有価証券報告書-第67期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/25 9:36
【資料】
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【項目】
92項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当社の温泉給湯事業は、近隣別荘地と同様に使用者の減少という課題に直面しております。当地での営業も半世紀が経過し高齢化に伴う世代交代による契約者減少は避けられない実態として捉えております。
新規契約者は6件で前期7件と同水準。売買による名義書換は前期の38件から当期は52件へと増加いたしましたが、全体として契約者の減少分を補填するには至っておりません。
[営業実績と収支]
利用状況 : 期末使用数は1,134軒・1,183口(前期比23軒・22口減)となりましたが、温泉使用量は72,653㎥ (1,354㎥増)となりました。
売上高 : 267,308千円(前期比3,082千円減)。売買による名義書換が52件あり受取手数料は前年比2,980千円増加するも温泉給湯料および請負収入が減少したことにより減収となりました。
コスト面 : ウクライナ情勢の影響や円安に伴うエネルギー価格の高騰が落ち着き、給湯に必要な燃料費(重油・ガス)および動力費(電気)は単価が安定的に推移したことにより128,865千円となり前期比3,073千円減少しました。ただし今般の中東問題発生により燃料費は年度末にかけ大幅に値上がりしております。
損 益 : 経費削減や修繕費の精査に努めましたが、経常利益は5,627千円(前期比1,461千円減)、当期純利益は2,812千円(前期比525千円減)となり、減収減益となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、定期預金の預入による支出がありましたが、増加要因として主に定期預金の払戻による収入によるもので、資金の期末残高は前年同期に比べて243,660千円減少し、208,319千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果得られた資金は25,489千円(前年同期29,355千円)となりました。
主な増加要因は減価償却費21,952千円であり、主な減少要因は前受金の減少3,378千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動の結果使用した資金は267,649千円(前年同期8,675千円の使用)となりました。この主なものは、定期預金の預入による支出351,200千円及び投資有価証券の取得による支出60,000千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動の結果使用した資金は1,500千円(前年同期1,500千円の使用)となりました。これは主に自己株式の取得による支出であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社は温泉の給湯事業を行っており、受注生産形式の営業活動は行っておりません。また生産・販売の実績に
ついては、「①財政状態及び経営成績の状況」における売上高の記載に示されたとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表作成にあたって、当社経営者は、資産・負債の報告金額及び報告期間における収益・費用の報告金額を継続的かつ適正に評価するために、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な方法に基づき十分な検証を行っております。
当社の採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 2財務諸表等 注記事項 (重要な会計方針)」に記載しております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度の経営成績は、売上高は267,308千円となり、前年同期と比較して3,082千円減少しました。営業利益が3,554千円(前年同期は2,221千円)となり、経常利益が5,627千円(前年同期は7,088千円)となり、当期純利益が2,812千円(前年同期は3,337千円)となりました。売上高の主要な増減は、温泉給湯料収入は前年同期比1,664千円減少となり、請負収入が前年同期比1,660千円減少しました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社は法人利用者のほか多数の個人利用者に対する温泉給湯を主たる事業としており、近年は個人利用者の減少傾向が続いております。また、温泉源より一定の温度に加熱して供給するため、その燃料として現在ガスも使用しておりますが、主として重油を使用している事、並びに設備の動力である電気について、昨今の価格変動は当社の損益に大きな影響を与える要因となっており、今後も原油及びガス、電気価格の推移次第では燃料費及び動力費の負担が増加する懸念があります。
④ 戦略的現状と見通し
財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。温泉利用者の減少傾向が続く現状ですが、利用者の増加をめざして可能なサービスを鋭意検討しております。当社が現在講じている対策は以下のとおりであります。
イ 原油価格高騰に対処する為には重油の効率的使用が最大のポイントと捉え、古い給湯管の新管への計画的敷設
替え及び漏湯探知強化による敷設替えを行っています。
ロ 低コストエネルギーや環境にやさしいエネルギー(電気・ガス等)に前向きに対応しております。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
イ 流動性の管理方法
当社の事業に関しては現金売上と口座振込による売上であり、現在のところ運転資金等に不自由な面はないと考えております。
ロ 財政状態の分析
当事業年度末の総資産は1,025,942千円となり、前事業年度末に比較して115千円の減少となりました。
主な増減内容は、現金及び預金の減少23,660千円、有形固定資産の減少12,699千円、投資有価証券の増加29,349千円等であります。
当事業年度末の負債合計は118,033千円となり、前事業年度末に比較して957千円の減少となりました。
主な増減内容は、前受金の減少3,378千円、退職給付引当金の減少2,696千円、役員退職慰労引当金の増加2,873千円等によるものであります。
当事業年度末の純資産は907,908千円となり、前事業年度末に比較して841千円の増加となりました。
これは、繰越利益剰余金2,812千円の増加等によるものであります。
ハ キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しているとおりであります。

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