有価証券報告書-第89期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/29 13:16
【資料】
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【項目】
136項目

研究開発活動

(設備工事業)
当社グループにおける研究開発活動は、主に「総合研究開発室」と「九電工アカデミー」を拠点とし、「技術基礎研究」「性能及び品質認証」「技術広報」の3点を重点取組みに掲げ、システムや製品の開発、調査研究並びに技術支援業務などに取り組んでいる。
なお、当連結会計年度における研究開発費は235百万円であり、当連結会計年度の主な研究開発成果は次のとおりである。
① 配電技術分野
配電技術分野では、九州電力配電線設備における建設・保守作業を、より「安全」、「高品質」且つ「効率的」に行うための車両・機械・工具の改良、開発、並びに工法の改善を行っている。
なお、配電技術グループにおける研究開発費は40百万円である。
② 電気技術分野
電気技術分野では、ハンドホールに接続する地中埋設配管用の防蟻対策部材について、未来工業株式会社と共同研究を開始した。また、3Dスキャナーを用いた既存建物の計測やレーザー墨出器による建築物への墨出し作業など、建築設備分野における先端測距機器の活用方法について、実証試験を行っている。
なお、電気技術グループにおける研究開発費は93百万円である。
③ 空調管技術分野
空調管技術分野では、省エネ効果や効果的な空調が可視化できる気流・温度シミュレーションの研究と運用に取り組んでおり、シミュレーション結果と実測値の比較検証を行い、精度向上に活用している。また、波動を用いた空調設備について立命館大学と実証研究を行った。
なお、空調管技術グループにおける研究開発費は102百万円である。
子会社における研究開発活動は特段行われていない。
(その他)
研究開発活動は特段行われていない。