有価証券報告書-第10期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/26 14:45
【資料】
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【項目】
130項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当連結会計年度の売上高は、851,708百万円(前期比5.2%増)となりました。
水産事業では、水産商事事業における鮭鱒・エビをはじめとする主要魚種全般の相場上昇や北米事業における欧州水産物販売会社への資本参加等もあり増収となりました。
食品事業では、畜産事業における輸入豚肉の取り扱い増加や、アジア・オセアニア事業においてタイ生産品の販売が好調だったこと等により増収となりました。
保管物流事業では、畜産品や冷凍食品の入庫減等により低い在庫水準で推移し、保管料収入が減少しました。
その他、在外連結子会社の換算レート変動による売上増加影響もあり、全体として増収となりました。
売上原価は、主に食品事業において円安や原料高等によりコストが増加いたしました。販売費及び一般管理費は、販売促進費の抑制等ありましたが、発送配達費の増加等により前期に比べ増加いたしました。その他、株式会社アクリフーズの自主回収に伴う利益率低下等もあり、営業利益は10,626百万円(前期比11.4%減)となりました。
経常利益は、持分法による投資利益の増加及び支払利息の減少等により13,954百万円(前期比5.3%増)となりました。
当期純利益は、上記自主回収による製品回収関連費用等の特別損失を計上したことから3,191百万円(前期比41.4%減)となりました。
なお、事業別の売上高及びセグメント利益の概況については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1) 業績」に記載しております。
(2)財政状態の分析
総資産は475,233百万円となり、前期に比べ12,308百万円増加いたしました。これは、主としてたな卸資産の増加によるものであります。
負債は384,357百万円となり、前期に比べ4,112百万円増加いたしました。これは、主として借入金の増加によるものであります。
少数株主持分を含めた純資産は90,876百万円となり、前期に比べ8,196百万円増加いたしました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。
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