有価証券報告書-第73期(2023/04/01-2024/03/31)
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類へと移行し、社会・経済活動の正常化が進展したことに伴い、穏やかな回復傾向が見られました。一方でロシア・ウクライナ情勢の長期化や中東地域の地政学的リスクの高まり、中国経済の減速、急速な円安の進行に伴う物価上昇による個人消費への影響が懸念されるなど、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような経済情勢のもと、当社グループは中期経営計画「Fly Higher Nankai」の最終年度として、引き続き経営指針である、「想定力の向上で守りの成長と攻めの成長を実現する」の達成に向け、コア事業の基盤強化、適正な価格設定、効率経営による生産性向上、成長分野への経営資源(ヒト・モノ・カネ)の重点配分の諸施策を適切に実施いたしました。また、当連結会計年度において補助金収入を営業外収益に計上いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は19,987百万円(前期比2.0%増)となり、損益面につきましては、営業利益は1,564百万円(前期比96.4%増)、経常利益は1,780百万円(前期比101.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,158百万円(前期比129.9%増)となりました。
なお、当連結会計年度におけるセグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
<化学品事業>基礎化学品につきましては、地域に根ざした販売体制のさらなる強化と、シェア拡大による殺菌剤の増加、電解製品(苛性ソーダ誘導品、塩素誘導品)の価格是正の浸透や、輸出商材の販売国多角化、価格是正、円安効果等により、売上高は前連結会計年度実績を上回りました。
機能化学品につきましては、連結子会社である富士アミドケミカル㈱操業停止の影響により、売上高は前連結会計年度実績を下回りました。
アグリにつきましては、安定供給体制の構築に向けて、サプライチェーンの整備の継続に努めましたが、売上高は前連結会計年度実績を下回りました。
環境リサイクルにつきましては、廃硫酸リサイクルの新規顧客獲得推進に努めましたが、売上高は前連結会計年度実績を下回りました。
以上の結果、化学品事業における当連結会計年度の売上高は16,779百万円(前期比1.7%増)、セグメント利益は2,418百万円(前期比53.3%増)となりました。
<各種塩事業>各種塩事業には、塩の製造や加工、販売が含まれております。暖冬の影響により、冬季の融雪塩の出荷量は減少しましたが、価格是正の浸透により、売上高は3,207百万円(前期比3.4%増)、セグメント利益204百万円(前期比91.1%増)となりました。
(2) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は20,258百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,912百万円増加しました。流動資産につきましては、現金及び預金が408百万円、商品及び製品が136百万円、原材料及び貯蔵品が139百万円増加しましたが、売掛金が385百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ245百万円増加し9,096百万円となりました。また固定資産につきましては、建物及び構築物が550百万円、機械装置及び運搬具が262百万円、建設仮勘定が839百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ1,668百万円増加し11,144百万円となりました。
繰延資産につきましては、16百万円となりました。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は12,756百万円となり、前連結会計年度末に比べ398百万円減少しました。流動負債につきましては、買掛金が573百万円、未払法人税等が331百万円増加しましたが、短期借入金が376百万円、未払金が381百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ40百万円増加し7,990百万円となりました。また固定負債につきましては、リース債務が348百万円増加しましたが、長期借入金が751百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ439百万円減少し4,766百万円となりました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は7,501百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,310百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が1,048百万円増加したことや、株式上場による自己株式の処分等1,258百万円によるものであります。
② 経営成績の状況
当社グループの売上高、売上総利益、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は以下のとおりとなりました。
(売上高)
当連結会計年度の売上高は19,987百万円(前期比2.0%増)となりました。シェア拡大による殺菌剤の増加、電解製品(苛性ソーダ誘導品、塩素誘導品)の価格是正の浸透や、輸出商材の販売国多角化等により、増収となりました。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度の売上原価は14,482百万円(前期比4.1%減)、売上総利益は5,504百万円(前期比22.2%増)となりました。価格是正の浸透、輸出品の増加等により、売上原価は減少しました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は3,940百万円(前期比6.3%増)、営業利益は1,564百万円(前期比96.4%増)となりました。主に賞与引当金繰入額等の増加による人件費が増加しました。
(営業外損益、経常利益)
当連結会計年度の経常利益は1,780百万円(前期比101.0%増)となりました。営業外損益におきましては、営業外収益は補助金収入229百万円の計上などにより前期比184百万円の増加、営業外費用は連結子会社である富士アミドケミカル㈱操業停止に関わる費用を休止固定資産費用として85百万円計上したことなどにより前期比57百万円の増加となりました。
(特別損益、税金等調整前当期純利益)
当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は1,662百万円(前期比150.5%増)となりました。特別損益におきましては、特別利益は投資有価証券売却益76百万円の計上などにより前期比81百万円の増加、特別損失は固定資産除却損が増加したものの、減損損失やその他に含まれている事業整理損の減少等により、前期比22百万円の減少となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は1,158百万円(前期比129.9%増)となりました。法人税、住民税及び事業税429百万円、法人税等調整額55百万円の計上により法人税等合計は前期比331百万円増加しました。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は1,710百万円となり、前連結会計年度末と比較して408百万円の増加となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は2,654百万円(前年同期は1,769百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,662百万円、減価償却費1,022百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は1,944百万円(前年同期は371百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出2,067百万円、投資有価証券の売却による収入102百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は327百万円(前年同期は1,404百万円の支出)となりました。これは主に自己株式の処分よる収入1,918百万円、短期借入金の純増減額の減少376百万円、長期借入金の返済による支出851百万円などによるものであります。
(3) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は製造原価によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
② 受注実績
当社グループは見込生産を行っていることから、当該記載を省略しております。
③ 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
(4) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態及び経営成績の状況につきましては、「(2) 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(2) 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
当社グループは、化学工業薬品の製造・販売業務を営んでおり、原材料の仕入れから製造工程を経て販売に至るまでにおいて支払と売上代金回収の間には一定期間タイムラグが生じることから、運転資金が必要となっております。また、製造においては設備投資が発生するため設備資金が必要となっており、これらの所要資金については、銀行からの借入を基本としております。
運転資金については、毎月月末に資金繰りを勘案した上で当座貸越により調達しております。また設備資金については、大規模な設備投資が発生した場合に設備投資の支払時期に長期借入金にて調達することを基本としております。
上記記載のとおり、当社グループの事業運営を円滑に遂行するための資金調達チャネルは十分に確保されており、適正な水準の資金の流動性を維持・確保できているものと認識しております。
③ 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、固定資産の減損会計、繰延税金資産の回収可能性の判断、環境対策引当金等の検討や見積りについては、過去の実績や合理的な基準に基づいて実施しておりますが、見積りには不確実性があるため、前提条件や事業環境の変化により見積りと将来の実績が異なる場合があります。会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
⑤ 経営戦略の現状と見通し
経営戦略の現状と見通しについては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。
⑥ 経営者の問題意識と今後の方針
当社の経営者は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社グループが今後さらなる成長を遂げるためには、様々な課題に対処することが必要であると認識しております。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類へと移行し、社会・経済活動の正常化が進展したことに伴い、穏やかな回復傾向が見られました。一方でロシア・ウクライナ情勢の長期化や中東地域の地政学的リスクの高まり、中国経済の減速、急速な円安の進行に伴う物価上昇による個人消費への影響が懸念されるなど、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような経済情勢のもと、当社グループは中期経営計画「Fly Higher Nankai」の最終年度として、引き続き経営指針である、「想定力の向上で守りの成長と攻めの成長を実現する」の達成に向け、コア事業の基盤強化、適正な価格設定、効率経営による生産性向上、成長分野への経営資源(ヒト・モノ・カネ)の重点配分の諸施策を適切に実施いたしました。また、当連結会計年度において補助金収入を営業外収益に計上いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は19,987百万円(前期比2.0%増)となり、損益面につきましては、営業利益は1,564百万円(前期比96.4%増)、経常利益は1,780百万円(前期比101.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,158百万円(前期比129.9%増)となりました。
なお、当連結会計年度におけるセグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
<化学品事業>基礎化学品につきましては、地域に根ざした販売体制のさらなる強化と、シェア拡大による殺菌剤の増加、電解製品(苛性ソーダ誘導品、塩素誘導品)の価格是正の浸透や、輸出商材の販売国多角化、価格是正、円安効果等により、売上高は前連結会計年度実績を上回りました。
機能化学品につきましては、連結子会社である富士アミドケミカル㈱操業停止の影響により、売上高は前連結会計年度実績を下回りました。
アグリにつきましては、安定供給体制の構築に向けて、サプライチェーンの整備の継続に努めましたが、売上高は前連結会計年度実績を下回りました。
環境リサイクルにつきましては、廃硫酸リサイクルの新規顧客獲得推進に努めましたが、売上高は前連結会計年度実績を下回りました。
以上の結果、化学品事業における当連結会計年度の売上高は16,779百万円(前期比1.7%増)、セグメント利益は2,418百万円(前期比53.3%増)となりました。
<各種塩事業>各種塩事業には、塩の製造や加工、販売が含まれております。暖冬の影響により、冬季の融雪塩の出荷量は減少しましたが、価格是正の浸透により、売上高は3,207百万円(前期比3.4%増)、セグメント利益204百万円(前期比91.1%増)となりました。
(2) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は20,258百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,912百万円増加しました。流動資産につきましては、現金及び預金が408百万円、商品及び製品が136百万円、原材料及び貯蔵品が139百万円増加しましたが、売掛金が385百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ245百万円増加し9,096百万円となりました。また固定資産につきましては、建物及び構築物が550百万円、機械装置及び運搬具が262百万円、建設仮勘定が839百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ1,668百万円増加し11,144百万円となりました。
繰延資産につきましては、16百万円となりました。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は12,756百万円となり、前連結会計年度末に比べ398百万円減少しました。流動負債につきましては、買掛金が573百万円、未払法人税等が331百万円増加しましたが、短期借入金が376百万円、未払金が381百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ40百万円増加し7,990百万円となりました。また固定負債につきましては、リース債務が348百万円増加しましたが、長期借入金が751百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ439百万円減少し4,766百万円となりました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は7,501百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,310百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が1,048百万円増加したことや、株式上場による自己株式の処分等1,258百万円によるものであります。
② 経営成績の状況
当社グループの売上高、売上総利益、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は以下のとおりとなりました。
(売上高)
当連結会計年度の売上高は19,987百万円(前期比2.0%増)となりました。シェア拡大による殺菌剤の増加、電解製品(苛性ソーダ誘導品、塩素誘導品)の価格是正の浸透や、輸出商材の販売国多角化等により、増収となりました。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度の売上原価は14,482百万円(前期比4.1%減)、売上総利益は5,504百万円(前期比22.2%増)となりました。価格是正の浸透、輸出品の増加等により、売上原価は減少しました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は3,940百万円(前期比6.3%増)、営業利益は1,564百万円(前期比96.4%増)となりました。主に賞与引当金繰入額等の増加による人件費が増加しました。
(営業外損益、経常利益)
当連結会計年度の経常利益は1,780百万円(前期比101.0%増)となりました。営業外損益におきましては、営業外収益は補助金収入229百万円の計上などにより前期比184百万円の増加、営業外費用は連結子会社である富士アミドケミカル㈱操業停止に関わる費用を休止固定資産費用として85百万円計上したことなどにより前期比57百万円の増加となりました。
(特別損益、税金等調整前当期純利益)
当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は1,662百万円(前期比150.5%増)となりました。特別損益におきましては、特別利益は投資有価証券売却益76百万円の計上などにより前期比81百万円の増加、特別損失は固定資産除却損が増加したものの、減損損失やその他に含まれている事業整理損の減少等により、前期比22百万円の減少となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は1,158百万円(前期比129.9%増)となりました。法人税、住民税及び事業税429百万円、法人税等調整額55百万円の計上により法人税等合計は前期比331百万円増加しました。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は1,710百万円となり、前連結会計年度末と比較して408百万円の増加となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は2,654百万円(前年同期は1,769百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,662百万円、減価償却費1,022百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は1,944百万円(前年同期は371百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出2,067百万円、投資有価証券の売却による収入102百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は327百万円(前年同期は1,404百万円の支出)となりました。これは主に自己株式の処分よる収入1,918百万円、短期借入金の純増減額の減少376百万円、長期借入金の返済による支出851百万円などによるものであります。
(3) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前年同期比(%) |
| 化学品事業 | 9,791 | 97.6 |
| 各種塩事業 | 1,338 | 112.4 |
| 報告セグメント計 | 11,129 | 99.2 |
| 合計 | 11,129 | 99.2 |
(注)金額は製造原価によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
② 受注実績
当社グループは見込生産を行っていることから、当該記載を省略しております。
③ 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前年同期比(%) |
| 化学品事業 | 16,779 | 101.7 |
| 各種塩事業 | 3,207 | 103.4 |
| 報告セグメント計 | 19,987 | 102.0 |
| 合計 | 19,987 | 102.0 |
(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
(4) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態及び経営成績の状況につきましては、「(2) 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(2) 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
当社グループは、化学工業薬品の製造・販売業務を営んでおり、原材料の仕入れから製造工程を経て販売に至るまでにおいて支払と売上代金回収の間には一定期間タイムラグが生じることから、運転資金が必要となっております。また、製造においては設備投資が発生するため設備資金が必要となっており、これらの所要資金については、銀行からの借入を基本としております。
運転資金については、毎月月末に資金繰りを勘案した上で当座貸越により調達しております。また設備資金については、大規模な設備投資が発生した場合に設備投資の支払時期に長期借入金にて調達することを基本としております。
上記記載のとおり、当社グループの事業運営を円滑に遂行するための資金調達チャネルは十分に確保されており、適正な水準の資金の流動性を維持・確保できているものと認識しております。
③ 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、固定資産の減損会計、繰延税金資産の回収可能性の判断、環境対策引当金等の検討や見積りについては、過去の実績や合理的な基準に基づいて実施しておりますが、見積りには不確実性があるため、前提条件や事業環境の変化により見積りと将来の実績が異なる場合があります。会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
⑤ 経営戦略の現状と見通し
経営戦略の現状と見通しについては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。
⑥ 経営者の問題意識と今後の方針
当社の経営者は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社グループが今後さらなる成長を遂げるためには、様々な課題に対処することが必要であると認識しております。