有価証券報告書-第10期(2024/04/01-2025/03/31)
(3)リスク管理
当社では、抽出したリスクごとに事業継続への影響度や対策の実効性をレビューする他、社会情勢や事業環境の変化に伴い発生する新たなリスクを抽出していくため、全部門で定期的なリスクアセスメントを実施しております。リスクアセスメントの結果は、サステナビリティ委員会で審議し、その状況について取締役会に報告する体制としており、リスク対策と事業継続計画を万全なものとするため、継続して強化に努めております。
(主なリスクと対策)
当社では、抽出したリスクごとに事業継続への影響度や対策の実効性をレビューする他、社会情勢や事業環境の変化に伴い発生する新たなリスクを抽出していくため、全部門で定期的なリスクアセスメントを実施しております。リスクアセスメントの結果は、サステナビリティ委員会で審議し、その状況について取締役会に報告する体制としており、リスク対策と事業継続計画を万全なものとするため、継続して強化に努めております。
(主なリスクと対策)
| No. | リスク分類 | 想定する内容 | リスクに対する取り組み |
| 1 | 政治・経済 | 各国・地域の経済、産業、安全保障等の政策影響による事業活動への制約発生 | ・各国・地域の政策に関する情報の注視 ・各種制約を想定した販売、生産、輸出入、サービス等に関する代替策・分業の事前検討 |
| 2 | 市場ニーズ | 市況の長期的な低迷、又は需要の急変動(増減)に追随できないことにより業績が低迷 | ・市場・お客様同行の把握 |
| 3 | 研究開発 | 技術開発競争において先導・追随できないことによる製品競争力の低下、業績の低迷 | ・積極的かつ効果的な研究開発投資 ・外部研究機関との共同研究推進 |
| 4 | 人材 | 人材の確保・育成の低迷、優秀人材の社外流出(退職)による競争力の低下 | ・安全で働きがいのある職場づくり、健康経営の推進 ・エンゲージメントサーベイによる定期的な調査 ・社内人材開発プログラムの拡充 ・主要ポジションに対する後継候補者の 充足状況の確認、後継者育成計画の立案・ 実行 |
| 5 | 調達・生産 | 調達部品の供給遅延や停止による生産活動や 納期の遅延、受注取り消し等 | ・お客様やビジネスパートナーとの日常的な連携強化による代替策の準備 ・マルチベンダー化 |
| 6 | 製品・品質 | 製品欠陥に起因したお客様製品不良、安全・環境事故の発生による信頼の低下 | ・不具合の原因究明、再発防止活動徹底 ・製品安全設計や製品品質向上策の推進 |
| 7 | 知的財産 | ・第三者による当社グループ知的財産権侵害 ・第三者の知的財産権侵害 | 知的財産戦略部門を中心とした各部門や外部専門家との連携・対応 |
| 8 | 環境対応 | ・環境汚染事故発生による社会的信用低下 ・各国・地域の環境法令対応不備による停滞 | ・ISO14001による管理・点検等の徹底 ・各国・地域における法規制・条例の把握 |
| 9 | 大規模災害 | 当社グループの生産拠点やビジネスパートナーの被災による生産・部品供給の停滞 | ・生産BCP、大規模災害対策マニュアル策定 ・代替生産体制整備、サプライヤー連携強化 |
| 10 | 感染症の 世界的流行 | 社内クラスターの発生や他の国・地域への渡航 制限等による事業活動の停滞 | ・社長を議長とする対策会議の運営 ・各事業所における感染予防対策の徹底 ・事業活動への制限を想定した代替策検討 |
| 11 | コンプライ アンス | 各国・地域の法規制への抵触による行政処分、 損害賠償の発生、社会的評価・信用の低下 | ・通報制度の構築・運用 ・各職場へのオンブズパーソンの配置 ・定期的なコンプライアンス教育の実施 ・コンプライアンス委員会や内部監査等による定期モニタリング ・外部専門家との相談窓口設置 |
| 12 | 訴訟 | 契約等の不遵守による取引先等との訴訟・紛争、損害賠償等の請求 | 技術的・取引上の契約・約束事項の記録の明確な設定、及び相互確認 |
| 13 | 情報 セキュリティ | サイバー攻撃、不正アクセスでのシステム停止や情報漏洩による業務の停滞、社会的信用低下 | 情報セキュリティ委員会を中心とした従業員啓発とシステム対策両面からの継続的改善 |