,946千円となりました。これは主に、資金決済法に基づく供託金の供託による差入保証金19,868千円の増加及び繰延税金資産17,822千円の増加によるものです。
(負債)
当事業年度末の負債合計は、509,255千円と前事業年度末に比べて29,901千円の増加となりました。
流動負債は89,949千円増加し、466,135千円となりました。これは主に人件費の増加等にともなう未払金44,362千円の増加、トライフォート社のゲームタイトルの運営移管等による前受金28,560千円の増加及び業績向上にともなう未払消費税等18,462千円の増加によるものです。
固定負債は60,048千円減少し、43,120千円となりました。これは、借入金の返済にともなう長期借入金60,048千円の減少によるものです。
(純資産)
当事業年度末の純資産合計は、1,408,270千円と前事業年度末に比べて66,568千円の増加となりました。これは、当期純利益の計上にともなう利益剰余金66,568千円の増加によるものです。
第21期第3四半期累計期間(自 2020年2月1日 至 2020年10月31日)
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、各種施策の効果から持ち直しに向かうことが期待されるものの、依然として先行きが不透明な状況にあります。
当社が属するオンラインゲーム業界・インターネット業界においては、大手企業を中心に「デジタルトランスフォーメーション(DX)」と呼ばれる、既存のビジネスモデルや業界構造を大きく変化させる新たなデジタル化の流れが引き続き力強いものとなっております。また感染症対策としてのリモートワークの環境整備など、ITに対する底堅いニーズがある一方で、一部の企業では業績悪化によりIT投資を縮小・延期するケースも発生するなど、楽観視はできないものとなっております。
このような環境の中、当社はオンラインゲーム事業の拡大のため、引き続き新規タイトルの開発に注力するとともに、既存タイトルの売上を維持するよう努め、Webソリューション事業においても新規案件の獲得や新サービスの拡充、自社ASPサービスの機能強化に努めました。
以上の結果、当第3四半期累計期間における業績は、売上高2,879,208千円、営業利益150,533千円、経常利益150,164千円、四半期純利益86,097千円となりました。
当第3四半期累計期間におけるセグメント別の業績は次のとおりです。
(Webソリューション事業)
Webソリューション事業においては、大型の受託開発案件の開発を進めるとともに、新規案件の獲得に努めた結果、複数の大型案件が当第3四半期累計期間に完成致しました。また、ECサイトやコンテンツサイト(物件、求人、記事、レシピ等)に特化したサイト内検索ASP「Advantage Search」の機能強化等、当社が提供するサービスの拡充・強化も引き続き進めました。
その結果、当第3四半期累計期間における売上高は1,338,279千円、セグメント利益は396,070千円となりました。
(オンラインゲーム事業)
オンラインゲーム事業においては、2020年6月に新作タイトル「アンノウンブライド」のサービスを開始し、他の既存タイトルにおいても各種イベントの開催や新キャラクターの追加等を行い、当社の主要タイトルの売上維持に努めるとともに不採算タイトルのサービス終了を実施し、利益率向上のため運営体制の見直しを行いました。また、新作タイトルの開発にも引き続き注力致しました。
また、他社ゲームの受託開発・運営についても、顧客と良好な関係を維持し、着実に売上規模を増やしております。
その結果、当第3四半期累計期間における売上高は、「自社ゲーム開発」が544,024千円、「受託開発」が733,996千円、「人材派遣」が262,907千円となり、セグメント合計で1,540,928千円、セグメント利益は127,685千円となりました。
また、財政状態は次のとおりとなりました。
(資産)
当第3四半期会計期間末の資産合計は、2,013,518千円と前事業年度末に比べて95,992千円の増加となりました。
流動資産は134,815千円増加し、1,653,395千円となりました。これは主に、事業譲受による支出や長期借入金の返済等にともなう現金及び預金36,390千円の減少、大型の受託開発案件の発生にともなう売掛金138,046千円の増加及び進行中の受託案件の増加にともなう仕掛品39,351千円の増加によるものです。
固定資産は38,823千円減少し、360,123千円となりました。これは主に、退去したオフィスの敷金の返金を受けたことによる差入保証金18,419千円の減少及び減損損失の計上にともなう無形固定資産15,131千円の減少によるものです。
(負債)
当第3四半期会計期間末の負債合計は、519,150千円と前事業年度末に比べて9,894千円の増加となりました。
流動負債は44,699千円増加し、510,835千円となりました。これは主に、月末が銀行休業日だったことにともなう未払金39,086千円の増加及び預り金29,901千円の増加によるものです。
固定負債は34,805千円減少し、8,315千円となりました。これは借入金の返済にともなう長期借入金34,805千円の減少によるものです。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産合計は、1,494,367千円と前事業年度末に比べて86,097千円の増加となりました。これは、四半期純利益の計上にともなう利益剰余金86,097千円の増加によるものです。
② キャッシュ・フローの状況
第20期事業年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度に比べ105,033千円増加し、1,008,837千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は289,439千円(前年同期は75,383千円の収入)となりました。これは主に増加要因として税引前当期純利益109,235千円(前年同期比12,726千円の増加)、減価償却費67,490千円(前年同期比19,329千円の増加)、売上債権の減少額39,294千円(前年同期は売上債権の増加額170,651千円)、未払金の増加額53,604千円(前年同期は未払金の増加額30,388千円)があった一方で、減少要因として法人税等の支払額69,409千円(前年同期は法人税等の支払額17,916千円)及びたな卸資産の増加額26,364千円(前年同期はたな卸資産の減少額48,552千円)があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は116,358千円(前年同期は105,983千円の支出)となりました。これは主にゲームタイトルの取得や自社ゲームタイトルの開発費用の支払に伴う無形固定資産の取得による支出85,697千円(前年同期は無形固定資産の取得による支出59,653千円)、資金決済法に基づく差入保証金の支払による支出25,000千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は68,048千円(前年同期は124,612千円の支出)となりました。これは長期借入金の返済による支出68,048千円(前年同期は長期借入金の返済による支出124,612千円)によるものです。
③ 生産、受注及び販売の状況
a.生産実績
当社が提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当事業年度及び当第3四半期累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称第20期事業年度
(自 2019年2月1日
至 2020年1月31日)
第21期第3四半期累計期間
(自 2020年2月1日
至 2020年10月31日)
受注高(千円)前期比(%)受注残高
(千円)
前期比(%)受注高(千円)受注残高
(千円)
Webソリューション事業1,642,17040.3459,261128.01,677,095929,534
オンラインゲーム事業895,37353.3209,3082,042.5710,646474,172
合計2,537,54344.6668,569216.62,387,7421,403,707

(注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.オンラインゲーム事業につきましては、自社ゲーム開発を除き記載しております。
c.販売実績
当事業年度及び当第3四半期累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称第20期事業年度
(自 2019年2月1日
至 2020年1月31日)
第21期第3四半期累計期間
(自 2020年2月1日
至 2020年10月31日)
販売高(千円)前期比(%)販売高(千円)
Webソリューション事業1,425,55712.01,338,279
オンラインゲーム事業2,153,97132.11,540,928
合計3,579,52823.32,879,208

(注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合以下のとおりであります。
なおGoogle Inc.、Apple Inc.の前事業年度及び当第3四半期累計期間、㈱アカツキの当事業年度及び当第3四半期累計期間については、当該割合が10%未満のため記載を省略しております。
相手先第19期事業年度第20期事業年度第21期第3四半期累計期間
販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)
Google Inc.481,21313.4
Apple Inc.403,96411.3
㈱アカツキ320,80011.1

3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されておりますが、この財務諸表の作成に当たっては、経営者により一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。
これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うために、実際の結果はこれらとは異なる可能性があります。
② 経営成績及び財政状態の分析
第20期事業年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
(売上高)
Webソリューション事業においては新規案件の獲得のため、営業活動に力を入れ、また、既存顧客の売上についても維持・向上を目指した結果、増収となりました。オンラインゲーム事業においては、前事業年度にサービスを開始したゲームタイトル「ゴエティアクロス」の影響が大きく、増収となりました、また、他社ゲームの受託開発・運営については、新規案件の立ち上げにともない受託開発の売上高が増加、人材派遣事業についても着実に売上規模が増加しております。
その結果、当事業年度の売上高は3,579,528千円(前年同期比23.3%増)となりました。
(売上原価、売上総利益)
業績向上のため、ひきつづき人員の増強を図った結果、人件費は255,780千円増加し、1,710,381千円となりました。また、その他の要因としては、主に自社ゲームの売上増にともない支払手数料が147,827千円増加し、410,460千円となりました。
その結果、当事業年度の売上原価は2,530,721千円(前年同期比24.1%増)、売上総利益は1,048,807千円(前年同期比21.6%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
主に自社ゲームタイトルの広告宣伝により、広告宣伝費が66,019千円増加し228,109千円となりました。その他、従業員数の増加にともない人件費も増加しております。
その結果、販売費及び一般管理費は904,732千円(前年同期比21.1%増)、営業利益は144,075千円(前年同期比25.0%増)となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
営業外収益は、主に前年同期は為替差益を計上したことが要因で、170千円(前年同期比78.6%減)となりました。営業外費用は主に借入金額の減少にともなう支払利息の減少により、1,056千円(前年同期比19.8%減)となりました。
その結果、経常利益は143,188千円(前年同期比24.8%増)となりました。
(特別損失、当期純利益)
当事業年度において、当初予定していた収益を見込めなくなったゲームタイトルについて、減損損失を33,903千円計上しました。また、法人税、住民税及び事業税を60,489千円、法人税等調整額を△17,822千円計上しております。
その結果、当期純利益は66,568千円(前年同期比14.1%増)となりました。
第21期第3四半期累計期間(自 2020年2月1日 至 2020年10月31日)
(売上高)
Webソリューション事業においては、大型の受託開発案件の開発を進めるとともに、新規案件の獲得に努めました。また、ECサイトやコンテンツサイト(物件、求人、記事、レシピ等)に特化したサイト内検索ASP「Advantage Search」の販売拡大等、当社が提供するサービスの拡充・強化も引き続き進めました。オンラインゲーム事業においては、2020年6月に新作タイトル「アンノウンブライド」のサービスを開始し、他の既存タイトルにおいても各種イベントの開催や新キャラクターの追加、広告宣伝等を行い、当社の主要タイトルの売上維持に努めました。しかしながら、複数の既存タイトルのサービス終了にともない、自社ゲームの売上は減収となりました。その一方で、他社ゲームの受託開発・運営については、既存顧客との取引が堅調に推移し、人材派遣事業においても着実に売上規模が増加しております。
その結果、当第3四半期累計期間の売上高は2,879,208千円となりました。
(売上原価、売上総利益)
売上原価は、2,004,060千円となりました。主な計上内容は人件費、外注費、サーバー利用料等の通信費、支払手数料です。
その結果、当事業年度の売上総利益は875,147千円となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益、経常利益)
販売費及び一般管理費は、150,533千円となりました。主な計上内容は人件費、自社ゲームタイトルの広告宣伝費です。
その結果、営業利益は150,533千円となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
営業外収益は136千円となりました。主な計上内容はオフィス内の自動販売機設置料収入です。営業外費用は505千円となりました。主な計上内容は銀行借入にともなう支払利息です。その結果、経常利益は150,164千円となりました。
(特別損失、四半期純利益)
特別損失は15,896千円となりました。その要因は、当第3四半期累計期間において、当初予定していた超過収益力を見込めなくなったのれんについて、減損損失を15,896千円計上したためです。また、法人税等を48,170千円計上しております。
その結果、四半期純利益は86,097千円となりました。
財政状態の分析内容については、「(1) 経営成績等の状況の概要」をご参照ください。
③ キャッシュ・フローの状況の分析
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社の財務政策は、安定的な運用を行うことを基本方針としております。
運転資金及び将来の事業拡大を目的にした投資資金の財源については、自己資金及び銀行からの借入金を財源としております。
⑤ 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等の分析
当社は、売上高の継続的かつ累積的な増加を実現するために、安定的で成長性の高いWebソリューション事業における売上高及び契約継続率を重要な指標としております。Webソリューション事業の売上高については、2018年1月期が1,190百万円、2019年1月期が1,272百万円、2020年1月期が1,425百万円とこれまで安定的に増加しており、継続率については、2021年1月期(第3四半期までに契約済のもののほか、受注が確定しているものを含む)においては、前年度からの継続契約の顧客が73%、また継続契約に基づく売上が78%となっております。
今後更に顧客満足度を上げて継続率を高めるために、開発のみの単発受注ではなく、こちらから積極的に分析・戦略立案といったサービス設計を行い、その流れで企画、開発、保守、また次の提案へと繋がる所謂ロイヤリティループを引き続き発生させることで売上高の安定的かつ継続成長を実現させる戦略です。
⑥ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
⑦ 経営者の問題意識と今後の方針について
経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり認識しております。それらの課題に対応するため、経営者は常に市場ニーズや内部環境及び外部環境の変化に関する情報の入手及び分析を積極的に実施し、現在及び将来における内部環境及び外部環境を認識したうえで、当社の経営資源を最適に配分し、最適な解決策を実施していく方針であります。