有価証券報告書-第59期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当社の主力事業である温泉給湯事業は全国的にも、周辺の別荘地でも、毎年利用者の減少を余儀なくされております。当社としては、減少に歯止めをかけるべく、更新時には永住者の方々へは直接訪問を行い、且つ更新しやすいように「1年自動更新(10年間)」を導入した結果、更新率はアップしております。
ただし減少をカバーすべく「廃止」・「休止」の方の使用復活をして頂く事、及び権利を所有しているが未使用の方への使用のアプローチ、新規の見込の方には権利の購入及びご利用のお願いを訪問、電話、文書等で行っておりますが、減少分をカバーできるまでには至っておりません。しかし当社と致しましては親切・丁寧な対応で今後とも使用者の増加を目指していきます。
公共料金他各種の料金値上げ等の影響もあると思いますが、贅沢品と位置づけされる温泉は経費節約の矢面に立たされる現実があります。
温泉の使用状況は期末1,289戸・1,335口(前期比39戸・41口の減少)となっております。また温泉使用量は79,764㎥(前期比962㎥の減少)となりました。
この様な状況下温泉部門の売上高は、286,780千円(前期比1.1%減)となりました。費目別には温泉給湯料収入が6,163千円の減少でしたが、更新料収入1,142千円、請負収入(新規契約)1,305千円の増加となりました。また、前年から復活した維持管理費収入は6,472千円となっております。
一方、コスト面では前期まで2年連続で値下がりをしていた燃料費(重油)と動力費(電気)が反転、値上がりとなったため、燃料費は65,018千円(前期比9,680千円の増加)、動力費は34,397千円(前期比2,964千円の増加)と大幅なコストアップ(前期比12,645千円の増加)となりました。また大型の設備投資が無かったため減価償却費は43,987千円(前期比3,140千円の減少)となりました。
温泉水を利用したレタスの温泉水耕生産も5年経過した前期に黒字転換したものの需要期の夏場に不良品が大量に発生した結果、販売累計は1月まで前年比マイナス状態でありましたが、拡販に努めた結果最終的には売上高は15,965千円と前年を444千円上回ることが出来ました。商標登録の「ジオレタス」も浸透してきており、温泉観光地伊豆にしかない太陽と温泉から生まれた『おいしいレタス』として今後も生産・販売の拡大を図り、温泉売上減少をカバーしていく方針です。
以上の状況下で当事業年度の経営成績は、売上高302,746千円(前期305,733千円)、営業利益16,234千円(前期38,161千円)、経常利益16,827千円(前期39,354千円)、当期純利益11,654千円(前期36,281千円)と黒字は確保しましたが減収減益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
イ 温泉事業
当事業年度における温泉事業は、売上高が286,780千円(前年同期290,212千円)、営業利益が15,474千円(前年同期37,102千円)となりました。
ロ アグリ事業
当事業年度におけるアグリ事業は、売上高が15,965千円(前年同期15,520千円)、営業利益が760千円(前年同期1,058千円)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、定期預金による払戻し、営業収入の伸び悩みもあり、また長期の設備投資計画を踏まえて設備投資を行ってきた結果、資金の期末残高は前年同期に比べて31,653千円増加し、270,050千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果得られた資金は48,966千円(前年同期64,239千円)となりました。主な増加要因は減価償却費47,729千円であり、主な減少要因はその他負債の減少21,778千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動の結果使用した資金は16,563千円(前年同期21,758千円)となりました。この主なものは、投資有価証券の取得による支出20,350千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動の結果使用した資金は750千円(前年同期1,844千円)となりました。これは主に自己株式の取得による支出であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社は温泉の給湯事業及びアグリ事業を行っており、受注・生産形式の営業活動は行っておりません。また生
産、販売の実績については、「①財政状態及び経営成績の状況」における売上高の記載に示されたとおりであり
ます。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表作成にあたって、当社経営者は、資産・負債の報告金額及び報告期間における収益・費用の報告金額を継続的かつ適正に評価するために、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な方法に基づき十分な検証を行っております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度の経営成績は、売上高は302,746千円となり、前年同期と比較して2,986千円減少しました。営業利益が16,234千円(前年同期は38,161千円)となり、経常利益が16,827千円(前年同期は39,354千円)となり、当期純利益が11,654千円(前年同期は36,281千円)となりました。主要な温泉事業においては、温泉給湯料収入は前年同期比6,163千円減少となりましたが、請負収入が前年同期比1,305千円増加しました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社は法人利用者のほか多数の個人利用者に対する温泉給湯を主たる事業としており、近年は個人利用者の減少傾向が続いております。また、温泉源より一定の温度に加熱して供給するため、その燃料として重油を使用しておりますが、昨今の原油価格高騰は当社の収益圧迫要因になってきており、今後も原油価格の推移次第で燃料費の負担が増加する懸念があります。
④ 戦略的現状と見通し
当社としては温泉利用者の減少傾向が続く現状ですが、利用者の増加をめざして可能なサービスを鋭意検討しております。当社が現在講じている対策は以下のとおりであります。
イ 各種料金の見直しや1年自動更新導入等、利用しやすいシステムへの変更を行っています。
ロ アグリ事業の業務拡大による給湯料収入減少を補てんします。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
イ 流動性の管理方法
当社の事業に関しては現金売上と口座振込による売上であり、現在のところ運転資金等に不自由な面はないと考えております。
ロ 財政状態の分析
当事業年度末の総資産は1,079,044千円となり、前事業年度末(1,078,259千円)に比較して785千円の増加となりました。
主な増減内容は、現金及び預金の増加17,553千円、有形固定資産の減少37,838千円等であります。
当事業年度末の負債合計は199,641千円となり、前事業年度末(209,612千円)に比較して9,971千円の減少となりました。
主な増減内容は、前受金の減少22,932千円等によるものであります。
当事業年度末の純資産は879,403千円となり、前事業年度末(868,646千円)に比較して10,756千円の増加となりました。
これは、繰越利益剰余金11,654千円の増加等によるものであります。
ハ キャッシュ・フローの分析
「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しているとおりであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当社の主力事業である温泉給湯事業は全国的にも、周辺の別荘地でも、毎年利用者の減少を余儀なくされております。当社としては、減少に歯止めをかけるべく、更新時には永住者の方々へは直接訪問を行い、且つ更新しやすいように「1年自動更新(10年間)」を導入した結果、更新率はアップしております。
ただし減少をカバーすべく「廃止」・「休止」の方の使用復活をして頂く事、及び権利を所有しているが未使用の方への使用のアプローチ、新規の見込の方には権利の購入及びご利用のお願いを訪問、電話、文書等で行っておりますが、減少分をカバーできるまでには至っておりません。しかし当社と致しましては親切・丁寧な対応で今後とも使用者の増加を目指していきます。
公共料金他各種の料金値上げ等の影響もあると思いますが、贅沢品と位置づけされる温泉は経費節約の矢面に立たされる現実があります。
温泉の使用状況は期末1,289戸・1,335口(前期比39戸・41口の減少)となっております。また温泉使用量は79,764㎥(前期比962㎥の減少)となりました。
この様な状況下温泉部門の売上高は、286,780千円(前期比1.1%減)となりました。費目別には温泉給湯料収入が6,163千円の減少でしたが、更新料収入1,142千円、請負収入(新規契約)1,305千円の増加となりました。また、前年から復活した維持管理費収入は6,472千円となっております。
一方、コスト面では前期まで2年連続で値下がりをしていた燃料費(重油)と動力費(電気)が反転、値上がりとなったため、燃料費は65,018千円(前期比9,680千円の増加)、動力費は34,397千円(前期比2,964千円の増加)と大幅なコストアップ(前期比12,645千円の増加)となりました。また大型の設備投資が無かったため減価償却費は43,987千円(前期比3,140千円の減少)となりました。
温泉水を利用したレタスの温泉水耕生産も5年経過した前期に黒字転換したものの需要期の夏場に不良品が大量に発生した結果、販売累計は1月まで前年比マイナス状態でありましたが、拡販に努めた結果最終的には売上高は15,965千円と前年を444千円上回ることが出来ました。商標登録の「ジオレタス」も浸透してきており、温泉観光地伊豆にしかない太陽と温泉から生まれた『おいしいレタス』として今後も生産・販売の拡大を図り、温泉売上減少をカバーしていく方針です。
以上の状況下で当事業年度の経営成績は、売上高302,746千円(前期305,733千円)、営業利益16,234千円(前期38,161千円)、経常利益16,827千円(前期39,354千円)、当期純利益11,654千円(前期36,281千円)と黒字は確保しましたが減収減益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
イ 温泉事業
当事業年度における温泉事業は、売上高が286,780千円(前年同期290,212千円)、営業利益が15,474千円(前年同期37,102千円)となりました。
ロ アグリ事業
当事業年度におけるアグリ事業は、売上高が15,965千円(前年同期15,520千円)、営業利益が760千円(前年同期1,058千円)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、定期預金による払戻し、営業収入の伸び悩みもあり、また長期の設備投資計画を踏まえて設備投資を行ってきた結果、資金の期末残高は前年同期に比べて31,653千円増加し、270,050千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果得られた資金は48,966千円(前年同期64,239千円)となりました。主な増加要因は減価償却費47,729千円であり、主な減少要因はその他負債の減少21,778千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動の結果使用した資金は16,563千円(前年同期21,758千円)となりました。この主なものは、投資有価証券の取得による支出20,350千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動の結果使用した資金は750千円(前年同期1,844千円)となりました。これは主に自己株式の取得による支出であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社は温泉の給湯事業及びアグリ事業を行っており、受注・生産形式の営業活動は行っておりません。また生
産、販売の実績については、「①財政状態及び経営成績の状況」における売上高の記載に示されたとおりであり
ます。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表作成にあたって、当社経営者は、資産・負債の報告金額及び報告期間における収益・費用の報告金額を継続的かつ適正に評価するために、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な方法に基づき十分な検証を行っております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度の経営成績は、売上高は302,746千円となり、前年同期と比較して2,986千円減少しました。営業利益が16,234千円(前年同期は38,161千円)となり、経常利益が16,827千円(前年同期は39,354千円)となり、当期純利益が11,654千円(前年同期は36,281千円)となりました。主要な温泉事業においては、温泉給湯料収入は前年同期比6,163千円減少となりましたが、請負収入が前年同期比1,305千円増加しました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社は法人利用者のほか多数の個人利用者に対する温泉給湯を主たる事業としており、近年は個人利用者の減少傾向が続いております。また、温泉源より一定の温度に加熱して供給するため、その燃料として重油を使用しておりますが、昨今の原油価格高騰は当社の収益圧迫要因になってきており、今後も原油価格の推移次第で燃料費の負担が増加する懸念があります。
④ 戦略的現状と見通し
当社としては温泉利用者の減少傾向が続く現状ですが、利用者の増加をめざして可能なサービスを鋭意検討しております。当社が現在講じている対策は以下のとおりであります。
イ 各種料金の見直しや1年自動更新導入等、利用しやすいシステムへの変更を行っています。
ロ アグリ事業の業務拡大による給湯料収入減少を補てんします。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
イ 流動性の管理方法
当社の事業に関しては現金売上と口座振込による売上であり、現在のところ運転資金等に不自由な面はないと考えております。
ロ 財政状態の分析
当事業年度末の総資産は1,079,044千円となり、前事業年度末(1,078,259千円)に比較して785千円の増加となりました。
主な増減内容は、現金及び預金の増加17,553千円、有形固定資産の減少37,838千円等であります。
当事業年度末の負債合計は199,641千円となり、前事業年度末(209,612千円)に比較して9,971千円の減少となりました。
主な増減内容は、前受金の減少22,932千円等によるものであります。
当事業年度末の純資産は879,403千円となり、前事業年度末(868,646千円)に比較して10,756千円の増加となりました。
これは、繰越利益剰余金11,654千円の増加等によるものであります。
ハ キャッシュ・フローの分析
「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しているとおりであります。