有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2025/09/04 11:10
【資料】
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【項目】
163項目
34.金融商品
(1) 資本管理
当社グループは、企業価値向上のため、資本コストを上回る成長投資機会を追求し、事業オペレーション改善を通じた資産効率の向上と、財務健全性も考慮した適正な資本構成の構築を資本管理の基本方針としております。
当社グループは、最適な資本構成を維持するために財務指標のモニタリングを実施しており、財務の健全性・柔軟性については主に信用格付け、資本効率については主に親会社所有者帰属持分当期利益率(ROE)を適宜モニタリングしております。
移行日
(2022年4月1日)
-単体-
前々連結会計年度
(2023年3月31日)
-連結-
前連結会計年度
(2024年3月31日)
-連結-
当連結会計年度
(2025年3月31日)
-連結-
ROE22.9%13.0%7.8%

ROE:親会社の所有者に帰属する当期利益÷親会社の所有者に帰属する持分(期首・期末の平均)
なお、当社グループが適用を受ける重要な資本規制(会社法等の一般的な規定を除く)はありません。
(2) 財務上のリスク管理
当社グループは、経営活動を行う過程において、財務上のリスクとして信用リスク、流動性リスク、市場リスクとして為替リスク及び金利リスクに晒されており、当該財務上のリスクを軽減するために、リスク管理を行っております。当社は、資金の運用については、投機的な取引は行わない方針であり、安全性の高い金融資産に限定しております。
① 信用リスク管理
信用リスクは、保有する金融資産の相手先が契約上の債務に関して債務不履行になり、当社グループに財務上の損失を発生させるリスクであります。信用リスクは、主に当社グループの顧客に対する営業債権、貸付金及びデリバティブから生じます。
営業債権については、取引先毎に期日及び残高を管理しており、貸付金等のその他の金融資産については相手先の状況を定期的にモニタリングし、財務状況の悪化等の早期把握によりリスク軽減を図っております。デリバティブ取引の利用については、格付けの高い金融機関とのみ取引を行っており信用リスクはほとんどないと認識しております。
なお、特定の取引先について重要な信用リスクのエクスポージャーはなく、特段の管理を有する信用リスクの過度の集中はありません。
当社グループでは、営業債権をはじめとする金融資産について、過去に重要な貸倒実績はなく、また信用リスクの著しい増加は生じておりません。
(ⅰ)信用リスク・エクスポージャー
営業債権及びその他の債権に係る信用リスク・エクスポージャーは期日経過別に記載しており、次のとおりであります。
連結財務諸表に表示されている金融資産の帳簿価額は、当社グループの金融資産の信用リスクに対するエクスポージャーの最大値であります。当社グループの債権は多数の取引先に対するものであり、単独の相手先又はその相手先が所属するグループについて、過度に集中した信用リスクを有しておりません。なお、信用リスクのエクスポージャーに関し、担保として保有する物件及びその他の信用補完するものはありません。
(単位:百万円)
移行日
(2022年4月1日)
-単体-
前々連結会計年度
(2023年3月31日)
-連結-
前連結会計年度
(2024年3月31日)
-連結-
当連結会計年度
(2025年3月31日)
-連結-
遅延なし18,59222,71922,388
30日以内2,3572,3573,183
30日超90日以内9166951,879
90日超1年以内46760209
1年超1297
合計22,33525,86227,668

(ⅱ)貸倒引当金の増減
貸倒引当金の増減は、以下のとおりであります。当社グループは、予想信用損失に対してIFRS第9号に規定される単純化したアプローチに基づき、全ての営業債権及びその他の債権について、全期間の予想信用損失と同額で測定しております。なお、重要な信用減損金融資産はありません。
(単位:百万円)
前々連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
前連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
期首残高117134
期中増加額119830
期中減少額(目的使用)
期中減少額(その他)△2△9
在外営業活動体の換算差額△210△6
期末残高117134150

② 流動性リスク管理
流動性リスクは、現金又はその他の金融資産により決済する金融負債に関連する債務を履行する際に困難に直面するリスクであります。当社グループは、必要な資金について、基本的に自己資金を充当することとしておりますが、それら負債は財務状況及び資金調達環境の悪化等により支払期日にその支払いを実行できなくなる流動性リスクに晒されております。
当社グループは、各部署からの報告に基づき、適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに、不測の事態においても必要支払予定額に不足することのないように手元流動性を維持することで流動性リスクを管理しております。また、当社グループでは資金繰り状況及び見通しの把握を随時行っており、流動性リスクを軽減しております。
(ⅰ)金融負債の期日別内訳
金融負債の期日別内訳は以下のとおりであります。
移行日(2022年4月1日)-単体-
(単位:百万円)
帳簿価額契約上のキャッシュ・フロー1年以内1年超5年以内5年超
非デリバティブ金融負債
営業債務及びその他の債務
借入金
リース負債
デリバティブ金融負債
その他の金融負債

前々連結会計年度(2023年3月31日)-連結-
(単位:百万円)
帳簿価額契約上のキャッシュ・フロー1年以内1年超5年以内5年超
非デリバティブ金融負債
営業債務及びその他の債務13,96513,96513,965
借入金
リース負債8,4669,1371,0454,6173,473
デリバティブ金融負債
その他の金融負債191919

前連結会計年度(2024年3月31日)-連結-
(単位:百万円)
帳簿価額契約上のキャッシュ・フロー1年以内1年超5年以内5年超
非デリバティブ金融負債
営業債務及びその他の債務19,53719,53719,537
借入金
リース負債8,1269,0531,8944,4892,669
デリバティブ金融負債
その他の金融負債

当連結会計年度(2025年3月31日)-連結-
(単位:百万円)
帳簿価額契約上のキャッシュ・フロー1年以内1年超5年以内5年超
非デリバティブ金融負債
営業債務及びその他の債務19,10519,10519,105
借入金799806401404
リース負債8,7389,8362,1646,2811,389
デリバティブ金融負債
その他の金融負債586586586

(注) 満期分析に含まれているキャッシュ・フローが著しく早期に発生すること、または著しく異なる金額で発生することは見込まれておりません。
(ⅱ)コミットメントライン
当社は、機動的かつ安定的な資金調達枠の確保のため、取引金融機関とコミットメントライン契約を締結しております。当該契約に基づく借入未実行残高は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
前々連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
前連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
コミットメントラインの総額20,000
借入実行残高
差引額20,000

③ 市場リスク管理
(ⅰ)為替リスク管理
為替リスクは、機能通貨と異なる通貨による取引から生じております。当社グループは、外貨取引として、外貨預金及び外貨建ての債権及び債務を有しており、為替の変動リスクに晒されているため、定期的に為替相場を把握し為替変動リスクを管理しております。
日本円を機能通貨とする会社における主要な外貨である米ドルに係る金融商品の為替変動リスクのエクスポージャー(純額。△は負債)は、以下のとおりであります。なお、当社グループは、為替の変動リスクが経営に与える影響は重要ではないと認識しております。
前々連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
前連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
米ドル7,368千米ドル18,186千米ドル15,477千米ドル

為替感応度分析
各報告期間の日本円を機能通貨とする会社において、日本円が米ドルに対して1%円高になった場合に、税引前利益及び資本に与える影響は以下のとおりであります。ただし、本分析においては、その他の変動要因(残高、金利等)は一定であることを前提としております。
(単位:百万円)
前々連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
前連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
税引前利益△9△27△23
資本△6△19△16

ヘッジ会計を適用していないデリバティブ
当社グループは、ヘッジ関係がヘッジ会計を適用する要件を満たさない場合も含め、デリバティブを利用することが経済的に合理的である場合に、デリバティブを利用しております。
当社グループは、外貨建資産・負債に係る為替変動リスクを回避するために為替予約及び通貨スワップを利用しております。当該デリバティブ取引にはヘッジ会計を適用せずに、公正価値の変動はすべて純損益に認識しております。
(ⅱ)金利リスク管理
金利リスクは、市場金利の変動によって金融商品の公正価値又は将来キャッシュ・フローが変動するリスクであります。
当社グループは、前々連結会計年度及び前連結会計年度において資金の借入は行っていないため、関連する金利リスクはありません。当連結会計年度において資金の借入を行っており、金利変動リスクのエクスポージャーは以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前々連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
前連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
変動金利の借入金799

金利リスク感応度分析
当連結会計年度に当社グループが保有する変動金利の金融商品につき、その他全ての変数が一定であることを前提として、期末日における金利が1%上昇した場合における税引前利益及び資本に与える影響は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前々連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
前連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
税引前利益△2
資本△1

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