有価証券報告書-第110期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/26 15:07
【資料】
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【項目】
155項目
(4) 【役員の報酬等】
① 役員報酬決定の方針等
a 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬を決定するにあたっての方針等
(a)取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬の基本方針
取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬は、固定報酬、業績連動報酬としての賞与並びに譲渡制限付株式報酬で構成する。
ただし、社外取締役については、その役割と独立性の観点から、固定報酬のみとする。
(b)個人別の報酬の額又は算定方法の決定及び支給時期に関する方針
[固定報酬]
個人別の報酬額は、中長期的な経営環境や経営方針等を総合的に勘案のうえ、役職に応じた適切な水準とし、毎月金銭にて支給する。
[賞与]
中期経営計画を踏まえた重要な指標である連結営業利益に応じて変動する報酬制度とする。
個人別の報酬額は、役職に応じた固定報酬に基づき基準額を定め、各事業年度の連結営業利益の目標値に対する達成度合に応じて75%~125%の範囲内で調整することと定めた基準に基づき決定し、毎年6月の取締役の任期満了後に金銭にて支給する。
[譲渡制限付株式報酬]
個人別の支給株式数は、役職に応じた固定報酬に基づき基準額を定め、株式の割当に係る取締役会決議日の前営業日の株価に基づき決定し、取締役就任から1か月以内に取締役会で株式の割当決議を行い、当該決議日からさらに1か月以内に株式を支給する。
(c)個人別の報酬の支給割合の決定に関する方針
報酬が企業価値の向上をはかるインセンティブとして有効に機能するよう、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の固定報酬と業績連動報酬等(賞与及び譲渡制限付株式報酬)の支給割合は、目標達成時において、それぞれ7割程度と3割程度(賞与2割程度及び譲渡制限付株式報酬1割程度)とする。
ただし、社外取締役については、固定報酬のみとする。
(d)個人別の報酬の決定方法
取締役(監査等委員である取締役を除く。)の固定報酬及び業績連動報酬等(賞与及び譲渡制限付株式報酬)は、委員の過半数を独立社外取締役で構成する指名・報酬等諮問委員会において審議した後、株主総会において承認された総額の範囲内で、取締役会の決議にて決定する。
(e)決定方針の決定方法
取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬の内容に係る決定方針は、委員の過半数を独立社外取締役で構成する指名・報酬等諮問委員会において審議した後、取締役会の決議により決定する。
(f)当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等の内容が当該方針に沿うものであると取締役会が判断した理由
取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容の決定にあたっては、委員の過半数を独立社外取締役で構成する指名・報酬等諮問委員会において、役職毎の報酬が決定方針に照らし適切であるかの審議を踏まえ、取締役会にて判断している。
(g)株主総会の決議内容
[固定報酬]
取締役(監査等委員である取締役を除く。)に対して総額で年額2億円以内(うち社外取締役2,000万円以内)
(2022年6月24日開催の第108回定時株主総会決議。決議に係る取締役の員数(監査等委員である取締役を除く。)11名。)
[賞与]
取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)に対して総額で年額1億円以内
(2022年6月24日開催の第108回定時株主総会決議。決議に係る取締役の員数(監査等委員である取締役及び社外取締役は除く。)9名。)
[譲渡制限付株式報酬]
取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)に対して総額で年額5,000万円以内、年10万株以内
(2022年6月24日開催の第108回定時株主総会決議。決議に係る取締役の員数(監査等委員である取締役及び社外取締役は除く。)9名。)
b 監査等委員の報酬を決定するにあたっての方針及び手続
監査等委員である取締役の報酬の内容に係る決定方針は、監査等委員である取締役の協議により決定する。
・監査等委員である取締役の報酬は、固定報酬としての月額報酬のみとし、毎月金銭にて支給する。
・監査等委員である取締役の報酬は、株主総会において承認された総額の範囲内で、監査等委員である取締役の協議により決定する。
[株主総会において決議された報酬の総額]
年額6,000万円以内(2022年6月24日開催の第108回定時株主総会決議。決議に係る監査等委員である取締役の員数4名。)
② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
役員区分報酬等の総額
(百万円)
報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる
役員の員数(名)
固定報酬業績連動報酬非金銭報酬
取締役
(監査等委員を除く。)
(社外取締役を除く。)
16411235179
取締役(監査等委員)
(社外取締役を除く。)
18181
社外役員27275

(注) 1 上記には、2023年6月27日開催の第109回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役3名に対して支給した報酬等を含んでいる。
2 2023年6月27日開催の第109回定時株主総会において新たに選任された取締役1名から報酬等の受給辞退の申し入れがあり、その申し入れを受け入れている。このため、当該取締役1名については、対象となる役員の員数から除外している。
3 業績連動型報酬の額の算定の基礎として選定した業績指標は、連結営業利益であり、当該指標を設定した理由及び算定方法は、「第4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (4) 役員の報酬等 ① 役員報酬決定の方針等 a 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬を決定するにあたっての方針等 (b)個人別の報酬の額又は算定方法の決定及び支給時期に関する方針 [賞与]」に記載のとおりである。
4 業績連動型報酬は、当事業年度に費用計上した金額を記載している。
5 非金銭報酬として、取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)に対し、譲渡制限付株式報酬を交付している。
6 上記のほか、2022年6月24日開催の第108回定時株主総会決議に基づき、取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)の退職慰労金制度廃止に伴う打ち切り支給額として、当期中に退任した取締役3名に対し、44百万円を支給している。なお、この金額は、過年度の有価証券報告書において開示した退職慰労引当金繰入額である。
③ 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等
連結報酬等の総額が1億円以上であるものが存在しないため、記載していない。