有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2023/05/09 15:00
【資料】
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【項目】
130項目
(2)【手取金の使途】
上記の手取概算額882百万円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限239百万円と合わせて、運転資金として①顧客基盤の拡大、深耕のための人件費、②ABEJA Platformの拡充のための開発費・運用費及び研究開発費及び③人材の採用費に充当する予定であります。
具体的な資金使途及び充当予定時期は以下のとおりであります。
① 顧客基盤の拡大、深耕のための人件費
当社は、今後も拡大が見込まれる国内デジタルトランスフォーメーション市場において、一層の顧客基盤の拡大、深耕を図るため、プリセールス人材(専門知識を生かしながら、顧客の抱えている課題を解決するために、技術的な面での解決策を提案するエンジニア)の拡充等により、顧客の多様化するニーズや潜在的なニーズを的確に把握し、提案品質、提供価値の向上につなげていきたいと考えております。そのための人件費の一部として、850百万円(2024年8月期に400百万円、2025年8月期に450百万円)を充当する予定であります。
② ABEJA Platformの拡充のための開発費・運用費及び研究開発費
当社事業の基盤となるABEJA Platformの機能追加と既存機能の改善を継続的に行い、多様化する顧客ニーズに対応し、提供価値の向上を図ることを目的に、これらの開発費・運用費及び研究開発費の一部として、160百万円(2024年8月期に80百万円、2025年8月期に80百万円)を充当する予定であります。
なお、ABEJA Platformは、デジタルトランスフォーメーションの実行に必要な、データ生成からデータ収集、データの加工、データ分析、AIモデリングまでのプロセスを提供し、継続的・安定的な運用を行う、ソフトウェア群となります。詳細は、「第二部 企業情報 第1 企業の概況 3 事業の内容 (2) 事業概要」をご参照ください。
③ 人材の採用費
当社事業の成長のため、エンジニアやデータサイエンティストといった、テクノロジーに精通する優秀な社員などの人材の採用を目的に、採用費の一部として、111百万円(2024年8月期に50百万円、2025年8月期に61百万円)を充当する予定であります。
なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する予定であります。