訂正有価証券届出書(新規公開時)
第1【企業の概況】
(はじめに)
当社(サイプレス・ホールディングス㈱)は、2019年7月26日に、飲食店の経営を行う㈱サイプレス及び㈱ファンタバローレ(注)の経営管理を行うことを目的として、㈱丸の内キャピタル(三菱商事㈱及び㈱三菱UFJ銀行が出資して設立し、本書提出日時点では三菱商事㈱が100%出資する企業投資ファンド運営会社)が出資する形で設立されております。
当社設立前、㈱サイプレスでは、創業者である東稔哉(現 当社代表取締役社長)の後継人材の育成や、属人的ではない組織的な経営体制の確立等、事業成長ポテンシャルの最大化及び持続的な成長を図ることを目的として、次世代経営体制の整備をすることを経営課題として抱えておりました。社外の様々な主体から情報収集をしていく中で㈱サイプレスの抱える「事業成長ポテンシャルの最大化」と「組織的経営体制の強化による次世代経営体制の確立」を両立するためには、この領域に対して造詣が深いプライベートエクイティファンドに対して株式の多くを譲渡して、同社の成長に対してコミットいただき共に取り組む形が望ましいという考えに至り、最終的に、パートナーとして㈱丸の内キャピタルを迎えました。
㈱丸の内キャピタルは成城石井、ジョイフル本田やエムアイフードスタイル等の小売業界に対する投資実績を有しております。当該実績を踏まえた豊富な知見を活用出来るとともに、三菱商事㈱のネットワークを保有していることで今後の出店力強化のために様々な支援を受けられる可能性があること等、他出資候補先の中で最もシナジーを感じ、そして、㈱サイプレスの企業価値の源泉である企業文化を維持・発展させることの出来る柔軟性をもち、役職員の良きパートナーとなりうる相手先であると判断したため、最終的に㈱丸の内キャピタルを選定するに至っております。 当社設立後は、㈱サイプレスとの資本提携による株式購入等のため、㈱三井住友銀行よりシニアローンとして47億5,000万円、UDSコーポレート・メザニン4号投資事業有限責任組合よりメザニンローンとして12億5,000万円の借入れを行い、2019年9月20日に資本参画し、2019年11月1日に株式交換により㈱サイプレスの株式を100%取得し、㈱サイプレスの子会社である㈱ファンタバローレと併せて連結子会社化しております。
その後現在に至るまで、中長期的な成長戦略の一つとしてM&Aの活用を検討していることを理由に、当社と㈱サイプレスの合併は実施せずにホールディングス体制を維持しております。
なお、当該資本提携に伴う借入金については、 「第2 事業の状況 5 経営上の重要な契約等」に記載しております。
また、当社は企業経営の健全性の観点からガバナンス体制の強化のため、2024年9月に任意の指名・報酬委員会を設置し、取締役の選任及び解任に関する議案や、取締役が受ける報酬等の方針の策定等について、取締役会の諮問に応じ、助言及び提言を行うこととするなど、更なるガバナンスの強化に努めております。
当社グループとしての祖業は、飲食店経営を目的に1994年4月8日に設立した㈱サイプレスが端緒となります。当社は、主に当社グループの主な事業を運営する㈱サイプレスの経営管理を行っており、主たる事業運営は㈱サイプレスが行っているため、本著に関しては主に㈱サイプレスに関する記載をしております。また、必要に応じて当社、㈱サイプレスの表記を分けて記載しております。
(注)株式会社ファンタバローレは、当初飲食店及び美容室を事業目的としておりましたが、2019年9月に美容室事業からは撤退をしており、その後は飲食店(うどん業態)の運営を行っておりました。なお、2024年11月30日を効力発生日として株式会社サイプレスを吸収合併存続会社、株式会社ファンタバローレを吸収合併消滅会社とする吸収合併を行っております。
(はじめに)
当社(サイプレス・ホールディングス㈱)は、2019年7月26日に、飲食店の経営を行う㈱サイプレス及び㈱ファンタバローレ(注)の経営管理を行うことを目的として、㈱丸の内キャピタル(三菱商事㈱及び㈱三菱UFJ銀行が出資して設立し、本書提出日時点では三菱商事㈱が100%出資する企業投資ファンド運営会社)が出資する形で設立されております。
当社設立前、㈱サイプレスでは、創業者である東稔哉(現 当社代表取締役社長)の後継人材の育成や、属人的ではない組織的な経営体制の確立等、事業成長ポテンシャルの最大化及び持続的な成長を図ることを目的として、次世代経営体制の整備をすることを経営課題として抱えておりました。社外の様々な主体から情報収集をしていく中で㈱サイプレスの抱える「事業成長ポテンシャルの最大化」と「組織的経営体制の強化による次世代経営体制の確立」を両立するためには、この領域に対して造詣が深いプライベートエクイティファンドに対して株式の多くを譲渡して、同社の成長に対してコミットいただき共に取り組む形が望ましいという考えに至り、最終的に、パートナーとして㈱丸の内キャピタルを迎えました。
㈱丸の内キャピタルは成城石井、ジョイフル本田やエムアイフードスタイル等の小売業界に対する投資実績を有しております。当該実績を踏まえた豊富な知見を活用出来るとともに、三菱商事㈱のネットワークを保有していることで今後の出店力強化のために様々な支援を受けられる可能性があること等、他出資候補先の中で最もシナジーを感じ、そして、㈱サイプレスの企業価値の源泉である企業文化を維持・発展させることの出来る柔軟性をもち、役職員の良きパートナーとなりうる相手先であると判断したため、最終的に㈱丸の内キャピタルを選定するに至っております。 当社設立後は、㈱サイプレスとの資本提携による株式購入等のため、㈱三井住友銀行よりシニアローンとして47億5,000万円、UDSコーポレート・メザニン4号投資事業有限責任組合よりメザニンローンとして12億5,000万円の借入れを行い、2019年9月20日に資本参画し、2019年11月1日に株式交換により㈱サイプレスの株式を100%取得し、㈱サイプレスの子会社である㈱ファンタバローレと併せて連結子会社化しております。
その後現在に至るまで、中長期的な成長戦略の一つとしてM&Aの活用を検討していることを理由に、当社と㈱サイプレスの合併は実施せずにホールディングス体制を維持しております。
なお、当該資本提携に伴う借入金については、 「第2 事業の状況 5 経営上の重要な契約等」に記載しております。
また、当社は企業経営の健全性の観点からガバナンス体制の強化のため、2024年9月に任意の指名・報酬委員会を設置し、取締役の選任及び解任に関する議案や、取締役が受ける報酬等の方針の策定等について、取締役会の諮問に応じ、助言及び提言を行うこととするなど、更なるガバナンスの強化に努めております。
当社グループとしての祖業は、飲食店経営を目的に1994年4月8日に設立した㈱サイプレスが端緒となります。当社は、主に当社グループの主な事業を運営する㈱サイプレスの経営管理を行っており、主たる事業運営は㈱サイプレスが行っているため、本著に関しては主に㈱サイプレスに関する記載をしております。また、必要に応じて当社、㈱サイプレスの表記を分けて記載しております。
(注)株式会社ファンタバローレは、当初飲食店及び美容室を事業目的としておりましたが、2019年9月に美容室事業からは撤退をしており、その後は飲食店(うどん業態)の運営を行っておりました。なお、2024年11月30日を効力発生日として株式会社サイプレスを吸収合併存続会社、株式会社ファンタバローレを吸収合併消滅会社とする吸収合併を行っております。