有価証券報告書-第11期(2023/12/01-2024/11/30)

【提出】
2025/02/27 16:15
【資料】
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【項目】
131項目
(重要な会計上の見積り)
企業結合により取得したのれん及び無形資産の評価
(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
前連結会計年度当連結会計年度
のれん-304,418
顧客関連資産-584,469

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
のれん及び顧客関連資産は、2024年2月29日に株式会社アドメディカを取得した際に計上したものであり、のれんは5年、顧客関連資産は10年の均等償却を行っております。当社は当該株式の取得原価を決定するにあたり、外部の専門家を利用して株式会社アドメディカの事業計画を基礎とする将来キャッシュ・フローの現在価値等を踏まえて株式価値を算出しております。また、当社は外部の専門家を利用して取得原価の配分を行っており、識別された無形資産の時価を当該資産から得られる将来キャッシュ・フローの現在価値に基づいて測定しております。その結果、のれん358,139千円及び顧客関連資産631,858千円が計上されております。当連結会計年度末ののれんの未償却残高は304,418千円、顧客関連資産の未償却残高は584,469千円であります。将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる事業計画は、売上成長率、顧客減少率及び割引率の主要な仮定を用いております。
のれん及び顧客関連資産については、取得時における株式会社アドメディカの事業計画の達成状況等に基づき減損の兆候の有無を検討しております。のれん及び顧客関連資産を含む資産グループにて減損の兆候を識別した場合、事業計画を基に割引前将来キャッシュ・フローを算定し、帳簿価額と比較して減損損失の認識を判定します。当連結会計年度において減損の兆候はないと判断しておりますが、将来の事業計画は、経営者の判断及び見積りの不確実性を伴うものであり、見積りの前提や仮定に変更が生じた場合には、のれん及び顧客関連資産の減損損失が発生する可能性があります。