有価証券報告書-第7期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/22 15:30
【資料】
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【項目】
159項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態の状況
(資産の状況)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ275,662千円減少し、3,875,051千円となりました。流動資産合計は前連結会計年度末に比べ293,759千円減少し、3,359,187千円となりました。これは主に現金及び預金が420,033千円減少したことによるものであります。固定資産合計は前連結会計年度末に比べ18,097千円増加し、515,864千円となりました。これは主にPCの購入に伴う有形固定資産およびソフトウエア開発による無形固定資産の取得及びのれんの取得により181,505千円増加いたしましたが、有形固定資産、無形固定資産の減価償却費による125,630千円の減少、拠点集約に伴う事務所退去に係る有形固定資産の減損損失の計上による21,368千円の減少によるものであります。
(負債の状況)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ327,548千円減少し2,560,000千円となりました。これは主に長期借入金が142,800千円減少し、未払金が67,998千円減少し、未払法人税等が71,488千円減少したことによるものであります。
(純資産の状況)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ51,885千円増加し、1,315,051千円となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が51,484千円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当社グループの人材サービス業界の市場動向については、日本国内の有効求人倍率が1.18倍と堅調に推移しております。企業においては少子高齢化に伴う構造的な人手不足への対応が慢性的な課題となっており、採用ニーズの拡大や人材の流動化が今後さらに進むことが予想されます。また、人材の活用形態や働き方の多様化、ワークライフバランスを重視する価値観の変化など、個人のライフスタイルのニーズに合わせた働き方を提供することが一層求められております。
このような状況のもと、当社グループは世界を変えるソーシャルカンパニーとして、経営理念であるパーパス(PURPOSE)不変の存在意義は、「時代に合わせた価値を創造する」、バリュー(VALUE)大切な価値観は、「四方よし買ってよし・売ってよし・世間よし・仲間よし」、ミッション(MISSION)果たすべき使命は、「社会課題をビジネスで解決する」、ビジョン(VISION)目指す未来は、「かかわる全ての人がしあわせ」のもとに、業績の向上と企業価値の増大に努めてまいりました。
この結果、当社グループの当連結会計年度における業績は、連結売上高12,008,754千円(前期比7.1%増)、売上総利益5,868,115千円(前期比19.5%増)、営業利益189,695千円(前期比41.3%減)、税金等調整前当期純利益155,414千円(前期比52.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益51,484千円(前期比73.7%減)となりました。
当連結会計年度における報告セグメントごとの業績は、以下のとおりです。
(派遣・紹介事業)
派遣・紹介事業は、豊富な経験・高いスキルを有する自走型人材の人材派遣に加え、オフィスワーク経験が豊富なしゅふを中心にパート型派遣・紹介サービスを展開しております。当連結会計年度においては、人材派遣事業における稼働人数の減少に伴い、人材派遣売上が減少いたしました。一方で、人材紹介事業では紹介予定派遣の入社決定数の増加に伴い、人材紹介売上が増加いたしました。また、新規事業のメディカル領域事業は、事業立ち上げが順調に進み、堅調な受注となりました。以上の結果、売上高は6,704,773千円(前期比4.1%減)、セグメント利益282,988千円(前期比22.6%減)となりました。
(メディア事業)
メディア事業は、しゅふの労働力を求める企業と多様な働き方を希望するしゅふのニーズを満たした情報を提供する、求人サイト「しゅふJOB」の運営を行っております。当連結会計年度においては、CM放映エリアを関東、関西圏に加え中京圏へ拡大したことで「しゅふ層」と求人企業を結ぶ求人メディアとしてのブランド認知が向上し、求人掲載件数及び応募件数が増加し売上が伸長いたしました。以上の結果、売上高は4,461,282千円(前期比26.7%増)、セグメント利益1,358,992千円(前期比18.8%増)となりました。
(DX事業)
DX事業は、BPA(ビジネス・プロセス・オートメーション)事業およびITエンジニア派遣・業務委託サービス事業を展開しております。当連結会計年度においては、BPA事業においてRPA関連の大型案件の納品が完了し、ITエンジニア派遣・業務委託サービスでは、ビジネスパートナーの人材を活用した受注獲得が好調に推移したことで増収となりました。以上の結果、売上高は1,002,913千円(前期比18.8%増)、セグメント利益64,134千円(前期比15.1%減)となりました。
(その他の事業)
その他の事業は、障がい者雇用推進、当社グループ内業務代行サービスを提供しております。売上高は112,041千円(前期比14.8%増)、セグメント利益28,030千円(前期比11.7%増)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ429,662千円の資金が減少し、1,816,135千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の減少は、120,121千円(前年同期は289,762千円の増加)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が155,414千円、減価償却費及びのれん償却額が125,630千円、売上債権の増加額が102,469千円、未払金の減少額が79,688千円、法人税等の支払が165,562千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、154,752千円(前年同期は49,879千円の減少)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出が139,002千円、有形固定資産の取得による支出が19,112千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、154,788千円(前年同期は242,640千円の増加)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が142,800千円、リース債務の支払が12,140千円等によるものであります。
(2) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当社グループは人材関連事業を提供しております。提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
② 受注実績
生産実績の記載と同様の理由により記載を省略しております。
③ 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称第7期連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
販売高(千円)前期比(%)
派遣・紹介事業6,704,773△4.1
メディア事業4,461,28226.7
DX事業1,002,91318.8
その他の事業112,04114.8
調整額△272,256-
合計12,008,7547.1

(注) 1.セグメント間の内部売上高または振替高を含めております。
2.セグメント間の取引については、「調整額」欄で調整しております。
3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先が存在しないため、記載を省略しております。
(3) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。当社グループの連結財務諸表の作成のための重要な会計方針及び見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 「注記事項」(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)、(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
② 経営成績の分析
(売上高)
売上高は派遣・紹介事業の人材派遣事業が稼働人数の減少により前期比4.1%減少したものの、メディア事業は掲載課金・応募課金が伸長し前期比26.7%増の大幅な増加により、売上高は12,008,754千円(前期比7.1%増)となりました。詳細に関しては「(1) 経営成績等の状況の概要 ②経営成績の状況」に記載のとおりです。
(売上原価、売上総利益)
売上原価は6,140,639千円(前期比2.6%減)となりました。これは主に人材派遣の稼働員数の減少により給与が減少したことによるものであります。その結果、売上総利益は5,868,115千円(前期比19.5%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は5,678,419千円(前期比23.8%増)となりました。これは主に人員増に伴う人件費の増加及び売上高増加に伴う販売促進費の増加、募集広告費の増加によるものであります。この結果、営業利益は189,695千円(前期比41.3%減)となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
営業外収益は19,158千円(前期比15.3%減)となりました。これは主に、助成金収入、貸倒引当金戻入額の計上によるものであります。営業外費用は32,058千円(前期比57.3%増)となりました。この結果、経常利益176,796千円(前期比45.7%減)となりました。
(特別利益、特別損失、親会社株主に帰属する当期純利益)
特別利益は発生しておりません。特別損失は21,381千円(前年同期は特別損失986千円)となりました。これは主に拠点集約に伴う事務所退去に係る有形固定資産の減損損失の計上によるものであります。法人税等合計は103,930千円(前期比19.2%減)となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は51,484千円(前期比73.7%減)となりました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであり、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社グループは常に市場動向に留意しつつ、適用を受ける法令の改正等には細心の注意を払い情報収集に力を入れる等、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因について低減し、適切な対応に努めてまいります。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金の状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載しているとおりであります。
当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金、設備投資であります。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入金を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入金を基本としております。
⑤ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
なお、収益性指標としての営業利益率は、当連結会計年度は1.6%と前連結会計年度の2.9%より減少いたしました。
⑥ 経営者の問題認識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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