有価証券報告書-第104期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/28 12:56
【資料】
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【項目】
134項目

事業等のリスク

当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスク要因については以下のものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(平成30年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営関連事項
① 鉱石部門
当社グループの売上高の23%を占める石灰石の約半量は、鳥形山鉱業所(高知県)で生産されております。同鉱業所からの出荷の大部分は海上輸送によっておりますため、台風の襲来等に伴う荷役作業の滞留により生産・販売に支障を来すことがあり、気象条件が当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。
また、同鉱業所の位置する地域は、南海トラフ巨大地震が発生した場合、大きな揺れや津波の影響により、甚大な被害が生じることが予測されており、その被害の規模によっては、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。
② 金属部門
当社グループの金属部門の主力製品は電気銅であり、銅の国際市況によって業績は大きく左右されております。今後の銅価の状況によっては、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。
(2) 財務関連事項
当社グループの平成30年3月31日現在における有利子負債残高は240億円であり、今後の市中金利の動向次第では収益を圧迫する可能性があります。