- #1 企業の概況(連結)
(はじめに)
当社グループ事業の祖業は、2013年1月に設立されたオンラインコミュニケーションの良さを広めることを目的とし、オンラインゲーム受託開発事業及びミドルウェア事業を運営する株式会社モノビット(モノビット①)を端緒としております。地方人材の獲得と、地域活性化を目的として2017年6月に高知県においてゲーム受託制作を行う「株式会社AVOCADO」を設立し、2018年7月にミドルウェア事業であるモノビットエンジンを新設分割する形で「モノビットエンジン株式会社」を設立しております。その後、当社は2018年10月に持株会社体制に変更し、社名を「モノビット・モリカトロンホールディングス株式会社」に変更し、オンラインゲーム受託開発事業を新設分割する形で「株式会社モノビット(モノビット②)」を設立、同月ゲームAI開発を行うモリカトロン株式会社と株式交換を行い同社を100%子会社化しております。その後、当社は2019年11月に社名を現在の「monoAI technology株式会社」に変更し、2020年1月に株式会社モノビット(モノビット②)を吸収合併、モリカトロン株式会社のソフトウエア品質保証事業(AIQA事業)を吸収分割しております。2021年2月には株式会社ベリサーブと当社のソフトウエア品質保証事業のジョイントベンチャー化を目的として、新設分割により「AIQVE ONE株式会社(旧monoAI QA technology株式会社)」を設立、その後、AIQVE ONE株式会社は株式会社ベリサーブに第三者割当を実施し、当社の持分比率は33.3%となり、当社はAIQVE ONE株式会社を持分法適用関連会社としておりましたが、2023年4月には当社が保有するAIQVE ONE株式をすべて株式会社ベリサーブに売却し、AIQVE ONE株式会社を持分法適用関連会社から除外しております。その後、2023年9月には株式会社ジークゲームズが手がけるロボット向けアプリケーション開発事業を分社化して設立されたロボアプリケーションズ株式会社の株式を100%取得し、100%子会社化しました。また、2024年2月16日開催の取締役会において、2024年4月1日を効力発生日として、当社の連結子会社であるモノビットエンジン株式会社を吸収合併することを決議いたしました。また、同日付で吸収合併契約書を締結しております。
本書提出日現在において、当社グループは、当社及び連結子会社3社(モリカトロン株式会社、モノビットエンジン株式会社、ロボアプリケーションズ株式会社)から構成されており、以上の経緯を図示すると以下のようになります。
2024/03/29 14:31- #2 会計方針に関する事項(連結)
ロ 無形固定資産(リース資産を除く)
自社利用のソフトウエア
社内における利用可能期間(3~5年)に基づく定額法を採用しております。
2024/03/29 14:31- #3 収益認識関係、連結財務諸表(連結)
契約資産は、主にソフトウエアの受注制作等の一定期間にわたり履行義務が充足される契約について、未請求の受注制作等の対価に対する当社グループの権利に関するものであります。契約資産は、対価に対する当社グループの権利が無条件になった時点で、顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。
契約負債は、主にソフトウエアの受注制作や保守サービス等の一定の期間にわたり履行義務が充足される契約について、顧客から受け取った前受金に関するものです。契約負債は収益の認識に伴い取り崩されます。
2024/03/29 14:31- #4 減損損失に関する注記(連結)
(3)減損損失の金額
建物 | 2,857千円 |
リース資産 | 256千円 |
ソフトウエア | 210千円 |
長期前払費用 | 544千円 |
(4)資産グルーピングの方法
当社グループは減損会計の適用にあたり、管理会計上の区分を基準に資産のグルーピングを行っております。
2024/03/29 14:31- #5 設備投資等の概要
当社グループは、XR事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。
当連結会計年度の設備投資等の総額は、60,730千円であり、主な内容はソフトウエアへの投資によるものです。
2024/03/29 14:31- #6 重要な会計上の見積り、財務諸表(連結)
(注)上記の金額は受注制作のソフトウエア開発のうち、インプット法により収益認識するもので、当事業年度末時点で完全に履行を充足していない案件を対象に記載しております。
2.識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
2024/03/29 14:31- #7 重要な会計上の見積り、連結財務諸表(連結)
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
ソフトウエアの受注制作等の一定の期間にわたる収益認識に係る売上高は、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、進捗度に応じて収益を認識しております。進捗度の見積りは、予想される原価の合計に対する当連結会計年度末までの発生原価の割合(インプット法)に基づいて算出しております。
当該見積りについて、原価の見積りに大幅な見直しを要する状況が発生した場合には、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
2024/03/29 14:31- #8 重要な会計方針、財務諸表(連結)
(2)無形固定資産(リース資産を除く)
自社利用のソフトウエアについては社内における利用可能期間(3~5年)に基づく定額法を採用しております。
(3)リース資産
2024/03/29 14:31