有価証券報告書-第84期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/25 14:28
【資料】
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【項目】
166項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
(事業分離)
(子会社株式の譲渡)
(1)事業分離の概要
①分離先企業の名称
株式会社レスターホールディングス(現株式会社レスター)
②分離した企業の名称
都築エンベデッドソリューションズ株式会社(現株式会社レスターエンベデッドソリューションズ)、都築電産貿易(上海)有限公司(現RESTAR EMBEDDED SOLUTIONS(SHANGHAI)CO.,LTD.)、都築電産香港有限公司(現RESTAR EMBEDDED SOLUTIONS HONG KONG CO.,LTD.)及びTSUZUKI DENSAN SINGAPORE PTE.LTD.(現RESTAR EMBEDDED SOLUTIONS SINGAPORE PTE.LTD.)
③分離した事業の内容
半導体、ICT製品、電子機器、電子部品等の組み込み製品の販売・保守・サポート及びオフィスサプライ品の販売
④事業分離を行った主な理由
当社は、「お客様の成長をナビゲートし、ともに創りあげる集団(Growth Navigator)」となることを長期ビジョンに掲げ、“その達成に向けてリソースをシフトし成長事業を軌道に乗せるファーストステージ”とする新中期経営計画 「Transformation 2026」(2023年5月12日付公表)においては、事業ポートフォリオおよびグループ会社の再構築を重要戦略のひとつに位置付けています。
こうしたなか、当社グループの電子デバイス事業については、すでに、2021年5月14日付公表の「電子デバイス事業の分社化(会社分割)に関するお知らせ」に記載の通り、経営判断の迅速化や経営責任の明確化を目的に都築エンベデッドソリューションズ株式会社(現株式会社レスターエンベデッドソリューションズ)を分社化いたしました。その後、着実な成果を生み出しつつあるものの、同事業を取り巻く競争環境は今後ますます厳しさを増すと想定されること、当社グループのコア事業である情報ネットワークソリューションサービス事業とは事業特性が異なり十分なシナジーが見込み難いこと、資本効率性の観点で課題があること等から、当社では電子デバイス事業の在り方について更なる検証を進めてまいりました。その結果、本中計戦略に基づき、電子デバイス事業を展開する対象企業の全株式を株式会社レスターホールディングス(現株式会社レスター)に譲渡し、成長領域で事業を展開する情報ネットワークソリューションサービス事業に各種経営資源を集中することが当社グループの持続的成長と一段の企業価値向上、および電子デバイス事業の持続的成長に最適であるとの結論に至りました。
株式会社レスターホールディングス(現株式会社レスター)は、「エレクトロニクスの情報プラットフォーマー」を目指し、半導体・電子部品の販売・ソリューション提供を主力事業として展開していることから、対象企業がこれまで培ってきたノウハウやネットワーク、人材等の価値を最大限に活かし、電子デバイス事業の更なる成長に繋がるものと考えています。
⑤事業分離日
2024年1月9日(みなし譲渡日2023年12月31日)
⑥法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする事業譲渡
(2)実施した会計処理の概要
①移転損益の金額
関係会社株式売却益39百万円
②移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産20,417百万円
固定資産631
資産合計21,049
流動負債8,234
固定負債652
負債合計8,887

③会計処理
連結上帳簿価額と売却価額との差額を関係会社株式売却益として特別利益に計上しております。
(3)分離した事業が含まれていた報告セグメントの名称
電子デバイス事業
(4)当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額
売上高22,333百万円
営業利益487